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男は旗



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【この小説が収録されている参考書籍】
男は旗
男は旗 (新潮文庫)
男は旗 (光文社文庫)

男は旗の評価: 4.80/5点 レビュー 5件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

改めてその死が惜しまれる!

この人の物語りにはロマンがあります。カッコいいです!あの超名作の
「ダック・コール」とは違ったカッコよさがこの本にはあります。
大人のための寓話。読書の間「夢」をみることができます。
稲見一良の本をまだ読んだことのない人は是非読んでみてください。
男は旗 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:男は旗 (新潮文庫)より
4101218137
No.4:
(5pt)

いつかジブリで・・・

この作品を含め、稲見さんの作品は全て読みました。もう10年くらい前になります。最初は父に薦められてでした。特にこの「男は旗」は大好きです。比較的読みやすく、軽く読めますが、何度読んでも胸がわくわくします。いつか、ジブリで映画化されないかなぁと密かに思っています。実写化は厳しいけど、アニメだったらイメージどうりに作れるんじゃないかな。
男は旗 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:男は旗 (新潮文庫)より
4101218137
No.3:
(4pt)

現代海洋冒険ファンタジー

本書のベストセリフ「初めから終わりまで、つまらない言葉の羅列に尽きるシロモノをジュンブンガクという。だが眠れない夜、睡眠剤としては効果がある、と言った男がいる。第一、純文学とか通俗文学なんて区別するのは日本だけだ。わたしが書きたいと思うのは、ハルヲ・サトーのいう"根も葉もない嘘八百"だ。物語の中の男や女と一緒になって、ワクワクドキドキする小説だ」登場人物のぎゃーじん作家のセリフだが、これはそのまま稲見一良 氏の心情でもあろうな。本書はなんと、現代海洋冒険小説である。西村寿行 以外に現代海洋冒険小説なんて書いた日本人はいないと思っていたが、さすが稲見一良 !船籍の無い海賊船として日本を出航する前に、暴走族退治のオマケがあるのが、デラ楽しい。狭い日本の中で無頼を気取っているのは笑うよな。男なら海へ空へ旅立つべきである。船だけでなく、飛行艇二式大艇12型も分捕って旅立つ壮大な物語である。海上保安庁や自衛隊と戦うエピソードも読みたかったな。潜水艦なだしおやイージス艦あたごに殺された人々の遺族が、シリウス二世号を作って自衛隊に復讐するという物語、誰か書かないかなw
男は旗 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:男は旗 (新潮文庫)より
4101218137
No.2:
(5pt)

復刊おめでとう

さくさくと楽しく読める。大人の童話として、童心に帰って読むことを強くお薦めしたい。特に仕事に疲れたサラリーマンが緊急避難として読めば、リフレッシュされること請け合いである。このGW、読む本がないという貴兄、2時間程度旅に出ないか。
男は旗 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:男は旗 (新潮文庫)より
4101218137
No.1:
(5pt)

男心をくすぐる傑作冒険譚

数は少ないながらも傑作ぞろいの稲見作品の中でも、一,二を争う超おもしろ冒険譚。<BP>動けなくなり、ホテルとして利用されている船「シリウス号」に一クセ二クセある人々が集まった。シリウス号は人手に渡ろうとしている。そんな奴らにこの美しい船を渡してなるものか!動けないなら動くように直しちゃえ。目指すは財宝の眠る宝島!どうです、読みたくなったでしょ?<BP>稲見作品には男の友情、自然との触合い、自分を見つけるため・守るための戦いがよく描かれる。言葉にするとこれほど陳腐なものは無いのだが、読んでいる間はそんなことに気付くこともなく、物語の中に没頭できる。超一流の物語作家・稲見一良の作品の数々、これからもずーっと読み継がれていってほしいものです。
男は旗 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:男は旗 (新潮文庫)より
4101218137

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