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ノーフォールト
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ノーフォールトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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私はいま医学生ですが、この本を読んで産婦人科の現状を知り、そして大変だからこそ自分にもなにかできるのではないかと思い、産婦人科医になることを決意しました。実際にあった話の様で、最後はどうなるかと思いながらどきどきしながら読み終わりました。この学生の時期にこの本に出会えてよかったです。 | ||||
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現役の産婦人科医(大学教授)の著作。卒後5年目の女性産婦人科医が、緊急帝王切開後の母体死亡で医療訴訟を受ける。手術等臨床場面のリアルな描写は秀逸。医師と患者、どちらも悪くないにも関わらず起こる法的対決…。著者のノーフォールト(無過失)補償制度設立への強い祈りが伝わってきます。現在の医療危機について考えさせられる一冊です。 | ||||
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現役の産婦人科医(大学教授)の著作。 卒後5年目の女性産婦人科医が、緊急帝王切開後の母体死亡で医療訴訟を受ける。 手術等臨床場面のリアルな描写は秀逸。 医師と患者、どちらも悪くないにも関わらず起こる法的対決…。 著者のノーフォールト(無過失)補償制度設立への強い祈りが伝わってきます。 現在の医療危機について考えさせられる一冊です。 | ||||
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新聞の書評や,こちらのレビューをみて,是非読みたくなり購入しました。前半はとてもおもしろく,一気に最後まで読んだのですが,後半はちょっと自分にはいまいちでした。作者の熱いメッセージはよく伝わったのですが,せりふが説明口調すぎたり,医者は聖職者,というかのような雰囲気が強すぎて,ややしらけてしまいました。自分の周辺では,医師には確かに受けがよいようですが,弁護士にはやはり不評でした。訴訟の記述にもかなり誤りがあるようです。 でも,全体を通しておもしろかったです。ノーフォールト制度は是非早期に実現してほしいと思いますし,そのことを強く世間に訴え,意識を喚起するという点で,いろんな人におすすめしたい本ではあります。 | ||||
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産婦人科の過酷な労働実態をそばで見ている他科の医者としてはとてもリアルな小説です。でも、途中あんまり心が痛くて飛ばしてしまったところもありました。病院関係でない人にこそ読んで考えて欲しい本。 | ||||
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私は医療従事者ではないが、医療事故と医療過誤の区別もつかないで感情的な報道をするマスコミを日ごろから苦々しく思っている。マスコミ関係者に是非読んでもらいたい。 | ||||
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私は産科の現場を離れた医師です。分娩や手術の現場にいる人間に出来ることは、その瞬間瞬間に考えられる中で「最善を尽くす」事しかありません。いわば冬山の絶壁、ブリザードの中ではいつくばって自分の五感のみをたよりに進むようなものです。悪意のない限り医療過誤の訴訟で原告が勝訴する確率はあまり高くありません。しかし悲しみにうち沈む遺族に対して何らかの補償は必要で、これがわが国では医師の責任追及という形でしか出来ないことが最大の問題なのです。筆者の岡井先生は昭和大学医学部産婦人科の現役教授で、超多忙の中でお書きになったことは驚異的ですが、現在の医療をめぐる情勢が、それほどひどい、危機的状況であるということを憂慮されたことがひしひしと感じられます。医療における無過失保障制度を一刻も早く実現させることを世間に知らせるには最もよい方法で、すばらしい才能に驚きました。 | ||||
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手術のシーン、治療方法を討論するシーン、裁判のシーン…実際に経験している現役の医師ならではの臨場感に圧倒されました。特に、メスを持つ手の感触までが伝わってくるような手術シーンは圧巻。そして心に残るのは、過酷な勤務、プレッシャーに苦しむ医師の姿。金持ちでベンツに乗っているみたいな医師のイメージが、いかにイージーなものだったか、思い知らされました。タイトルにも使われている無過失補償制度の早期実現を願います。 | ||||
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現在、医療崩壊、産婦人科が言われております。その現状の中で医学部の現役教授が著した本格サスペンスです。科学者としての冷静な筆致に、臨床医師としての熱い想いが秘められ、内容はスピード感にあふれ、いくつもの出来事が同時並行で現れる。まさに日本版ER小説版です。岡井教授は医学書の著書は多いのですが、小説は処女作とのこと。日本のマイケル・クライトンがデビューしました。 | ||||
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妊娠中の妻が通院中のクリニックで主治医に勧められて妊婦健診の帰り道、駅前の書店で購入したそうです。題名の「ノーフォールト」って何? 読む本も無かったので、寝しなにパラパラとページをめくってみました。導入部から難しい医学用語が出てきて多少めげそうになりましたが、緊急手術が開始されるころから次々と起こる緊迫した状況に次第に引き込まれていきました。正直お産って無事に産まれて当たり前と思っていましたが、出血何リットルという壮絶な描写に妻の出産が少々怖くなりました。今はただ、この小説の主人公のように懸命に治療にあたってくれるお医者さんにあたることを願うだけです。でも、もし自分の妻やまだ見ぬ子供がお産がきっかけで命を落としてしまったら・・・納得できないし、恐らく主治医の先生を憎むと思います。治療に全力をつくす医師とクライアントのためにあらゆる法廷戦術を駆使する弁護士少なくとも自分が同じ立場になったら、妻の死に関してこんな駆け引きはして欲しくはないと思いますが、こればかりはその場にならないと分かりません。睡眠薬代わりに読み始めましたが、気がついたら午前3時過ぎまで夢中になって読んでしまいました。この本は自分も含め、これからお産を控えている未来のお父さん方が読むべき本かもしれないと思いました。 | ||||
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