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ノーフォールト
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ノーフォールトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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インフォームドコンセントは、本来患者がこれから受ける治療を理解し、きちんと納得するために行われるものだと思いますが、現状は医師が将来起こりうるかもしれない訴訟を防ぐための説明になっているのではないかと感じることがあります。 本書は私が感じてきたこの点に、医療者側の視点から答えをくれる良書でした。 とかく難しくなりがちな医療系の話を、出産を経験した人ならばイメージがつきやすい身近な物語となっています。柊先生は理想のドクターです。 終盤に本書の主題が一気に表れ、大きな渦に巻き込まれるような感じでした。 皆様に読んでほしい素晴らしい本です。 | ||||
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お医者さんが書かれているからか、専門分野についての詳細は事細かいが、他のベストセラー作家さんと比べると、文章があまり上手ではない気がする。 会話の部分がドラマの台本みたいで、誰が誰に話しているのかよく分からない。卒業式などの「よびかけ」みたいでもある。 話し言葉の度が過ぎているため、臨場感があるといえばあるが、稚拙な文章に思える。 最後の15ページくらいで厳しい現状を伝えたいんだろうけど、内容は同じことの繰り返しで、差出人に「は???」となりなんとも後味が悪い。 | ||||
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とても、綺麗な状態のお品でした。迅速で誠意ある対応に感謝します。 | ||||
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現役のお医者さんで本業の傍らに書いたとのこと。 素人が書いたにしては文章はちゃんとしていて読める。 拙いところは多々あるが、普通に読めるのはたいしたものだと感じた。 本筋としては大学病院の産婦人科に勤める若い女医が、帝王切開後に死亡した患者遺族から訴訟を起こされメンタルがやられていく。 その他産婦人科、ひいては日本の医療界は不備が多いと著者が医者として感じているであろうことを主張している。 確かに楽とはいえないし、制度の不充実はあろうが、医者しか世間を知らない甘さが目立つ。 「先生」などと呼ばれる職業に就くとこうも自分中心で甘ったれた考えになるのか。と改めて思った。 | ||||
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女性として産婦人科の大切さと命の大切さが痛いほどわかります。 めっちゃ引き込まれて読んでしまいました。 | ||||
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主人公の女医さんが、大学病院の先生には珍しく人間味のある方で魅力的でした。病院の先生は普段感情的なこと(かわいそうだとかおきのどくだとか)を言わないので「口では言わないけど、本当はこう思って治療しているのかな」と、お医者さんの胸の内を推し量るのにも役立ちました(ちょうど通院中に読んでいたので)。 | ||||
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医療と法律の関係など、考えさせられる。だが、小説というよりも現状レポート。 | ||||
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医師の立場から見た医療問題に関する小説ということで、特に手術や医師同士の緊迫したやり取りの場面などにリアリティを感じました。 また産婦人科を中心に、医師不足や訴訟リスクが現場の人間にどのような悪影響を与えているか、またそれらの問題に対する著者の考える 解決方法までが提示され、非常にわかりやすく具体的で、また考えさせられる内容でした。単なる小説以上の価値があると思います。 | ||||
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ネタバレありです。 ↓ ↓ ↓ 作家というお仕事は、私たち一般読者にただ面白い物語を提供することではなく 作家たる人が、命を懸けて訴えたいことを、エンターテーメントの形を借りて 何も知らない、関心のない人々に伝えることなのでしょう。 岡井先生は医者として多くの命を救い、多くの人の人生に貢献してきたことに 飽き足らず、産婦人科の現状を日本社会に訴え、そして制度改革に奔走されている。 産科医療保障制度は仕事柄、少しは耳にしていたが、こういう現状を改善するために 成り立ったものだとは知らなかった。 それにしても神様は、優秀な医者となるべき才能を岡井先生に授けただけじゃなく こんな名作を書ける作家の才能まで与えたのですね、ずるいです。 私が間抜けなのか、最後の手紙の差出人の「岡井って誰だ」としばらく 悩んでしまいました。 実に見事な構成です。 初めて岡井先生の作品を読みましたが、他の作品も当たってみます。 柊先生がハッピーエンドでほんとに良かった。 | ||||
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中古の可で買いましたが状態は非常に良かったです。 産婦人科、大学病院がどのような仕事をしているのか想像しやすい本だと思います。 | ||||
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胎児徐脈による緊急帝王切開 という語を聞いて、パッと分かる方は産婦人科勤務か、もしくはそれを経験した妊産婦のみだと思います。 まさにわたしはその手術を先日経験しました。 何気なく購入した本でしたが母子共々無事に済んだことを、産婦人科の先生方に改めて感謝できました。 多くの妊産婦さんたちに、この本を読んでもらいたいです。 | ||||
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サスペンスもしくはミステリーとしても、小説としても物足りないと感じざるを得ない。ただし、題材と著者の主張には訴えるものがあり、それが強く迫ってくる。 医療裁判は増加しているものの、医師(医療を提供する側)にとっても、患者(医療サービスを受け取る側)にとっても、日々の医療が貧しくなりつつあるのではという現在の状況下、本作は現在において最もその傾向が顕著に表れている産婦人科で起きうる症例を題材として、問題を提起している。 面白い小説も大切だが、強いメッセージを持った小説も重要である。評者は、上手いだけで訴えるものがない小説よりは、本書のように物足りない部分を持ちながらも、色々と考えさせられる作品を評価したいと思っている。著者のさらなる奮闘を期待する。 | ||||
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医者の世界は特別なんだっと思っていましたが、主人公の人間性にホッとしました。 ちょっと頭が良いだけで、普通の人なのですね。 作者岡井様に敬意を表します。 | ||||
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小説としては文章力がなく、また、かなりの部分が著者の医療崩壊についての主張でしめられ、エンターテイメント性を落としている。最後の著者から主人公にあてた手紙はまったく不要。読んでいて自己陶酔に気分が悪くなった。医療小説は久坂部羊のようなストーリーテラーでしか読みたくない。この本は即ブックオフ行きにしました。 | ||||
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「ギネ」のドラマも見ていたので、奈智は藤原紀香さんのイメージで読みました。読みやすいながらも今の医療の構造的問題について考えさせられ、興味深く読みました。リアルな描写だと思いましたが、まさか多忙を極める現役産科医の先生が執筆されたとは驚きました。 来月出産予定の妊婦ですが、簡単にサインしたあの紙(無過失補償制度)にこんな背景があったとは。それでもまだ十分な制度とは言えないのですね。最善な結果に向けて努力した医師・患者とも救われる制度となっていって欲しいです。 | ||||
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先天性凝固因子障害。 まさか、こんな希少な疾患名が出てくるとは。 産婦人科問題が、リアルに絵ががれていて、引き込まれます。 Kindleでよみましたが、2冊分が1冊になっていて、お得でした。 | ||||
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産婦人科医師です。 大学産婦人科の教授が書いているだけあり、内容はとてもリアルで、すごく面白かったです。 ドラマ「ギネ」とは少し違いますが、内容としては大満足。すぐに読み終わってしまいました。 | ||||
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とても綺麗な状態でしかも迅速に届いたので大変ありがたかったです。毎日の通勤での楽しみが増えました。また是非お願いしたいなと思っています。 | ||||
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ドラマと全く同じ内容なので、ドラマを見終わって抜けている部分を期待して読むと 期待はずれです。このドラマを見なかった人なら十分読み応えあると思います。 | ||||
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藤原紀香さんの大きな顔が目立ち、手に取りました。TVドラマの原作、産婦人科が舞台と言うことで、女性たちの人間模様を綴った作品かと思っていたら・・・かなり硬派な医療問題を扱っていました。自分の子どもが生まれてきた時の感動は、いつの間にか忘れていましたし、まして、支えていただいたお医者様のことはお顔も覚えていないような・・・。それが当たり前のことだと思っていましたが、本作を読むと、改めて母子ともに無事な出産を迎えることのありがたさが分かります。著者の岡井氏は現職の産婦人科医ということで、あとがき(その前に意外な登場の仕方もされますが)に本作執筆の意図が書かれています。私のような一般人には、現在の医師不足や医療過誤(事故?)の本質論は理解できませんが、こうした作品に触れることで、課題があることだけは認識できます。何より、患者と医師の信頼関係の構築を訴える姿勢には、とても共感できました。主人公の奈智が成長した次作を、ぜひ読んでみたいと思いますが、殺人的忙しさの著者に期待するのは酷でしょうか・・・ね。 | ||||
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