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正義のミカタ I'm a loser



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【この小説が収録されている参考書籍】
正義のミカタ―I’m a loser

正義のミカタ I'm a loserの評価: 3.88/5点 レビュー 40件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

ミカタ…ね

いじめられっコとして暗黒の高校時代を送った青年が、大学生デビューで一転、正義の味方になってしまうというお話。

ひょんなことから大学の”正義の味方研究部”に入ってしまった主人公。本作品は、出だしからポップな展開だ。いじめられっコの華麗な人生逆転ものだろうか。

先輩らと共に事件を解決したり、クラスのヒーローに祭り上げられたり、友情を育んだり、気になる女子が現れたりと、典型的な青春小説の様相を呈する。

しかし、クライマックスにかけては予想外の方向へと向かうのだった。この結末は、成長小説としてアリだろうね。
正義のミカタ―I’m a loserAmazon書評・レビュー:正義のミカタ―I’m a loserより
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No.9:
(3pt)

独立独歩

主人公は「正義の味方研究部」に入部したとき「答え」を見つけたと思っただろう。しかし「答え」は人それぞれ違うものであり、周りはそれを探す手助けしてくれるかもしれないがどこかで独立する必要がある。主人公は先輩とは全く違う正義を追求することになるだろうが、それも違う過去を背負う人間である以上本来当たり前のことなのだ。
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No.8:
(3pt)

あなたの正義は?

筋金入りの「いじめられっこ」亮太は大学進学をきっかけに自分を変えようと「正義の味方研究部」に入部する。わかりやすい勧善懲悪なのかな〜だったら今ひとつ…しかもいつもと雰囲気が違うな…と色々思いながら読んでいたのですがやはり最後は本多先生らしいというか簡単にはおわらせないんだな…と思って本を置きました。読後爽やかで読みやすく、面白かったです。「正義」の定義とは「正義」の「ミカタ」とはいじめられっこだった亮太が必死に「自分の正義」を貫こうと決意する様は格好よかったです。
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No.7:
(3pt)

負け組の物語

読見終えた直後の感想は、「タイトルとサブタイトルが逆では」。つまり負け組の物語であることがメインテーマなのでは、と。そして最後が、それまでの流れからすると登場人物の行動が唐突な感じがぬぐえません。うまく決まっていれば、星4つ5つあってもおかしくはない作品だったのですが。
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No.6:
(3pt)

一体、この作家に何があったのか

本田孝好といえば、独特の文体で、むしろ息苦しい小説が多い。それが、突然、今までは全く違う小説を書いた。一体、彼に何が起ったのか?なぜ、この作品を書いたのか?不思議でならない。この作品自体は、今までの作品と違い、軽く読める。それなりに面白い。まあ、適度な時間つぶしにはなる小説。今後、本田孝好は、どんな作品を書いていくつもりなのだろう。それに少し期待したい。
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No.5:
(3pt)

爽やかだったのに

元いじめられっこの蓮見亮太が入った『正義の味方研究部』で正義の味方の仲間と楽しい学園ライフを送りつつ、正義の見方について考えたそんな話。途中の世間の不公平、人は見かけに左右されるなど共感する所はあるが、最後肝心の正義の見方で、いまいち納得ができず。融通が利かない私は、自分の正義を貫きたい模様…読後もやもやするので、すぐに再読決定!
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No.4:
(3pt)

できる範囲で。

主人公は大学の部活「正義の味方研究部」にひょんなことから入部。いじめられっ子だった主人公が、先輩達と大学内のもめ事を解決していく中で、自分の中の正義を考え始める主人公。正義の定義に真剣に悩む主人公の奮闘ぶりが、「正義」とは?と考えるきっかけをくれる本でした。
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No.3:
(3pt)

真の正義の味方かどうかは見方によって異なるのでミカタ

主人公は蓮見亮太。腕っ節も強くないし、ハンサムでもないし、成績もよくないし、家庭も豊かではない。いじめられっ子で、暴力を振るわれ、金を巻き上げられの高校生活。でも成績優秀な妹に勉強を教わり何とか飛鳥大学という三流大学に入る。そんな大学でも亮太の高校からの進学は少ない。ところがその大学に高校時代のいじめっ子がいて、ゆすられ暴力を振るわれているところを正義の味方研究部の部員に助けられる。亮一は、惨めな高校までとは別世界の大学生活に・・・。研究部はサークルのスカイドルフィンでのレイプ事件、スウィートキューカンバーズでの怪しげな動きなどを解決してゆくのだが、亮一はある先輩に惹かれてゆく。そして研究部の部員の考えている正義になんとなく違和感を覚えてゆく。強い者と弱い者、いじめっ子といじめられっ子、で感じ方が違うのだ。そして制裁を受ける覚悟で退部を決断するが・・・。全体的に所詮はloser(負け犬)なのだからという通奏低音が主人公に流れているのが哀しい。映画「スタンドバイミー」や桐野夏生の「メタボラ」とも類似性を感じます。
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No.2:
(3pt)

やっかいな本

413ページの書き下ろしは、どうも納得出来ない本だった。何でだろう・・・面白くないこともないし、最後まで読む気が削がれることもないのに、読み終わったら騙された感じなのだ。高校3年間をいじめにあった蓮見亮太は自分の人生を変えるべく頑張って、高校の同級生が誰も行かない大学に合格した。晴れて人生をやりなおすつもりの亮太の前に、高校のいじめっ子が登場。その亮太を救った桐生友一にスカウトされ正義の味方研究部に入る。この本の中で問われる正義は間違ったことを言ってはいないのだが、対にある悪の捉え方がどうも偏りがあって引っかかる。世の中の不公平についてかなりページを割いて語られる降りで、生活のレベルとか、三流大学とか、犯罪に手を染める弁護が短絡なんだと思う。何ていうか・・・そういう理由付け出来る環境からくる犯罪ではなく、世間から見たら満たされている環境でありながら犯罪に手を染めてしまう満たされない孤独の重さには見向きもしない幼い正義感が心に引っかかるんだと思う。カッコ良くない生き方奨励みたいなラストも、主人公は満足してるみたいだけど、私には大きなお世話みたいな行動に映るから、この作品に対し始末におえない気持ちになるんだと思う。悪気の無い人ほどやっかいな人はいない。そんな気持ちにさせるやっかいな本。こういうやっかいな本は、下手したら売れるかもしれない。そうなると・・・これが本多孝好代表作品になったら、私は個人的に嫌です。
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No.1:
(3pt)

面白いけどもっと深みがほしかった

基本的にはいじめられっ子・亮太の成長を記した青春小説でである(成長といっても期間は4月の入学から5月のG.W.明けまでの1ヶ月弱ですが)。亮太とトモイチの係わり合いが面白おかしくかかれており、読みながらついニヤッとしてしまった。 もう一つこの小説のテーマは正義である。「正義の味方研究部」とは大学にはびこる悪を懲らしめる正義の集団(大学のクラブ)のこと。はじめのうちは悪の形態がわかりやすく、「正義の味方研究部」の活動がかっこよく見えたが、だんだん何が正義なのかが考えさせられるようになった。 友情あり、ちょっとした恋愛ありの青春ドラマとして楽しむもよし、いじめられっ子の成長を見る人情ドラマとして楽しむもよし、正義とは何か(そこまで堅苦しくはないが)について考えるもよし。いろんな意味で楽しめる小説だと思う。ただし全ての話が中途半端で読後のすっきり感が今ひとつであった。
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4575235814

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