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真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-B
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【この小説が収録されている参考書籍】
真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-Bの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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渋谷でライターと打ち合わせするときの自分を自分たらしめているものはなにかの回想、水穂の父との会話など小説の薄さに反比例して、印象的なシーンや展開が繰り返される。 会話も自然かつユーモアがある内容ですっと入ってくる。 好きな小説の一つです | ||||
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登場人物の息づかいを感じることが出来るような描写が多くて、まるですぐそばに居るような感覚で読みました。面白かったです。 | ||||
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とてもきれいな状態でした。 | ||||
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side-Aからの続きですが突然2年後に飛んでいます side-Bは愛についての話が多かったですが 一卵性双生児とはいえこのようなことはあり得ないなと思いました 2冊続けて読みましたが、本多さんの他の本に比べて 感情が揺さぶられるところは少ない作品だなと思いました | ||||
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独特の文体と表現が、独特の世界観とマッチしていると思いました。 不思議な作品でした。 ストーリー展開には、 予想を裏切られ続きました。 そして、最後には、深く考えさせられました。 ヒトって何?自分って何?人生って?恋や愛は? 読んでよかったと思います。 | ||||
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side-Aから物語は一転、かすみの葬儀が執り行われている。かすみは、ゆかりとスペインからセビーリャへ向かう旅の途中、列車事故で命を落としてしまったのだった ・・・ なるほど、side-Aとside-Bはガラリと様相がかわる。しかしながら、二分冊にした意味はどこに?時系列として、side-Aの続きがside-Bなわけなのだから。 ”僕”は、ゆかりと結婚した尾崎と同じく、かすみの死に違和感を抱いている。 かすみは、ゆかりと入れ替わっているのではないか。 side-Aと違ってミステリアスな展開のside-B。謎の決着はもちろんのことだが、本作品は”僕”がどう過去と折り合いをつけていくのかが見所だ。”僕”の成長の物語としても読むことができる。読む前の予想が覆ってしまったが、恋愛小説のside-A、ミステリのside-Bと考えるならこの構成もありなのかなとは思った。 | ||||
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さすが本多さんです。MOMENTやMISSINGなども素晴らしいです。ぜひ、お好きな方は読んでみてください。 | ||||
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とにかくこの人の文体が好きです。 後半を読み始めたばかりで、出だしから急展開で驚きましたΣ(゚д゚lll) 主人公のキャラクターがバラバラしてるというか世間様の前と女性の前だと違うということなのかもしれませんが、私はあまり掴みきれず、というか理解はできないのですが( ̄▽ ̄;) でもストーリーはミステリーっぽさもありながら、恋愛要素もあって引込まれます。 | ||||
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映画を見る前に、小説でも読もうと。カスミさんが好きです。久しぶり小説を読みました。ちょっと読書の感覚が戻りました。 | ||||
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Side-Aから二年後、全く予想していない展開から終盤までの主人公の世界観、人生観が非常に深く、それでいて冷たくも感じる。 今の自分も人生観について主人公のように暗く(現実的?)考える傾向にあるからなのか共感でき、また作中で完全な答えを見出しているわけでない為、何度読んでもその時の受け取り方によってどのようにも解釈できる作品だと思う。 自分の中では満点でした。描写も完結でスムーズに読める。普通の恋愛もの以外を読みたくなったら迷わずオススメする作品です。 | ||||
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幸せって・・・やはり好きな人の傍に居れる事ですかね。 何もかも?自分の想いは?周りは? 考えさせられますが、面白いと思います。 | ||||
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以前、愛した人のお墓の前でつぶやいた言葉、 「なあ、今の君に今の僕はどんな風に見える?」 でジーンときた。 一度愛した人を簡単に忘れられるはずがない。 死んで何も感じないわけはない。 自分が愛した記憶のある人はこれからもずっと愛し続ける。 | ||||
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多作品の特長である現実とわずかに違う温度を感じさせる 不思議さ みたいなものが、今回もあった。それが後々まで読むものにまとわりついて離れない。この感覚が面白い。だからこそ本多氏の作品がすき。「 一卵性双生児の すみれ と ゆかり 」己の存在に疑問をいだきまた、一方を失うことで更に己の存在についてを悩む姿が狂気を予感させた。さらさらと一気に読んでしまう作品。 | ||||
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多作品の特長である 現実とわずかに違う温度を感じさせる 不思議さ みたいなものが、今回もあった。 それが後々まで読むものにまとわりついて離れない。 この感覚が面白い。だからこそ本多氏の作品がすき。 「 一卵性双生児の すみれ と ゆかり 」 己の存在に疑問をいだき また、一方を失うことで 更に己の存在についてを悩む姿が 狂気を予感させた。 さらさらと一気に読んでしまう作品。 | ||||
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一卵性双生児をうまく使って、偶然が重なり合いながら、物語は結末へと向かってゆく。欲を言えば。。。。全体として、A面で出てきたバイプレーヤーたちにもう少し役割を与えて、結末に向かってくれたほうが、もっと楽しめたかな。それと、題名にもある5分ずれた時計も結末にもっと絡んできてくれるとより、強く印象に残ると思いました。そうはいっても、この作品は非常に面白い。たまには、こんな本を読まないといけないですね。 | ||||
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side-Aより2年が経過した世界で始まる今作。前回でのラストからどう続かせるのか?と思っていたので、まるで別のアプローチに少し驚きました。けれど、だからこそ薄いページ数にも関わらず上下巻で刊行されたのだと納得できました。side-Aでは主人公の描写に少なからず不快感を覚えましたが(それは私の中に共感できる部分があったからかもしれません)、side-Bでは主人公の感情がスッと心に染み込んでくるようで、読後感は良かったです。 | ||||
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決して一冊にまとめられないほどの長編というわけでもないのに、side-A、side-bと二冊に分けてあることがとても不思議だったのです。でも読んでみて納得。BはAから約2年ほど後を描いていますが、主人公の周辺には大きな変化がいくつも見られ、その変化を描く意味でも二冊に分けたことはとても効果的に感じます。サスペンスっぽい要素を感じつつも、でもやっぱりこれは恋人の死による空白を埋められない主人公の心の物語。水穂の死とまっすぐに向きあった後の主人公がすがすがしく、途中は「恋愛小説」ということに首をかしげる展開ではあったものの、水穂の存在と個性が大きく描かれていくにつれ、これは恋愛小説だと言い切れるように感じました。素敵でした。 | ||||
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無感情な悲しみを基盤にして成立している、冷えた日常を描く恋愛小説。只管に感情面が前面へと押し出されていて、下手な恋愛小説に見られるページの無駄が少ない。物語の結末に至るまで、ストーリーの展開が呆れるほどに陳腐ではあるのだけれど、20代後半位の年代の男には相当の割合で巧く感じられると思える、そんな言葉の運びが好い。主人公は、一種の幸運な、現実味のあるヒーローみたいなものだ。但し感情描写はside-Aよりも雑。 | ||||
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続きも期待を裏切らない一冊です。 特に昔の彼女を連想するシーーンは涙を誘います。 哀しいくらい人を好きになって、幸せを目指した人が とるべき決断は・・・・・・・・・・・・・・・・ もし自分が主人公だったらどうしたか?ということを 考えさせられた作品でした。 読み終えてた時、この表題は最高だと感じることでし ょう。 最近発表されたものであったらなら、間違いなく何か の受賞作になっていたと思います。 | ||||
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side-Aで、あまり身近にいなさそうな主人公の人間性になぜか惹かれてしまった。side-Bではどう変化を起こしてくれるのか? そんな期待を持って読み進めていった。が、相変わらず魅力的な人間の心の描写が素晴らしいと思う。きっと冷たさ、温かさを両面感じられる事ができるだろう。 | ||||
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