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真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-B
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【この小説が収録されている参考書籍】
真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-Bの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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読みやすかったです。 薄い本で読みやすいので、あまり本を読まない方向けのライトのベルだと思いました。 二冊ともに涙するシーンがありましたが、side-Bはそんなオチにしないで素直な展開にすれば白けることなく感動的な物語として綺麗にまとまったのにとっちらかった印象で終わりました。 | ||||
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決してつまらなくは無いのだけれど,どうしてもノルウェイの森の影がチラつく作品.こちらのほうがややミステリーチックな感じはあるが,その分,文学性が失われてしまっている.ラストシーンは意外ではあったけれど,少し淡白すぎるきがする.人物描写が薄っぺらで感情移入などできなかった.side-Aで終わりのほうが良かった気もする・・・ | ||||
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この著者の本を読むのは三作目でしたが、一貫して感じる事は「あまりに子供じみた大人の描写」です。十代後半の少年、少女が抱くような、自意識過剰の大人。主人公の設定が20代後半なのですが、とても自分より年上とは思えないような、感情を壊した登場人物たち。20代後半ともなれば折り合いが付くものだと思うのですが…と、批判的な意見を書きましたが、切なさに関しては流石。という感じです。「この小説は…(出来に関して)どうなんだろう?」と思いつつ読んでいましたが、最後の1ページは秀逸だったと思います。著者の年齢が若い事もあり、「大人」が書けていない作品が多いと思っていますが、これから40代、50代になられた時の作品が楽しみです。 | ||||
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この著者の本を読むのは三作目でしたが、 一貫して感じる事は「あまりに子供じみた大人の描写」です。 十代後半の少年、少女が抱くような、自意識過剰の大人。 主人公の設定が20代後半なのですが、とても自分より年上とは思えないような、 感情を壊した登場人物たち。 20代後半ともなれば折り合いが付くものだと思うのですが… (追記:本棚において置いたのを再度読みました。初投稿から月日が経ち、 自分自身も20代後半になりましたが、やはり、リアルな20代後半はここまで子供ではありません。) と、批判的な意見を書きましたが、切なさに関しては流石。という感じです。 「この小説は…(出来に関して)どうなんだろう?」と思いつつ読んでいましたが、 最後の1ページは秀逸だったと思います。 著者の年齢が若い事もあり、「大人」が書けていない作品が多いと思っていますが、 これから40代、50代になられた時の作品が楽しみです。 | ||||
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正直に言えば、あまり面白くなかった。 なんていうか。 この作者は大人を描くのが下手だと思う。 大人になりきれていない大人とか、 思春期の子供とか問題のある人とか。 そういう人を書くのは得意なのに。 どうもイマイチ乗り切れなかったというか。 残念だ。 また不思議もの書いて欲しいな。 そうだなぁ、ALONE TOGETHERみたいな、さ。 | ||||
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心地よい文章の小説だな、というのが第一の感想。この書き手は日本語の語感が潜在的に持っている軽やかさや美しさというものをよく知っていて、だからこそ綴れる魅力的な日本語がここにはあると感じました。 では物語そのものはというと、主人公の「僕」の大いにふてくされた感じは「side-A」以来、相変わらずです。ただし、私は「side-B」の「僕」のほうに、ちょっぴり大人びた印象を持ちました。二年の歳月というものは、どんな若者にも少しは成長を促すものだなという思いを抱かせます。 ですからほんのわずかではあるけれども、「side-B」のほうに好感が持てたといえます。二年の歳月の些細な描き分けはまずまずお見事といえるでしょう。 しかし、物語の末尾でゆかりが見せる行動は、残念ながら私には奇異という言葉でしか形容することが出来ないものでした。その唐突で戸惑いを与えるばかりの彼女の行動に、「僕」が返した反応は至極まっとうなものです。「僕」の成長をこうしたところにも見ることができるといえるかもしれません。その成長に安堵を覚えたほどです。 それでも、物語の流れとして果たしてこういう展開がよかったのかどうか、私は首をかしげてしまうのです。 | ||||
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