マークスの山

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評判

マークスの山の評価:

3.77/5点 レビュー 272件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.77pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 21〜40 2/3ページ
No.26
(3pt)

言葉にならない

著者の世界観は好きなのだけれど、異端者の心情には感情移入しづらい。
警察関係の作品は好きですが、心理描写に乏しかった印象を受ける。
男性受けする作品なのか?
ただ世界観は好きなので雰囲気に酔うことはできた。
マークスの山(上) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(上) 講談社文庫より
4062734915
No.25
(3pt)

刑事物が好きな方には、読みこなせるかも。

高村さんの作品は、「リヴィエラを撃て」に続いて、2作目です。警察内部
の捜査の表現が非常に精緻なのは良いのですが、少々マニアックになってい
る所もあり、犯人の動機の部分以外は、かなり斜め読みになってしまいました。

 刑事物が好きな方には、読みこなせるかも知れませんが、それ以外の方は捜
査の部分が冗長に感じるかも知れません。それでも、所々に謎解きのヒントが
隠されていて、先に先に読ませようという筆致はさすがだと思います。登山の
描写やロマンがもっと出てきてもいいかもしれません。下巻から出てくるのか
も知れませんが。
マークスの山(上) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(上) 講談社文庫より
4062734915
No.24
(3pt)

刑事物が好きな方には、読みこなせるかも。

高村さんの作品は、「リヴィエラを撃て」に続いて、2作目です。警察内部
の捜査の表現が非常に精緻なのは良いのですが、少々マニアックになってい
る所もあり、犯人の動機の部分以外は、かなり斜め読みになってしまいました。

 刑事物が好きな方には、読みこなせるかも知れませんが、それ以外の方は捜
査の部分が冗長に感じるかも知れません。それでも、所々に謎解きのヒントが
隠されていて、先に先に読ませようという筆致はさすがだと思います。登山の
描写やロマンがもっと出てきてもいいかもしれません。下巻から出てくるのか
も知れませんが。
マークスの山〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: マークスの山〈上〉 (新潮文庫)より
4101347190
No.23
(3pt)

大変面白かったが不満も残る

密度が濃く、最初は読みづらく感じましたが、迫力のある文章でぐんぐん読み進み、気がついたら読み終わってました。

読んでいる最中はとても面白かったのですが、読み終わってみると、凶悪な連続殺人と現場で体を張る捜査員たちとの息詰まる描写と、その背景にある事件との関係がアンバランスなものに感じられ、なんだか釈然としない読後感が残ってしまいました。

終盤の尋問シーンと、看護婦の存在が印象に残りました。
マークスの山〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: マークスの山〈下〉 (新潮文庫)より
4101347204
No.22
(3pt)

大変面白かったが不満も残る

密度が濃く、最初は読みづらく感じましたが、迫力のある文章でぐんぐん読み進み、気がついたら読み終わってました。

読んでいる最中はとても面白かったのですが、読み終わってみると、凶悪な連続殺人と現場で体を張る捜査員たちとの息詰まる描写と、その背景にある事件との関係がアンバランスなものに感じられ、なんだか釈然としない読後感が残ってしまいました。

終盤の尋問シーンと、看護婦の存在が印象に残りました。
マークスの山(下) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(下) 講談社文庫より
4062734923
No.21
(3pt)

とにかく描写しないと気がすまない

WOWOWのドラマの出来が良かったので原作を読んでみたが、これが直木賞に匹敵するほどの作品なのかと正直首をひねる。前半話がもたもたするのはある程度許せるが、それでも説明過多で読み飛ばしたくなる。著者の警察内部の張り合いを描きたい気持ちはわかるが執拗すぎる。

後半からスピード感が出てきて一気に結末へと向かうということもなく、ゆっくりと一歩ずつ話は進行し、最後に長い長い「収穫」とやらを読まされるのだが、これだけ引っ張ってきて、一番重要な犯行の動機としては説得力に欠けるだろう。著者の性格なのか、とにかく細かく描写したいという作風はかなり読者を選びそうだ。
マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035536
No.20
(3pt)

文庫から読んでしまった

文庫から読んでしまうと、単行本の饒舌なシーンが目についてしまった。
やはり刊行された順番を守らなければ、興ざめになってしまう。
それにしても二つを比べると、まるで別物とまでは行かないけれども、状況設定をかなりいじっているところがすごい。
作家がペンを置く覚悟というのは本当に大変なのだろう。
マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152035536
No.19
(3pt)

忍耐の伏線上巻

WOWOWドラマ化で興味を持ち、上巻を手にした。
キャストが発表されているので顔写真入りチラシを脇に置き、本書を読み進めた。
事件発生まではテンポ良く進むが、捜査員が登場するととたんに重苦しく身動きが取れない。
個人と組織の関係を描かれ始めると、読者も一個人となり閉塞感に巻き込まれる。

現実世界でも検察のデータ改ざん不祥事もあり、
浮世離れした孤立した狭い世界が興味深い。

伏線の段階だと思って少し忍耐が必要かな、読み進めるには。
濃密なんですよね、文章が。
ストーリー展開よりも濃さの抵抗感を描かれている人間模様を味わう上巻。
マークスの山〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: マークスの山〈上〉 (新潮文庫)より
4101347190
No.18
(3pt)

忍耐の伏線上巻

WOWOWドラマ化で興味を持ち、上巻を手にした。キャストが発表されているので顔写真入りチラシを脇に置き、本書を読み進めた。事件発生まではテンポ良く進むが、捜査員が登場するととたんに重苦しく身動きが取れない。個人と組織の関係を描かれ始めると、読者も一個人となり閉塞感に巻き込まれる。現実世界でも検察のデータ改ざん不祥事もあり、浮世離れした孤立した狭い世界が興味深い。伏線の段階だと思って少し忍耐が必要かな、読み進めるには。濃密なんですよね、文章が。ストーリー展開よりも濃さの抵抗感を描かれている人間模様を味わう上巻。
マークスの山(上) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(上) 講談社文庫より
4062734915
No.17
(3pt)

マークスの山

レディ・ジョーカーがめちゃくちゃおもしろかったので続いて読んだ。
レディ・ジョーカーほどではないが楽しめた。
作者が女性と知って驚いた。なんとも男くさい話を書く女性だ。
マークスの山〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: マークスの山〈上〉 (新潮文庫)より
4101347190
No.16
(3pt)

マークスの山

レディ・ジョーカーがめちゃくちゃおもしろかったので続いて読んだ。
レディ・ジョーカーほどではないが楽しめた。
作者が女性と知って驚いた。なんとも男くさい話を書く女性だ。
マークスの山(上) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(上) 講談社文庫より
4062734915
No.15
(3pt)

灰色の世界

上下巻2冊の感想。読んでいる間は面白かった。力作だとも思う。読了後の達成感もある。しかし、あらためて振り返ってみると、不満が頭に浮かぶ。
 まず、警察小説として見れば、登場人物があまりにも類型化しすぎ。現場の刑事は色々「あだ名」は付いているが、中身はほとんど同一人物のようにワンパターンである。神経をピリピリさせ、現場の独断で動き、同僚さえ信じていない。みんな同じ。上層部は圧力をかけるしか能がない。これだけ長い小説なら、もっと多彩な登場人物を描いてほしい。現場の刑事の中にも上層部のスパイみたいなヤツがいるとか、上層部にも現場に理解のある者がいてもいいはずじゃないか。

 適切な感想かどうかわからないが、この小説は、濃いサングラスをかけて世の中を眺め、灰色に塗りつぶされた人物や世界の、わずかな陰影の違いをくどくどと書き連ねているような気がする。それを描き尽くせる作者の筆力は大したものかもしれないし、この作品を評価する人はその点に惹かれるのだろうが、私としては、まずサングラスを外して、明るい視野で世界を見てくれ、と言いたくなる。

 最後まで読んでみれば、この程度の「事件」で、どうして捜査にあれほど強い圧力がかかるのか、さっぱりわからない。過去の「事件」(既に時効)が暴かれたら、「加害者たち」が具体的にどのように困るのだろうか? まさか単なるスキャンダル逃れではあるまいに。
 もともと山に無縁の「被害者」が登山に興味を持った理由もわからないまま。結局、クライマックスを強引に山に引っ張っただけか。
マークスの山〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: マークスの山〈下〉 (新潮文庫)より
4101347204
No.14
(3pt)

灰色の世界

上下巻2冊の感想。読んでいる間は面白かった。力作だとも思う。読了後の達成感もある。しかし、あらためて振り返ってみると、不満が頭に浮かぶ。 まず、警察小説として見れば、登場人物があまりにも類型化しすぎ。現場の刑事は色々「あだ名」は付いているが、中身はほとんど同一人物のようにワンパターンである。神経をピリピリさせ、現場の独断で動き、同僚さえ信じていない。みんな同じ。上層部は圧力をかけるしか能がない。これだけ長い小説なら、もっと多彩な登場人物を描いてほしい。現場の刑事の中にも上層部のスパイみたいなヤツがいるとか、上層部にも現場に理解のある者がいてもいいはずじゃないか。 適切な感想かどうかわからないが、この小説は、濃いサングラスをかけて世の中を眺め、灰色に塗りつぶされた人物や世界の、わずかな陰影の違いをくどくどと書き連ねているような気がする。それを描き尽くせる作者の筆力は大したものかもしれないし、この作品を評価する人はその点に惹かれるのだろうが、私としては、まずサングラスを外して、明るい視野で世界を見てくれ、と言いたくなる。 最後まで読んでみれば、この程度の「事件」で、どうして捜査にあれほど強い圧力がかかるのか、さっぱりわからない。過去の「事件」(既に時効)が暴かれたら、「加害者たち」が具体的にどのように困るのだろうか? まさか単なるスキャンダル逃れではあるまいに。 もともと山に無縁の「被害者」が登山に興味を持った理由もわからないまま。結局、クライマックスを強引に山に引っ張っただけか。
マークスの山(下) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(下) 講談社文庫より
4062734923
No.13
(3pt)

灰色の世界

 上下巻2冊の感想。読んでいる間は面白かった。力作だとも思う。読了後の達成感もある。しかし、あらためて振り返ってみると、不満が頭に浮かぶ。
 まず、警察小説として見れば、登場人物があまりにも類型化しすぎ。現場の刑事は色々「あだ名」は付いているが、中身はほとんど同一人物のようにワンパターンである。神経をピリピリさせ、現場の独断で動き、同僚さえ信じていない。みんな同じ。上層部は圧力をかけるしか能がない。これだけ長い小説なら、もっと多彩な登場人物を描いてほしい。現場の刑事の中にも上層部のスパイみたいなヤツがいるとか、上層部にも現場に理解のある者がいてもいいはずじゃないか。
 適切な感想かどうかわからないが、この小説は、濃いサングラスをかけて世の中を眺め、灰色に塗りつぶされた人物や世界の、わずかな陰影の違いをくどくどと書き連ねているような気がする。それを描き尽くせる作者の筆力は大したものかもしれないし、この作品を評価する人はその点に惹かれるのだろうが、私としては、まずサングラスを外して、明るい視野で世界を見てくれ、と言いたくなる。
 最後まで読んでみれば、この程度の「事件」で、どうして捜査にあれほど強い圧力がかかるのか、さっぱりわからない。過去の「事件」(既に時効)が暴かれたら、「加害者たち」が具体的にどのように困るのだろうか? まさか単なるスキャンダル逃れではあるまいに。
 もともと山に無縁の「被害者」が登山に興味を持った理由もわからないまま。結局、クライマックスを強引に山に引っ張っただけか。
マークスの山(下) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(下) 講談社文庫より
4062734923
No.12
(3pt)

やたら「鑑」って文字がでてくるが、日常に使う言葉じゃないと
思うし、意味がわかりません。

マークスの山〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: マークスの山〈下〉 (新潮文庫)より
4101347204
No.11
(3pt)

やたら「鑑」って文字がでてくるが、日常に使う言葉じゃないと
思うし、意味がわかりません。
マークスの山(下) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(下) 講談社文庫より
4062734923
No.10
(3pt)

ハードカバーと比較

全面改稿された文庫版では、不条理の象徴であったマークスを人間化して説明と描写を重ねる度、ただのグロテスクなモンスターに成り下がらせてしまった。文学的には、少々・・・かな?間違い無くハードカバーをお勧めします。ハードカバーは星七個。
マークスの山〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: マークスの山〈上〉 (新潮文庫)より
4101347190
No.9
(3pt)

ハードカバーと比較

全面改稿された文庫版では、不条理の象徴であったマークスを人間化して説明と描写を重ねる度、ただのグロテスクなモンスターに成り下がらせてしまった。文学的には、少々・・・かな?間違い無くハードカバーをお勧めします。ハードカバーは星七個。
マークスの山(上) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(上) 講談社文庫より
4062734915
No.8
(3pt)

七合目くらいですか

高村氏が警察小説の体裁を借りて、個人と組織の関係、個人の社会からの隔絶感、社会の上層部の腐敗ぶりと矮小性を骨太の筆致で描いたもの。合田刑事シリーズの初作でもある。

犯人マークス及びその背景にあるマークス・グループに対する警察の対応、本庁と所轄署の確執、所轄署間の縄張り意識、署内の班・個人の競争心、捜査に圧力を掛ける裏の巨大な権力。ルーチン的とは言え、高村氏のいつもの「まるで見て来たかのような」精緻な描写によって、事件の緊迫感、人間模様の複雑さ、刑事達の焦燥感、運命の皮肉などが読者の胸に迫る。

しかし、私は犯人マークスを周期的記憶喪失症という特異な病人に設定している事に違和感を覚えた。犯人の社会からの隔絶性が精神疾患から来るというのでは、お手軽過ぎて、小説の深みが薄れてしまう。
また、次のような疑問が残るのである。
(1) 小学四年生の時には発症していた犯人が、人並みの知性を持ち得るのか ?
(2) 犯行時、犯人は「暗い山」に差し掛かっており、その状態で恐喝・連続殺人を計画・実行し得たのか ?

些細な点だが、「林原」に対して「リンバラ」というルビを振らないのはアンフェアであろう。尚、markには"傷跡"という意味もあり、犯人の精神的損傷及びマークス・グループの過去の事件のメタファーとして、「マークスの山」という題名が小説の意匠を巧みに象徴している点には感心した。
マークスの山(上) 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: マークスの山(上) 講談社文庫より
4062734915
No.7
(3pt)

七合目くらいですか

高村氏が警察小説の体裁を借りて、個人と組織の関係、個人の社会からの隔絶感、社会の上層部の腐敗ぶりと矮小性を骨太の筆致で描いたもの。合田刑事シリーズの初作でもある。

犯人マークス及びその背景にあるマークス・グループに対する警察の対応、本庁と所轄署の確執、所轄署間の縄張り意識、署内の班・個人の競争心、捜査に圧力を掛ける裏の巨大な権力。ルーチン的とは言え、高村氏のいつもの「まるで見て来たかのような」精緻な描写によって、事件の緊迫感、人間模様の複雑さ、刑事達の焦燥感、運命の皮肉などが読者の胸に迫る。

しかし、私は犯人マークスを周期的記憶喪失症という特異な病人に設定している事に違和感を覚えた。犯人の社会からの隔絶性が精神疾患から来るというのでは、お手軽過ぎて、小説の深みが薄れてしまう。
また、次のような疑問が残るのである。
(1) 小学四年生の時には発症していた犯人が、人並みの知性を持ち得るのか ?
(2) 犯行時、犯人は「暗い山」に差し掛かっており、その状態で恐喝・連続殺人を計画・実行し得たのか ?


些細な点だが、「林原」に対して「リンバラ」というルビを振らないのはアンフェアであろう。尚、markには"傷跡"という意味もあり、犯人の精神的損傷及びマークス・グループの過去の事件のメタファーとして、「マークスの山」という題名が小説の意匠を巧みに象徴している点には感心した。
マークスの山〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: マークスの山〈上〉 (新潮文庫)より
4101347190