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写楽 閉じた国の幻



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写楽 閉じた国の幻の評価: 3.54/5点 レビュー 81件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 1~20 1/5ページ
No.81:
(1pt)

コレは何の本?

写楽の本との紹介があったから買ってみたが、初めの部分以外120ページぐらいまで自分の身に起きた話が延々と続く。
何故この本で書かなければならなかったのだろう?最後まで読んだらこの疑問は溶けるのだろうか…
でも、読む気にならなくなってしまいました。残念です。
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.80:
(5pt)

絶妙なバランスを保った作品かと。

沢山の方から様々な評価を受けている本作ですが、個人的にはとても楽しめました。
そして私自身初めての島田総司作品でした。

確かに冒頭の事故の必要性や表現に違和感は覚えますが、ではお江戸編の力強い粘りや世界観、現代編のテンポを煽らざるおえないノリ(ここは江戸っ子気質をうすくレイヤーさせてるのかな?笑)など、トータル的に壮大な写楽の謎への足掛けとする出だしの代替表現は?となると、絶妙なバランスを保っているのではと感じざるおえませんでした。

残された伏線の曖昧さも写楽という難解テーマへの、ストーリーの余韻としては小気味良い気がしてます。

と言うわけで、個人的には島田総司の考える新説写楽を投影した、荒削りでパンクな全体バランスでとても楽しかったです。
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.79:
(5pt)

個人的に、この作品は島田荘司の最高傑作だと思う

島田荘司の全作品コンプリートを推進中。島田荘司の『写楽 閉じた国の幻』を読了した。2010年6月20日リリース。構想20年の作品である。

何と言っても心惹かれるのは、通常は島田荘司が仕掛けてくる『謎』を解くことを楽しみとして読む訳だが、この作品は、『わずか10ヶ月間の間、突如として登場し、突如として消える写楽とは何者か』という歴史的謎を島田荘司自身が、解き明かしていく、という点にある。

当然ながら、すでに多くの人がこの謎に挑戦している。そして、最後発である島田荘司は、それまでのそれら謎解きを深く研究し、いつものように全てを貫く太いロジックで帰結させる。本当に唸ってしまう。

読む出す前は、小説ではなく、ただその謎解きをひたすら書き連ねた一冊かと思っていたのだが、ひとつの小説の形を完全に形成しながら、現在と江戸期を行き来しつつ、詳細にその太いロジックに至る経緯をほぼ全て盛り込んだ上で帰結している。もう、唸るしか無い完成度だ。

『謎を解く』ということは、ここまで詳細に時代背景やそこにいた人々を理解し、残された証跡やそこで主張されている事柄を突き詰めていくことなのだ、と感じさせてくれる。

特に書き出した当初は、寛政六(1794)年に、この謎解きの基礎となる事象があったかどうかの確認が成されていなかったことがあとがきにも書かれていて、それに『必ず命中しているという強い確信』があったというのにも驚かされた。

そして、物語の舞台となっている場所が、ぼくが大学生時代に過ごした場所で、出てくる店や場所の名が聞き覚えがあるところばかりだったのも愉しかった。そうか、あそこはそういった場所だったのか、と知る喜びは大きい。

個人的に、この作品は島田荘司の最高傑作だと思う。類無き謎解きの見事さと構築力に圧倒されました。
写楽 閉じた国の幻Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻より
4103252316
No.78:
(2pt)

先行研究への敬意がない

写楽の正体を突き止める歴史ミステリ小説だが、フィクションといえども、過去の先行研究や研究者への敬意が微塵も感じられず、仮説の出来以前にこの著者はどんな意図があってこんな本を書いたのか、その見識を疑いたくなってくる。自分の考えの正しさを強調するために既存の研究や専門家の定見を攻撃してみせるのはこうした書籍では常套手段だが、限度が過ぎるのは読んでいて気持ちがよいものではないし、学界や専門家を誹謗することでしか説得力を持たせられないのかと邪推してしまう。
著者は美大卒とのことだが浮世絵の専門家でもなんでもない。もしかして現実とフィクションの区別が著者自身もつかなくなっているのではないか。突飛な珍説が嫌いなわけではないが、先行研究への敬意がないトンデモはただのヘイトである。百田某や明智某、あるいは「教科書が教えない〇〇の真実」のような、書店に大量に並んでいる俗流歴史本と同工異曲のレベル。出版社もよく売れると判断しているからこうした書籍の出版をやめないのだろうが、自分たちがトンデモ歴史の氾濫を助長して、結果的に読者にデタラメな情報を与えているという自覚は持っていただきたいものだ。
作中の説は写楽のデビュー時期と出島商館員の江戸参府が一致するということがほとんど唯一の論拠らしい論拠であり、その他はこの説を成り立つようにこじつけの説明を並べ立てたという程度で、これでは学界ではとても通用しないだろう。しかし、江戸編はさすがに読み物としてよくできていて、これなら現代編がなかった方がずっとよかったのではないだろうか。
写楽 閉じた国の幻Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻より
4103252316
No.77:
(1pt)

とても読めた代物ではない。アマチュア作家か?

冒頭から子供の描写が信じられないほど下手。

とても名のある作家とは思えない。以下略
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.76:
(1pt)

面白くなかった

期待外れ..。
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.75:
(5pt)

優秀なトンデモ本・・楽しいですよ。

いわゆる「写楽は誰だ??」という問いに対して真面目に立ち向かうのはほぼ結論が出た感じなんですよね。(なんか寂しいです)。謎(夢)が一つ消えちゃいました。
そうやったら、この「写楽は誰だ??」という問いではなくって、ほなら写楽って「誰やったら面白い??」という奇想天外な発想の展開があっても面白いかなと・・・僕はそっち派ですね。
そういう意味ではこの本は面白い。天才池田満寿夫さんの視点もものすごく面白かったけれど、今回の発想はどこまでが事実でどこからが仮説(妄想?)なのか??
オランダの江戸への上京?の年号って正しいのかな??興味あります。
僕は、まず現代版の方ばかり先に読んでしまいました。小説的には未完成かなと思います。女性の大学教授の狙いって何なのでしょう?回転ドアの話とか、子供さんの事故の話とか必要だったのかなと思って読んでました。
この本10年前に購入して積んでました。一応「写楽」って名前がついておれば買ってますんで。コロナのおかげで積読から読書になって、時節柄ちょっとはましなこともないとね疲れてしまう。
読み終わって、やはり思うことはキーパーソンの蔦屋重三郎の心の中かな。
写楽 閉じた国の幻Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻より
4103252316
No.74:
(3pt)

あくまでこれは島田説の「写楽とは誰なのか」小説

結局のところ主人公どうこうではなく、島田荘司先生が「写楽とは誰か」というテーマを掘り下げる訳ですが、これは島田先生の持論を熱弁しているに過ぎず、現代においてなお諸説あるがゆえに真実ではないし「写楽とは誰かという熱い島田節」です。主人公どうこうという小説部分はご本人のおっしゃる通り尻切れとんぼで読者も納得がいかないまま幕を閉じています。では何が面白かったかというと、島田先生がこのテーマについていかに入れ込んでいるかという事を、小説という形を借りて熱弁をふるっているところです。さすがは島田荘司、島田説もとても面白かったのでナルホドナルホドと読み解いていけます。ただこれは真実ではなくあくまでひとつの「島田説」である点と「小説としては未完」であるという点だけは読む前に知って起きたかったです。読了して、島田説に寄ってしまう知識と、主人公ら登場人物はなんだったのかという虚しさは残ります。読み込めるので読んで損はありませんし、買った事や読んだ事に後悔は残りません。
写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)より
4101033137
No.73:
(5pt)

オモロー

とても良かった。
評価低いのはもったいない。当時は好評だった記憶があるが。
おそらく歴史ミステリーに真実を求め過ぎるむきには小説として楽しめないのかもしれない。史実の隙間を資料の解釈と想像で埋め、かつ楽しませるのが小説家の仕事だから、良い仕事してると思いますがね。
写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)より
4101033137
No.72:
(4pt)

小説として落としどころのないまま終わるポイントもありました。

浮世絵師,東洲斎写楽の謎に迫る本です。
写楽の謎について,オランダ人のスケッチを元に歌麿のしきうつしを経てでき上がったとする流れは,写楽自体やその周辺の不可解な点や残された資料に一応の説明をつける格好になっています。
小説という形でもあったためか,臨場感がありましたが,小説として落としどころのないまま終わるポイントもありました。
挿絵や解説図など一切ないので,ネットで実際の絵や当時の地図を見ながら読み進めると時間がかなりかかりました。
写楽 閉じた国の幻Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻より
4103252316
No.71:
(4pt)

いよいよ写楽の正体に迫る下巻

島田荘司氏が構想20年の元、写楽の正体に挑む歴史ミステリー大作の下巻。
この下巻はほぼ上巻とは異なって写楽の正体に挑む歴史交渉がメインであれよあれと言う間に著者の筆致により写楽の正体が明かされる。
歴史交渉的云々の批判はお門違いである。島田氏ならではの論理により本書でこうだと断言したならそうなのである。
前半のエレベーター事故なども最後にテーマに沿ったものであったと納得させるが、著者も後書きで書いているように、前半の事故や妻との関係や裁判がほったらかしにされたまま終わるのはやや消化不良気味か。
写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)より
4101033137
No.70:
(4pt)

島田氏が写楽の正体に挑む

ミステリー作家の島田荘司氏が構想20年のもと、浮世絵師の写楽の正体に挑む歴史ミステリー大作だ。
写楽を取り込んだミステリーと言えば高橋克彦氏の江戸川乱歩賞受賞作の写楽殺人事件があるが、それらとはどう異なる趣向で決着をつけるのか。
この上巻は前半100ページ以上かけて主人公の息子の不慮の事故にかなり費やされており、いつ歴史ミステリーになるのかと思わせるが、いつの間にか写楽の謎にスっと移行しているのは島田氏ならではの力技だろう。
後半には一部江戸編が入ってきて、当時と現代から謎を探る構成が見え出してきた頃合いで下巻へと続く。
いつもの大掛かりな不可能トリックは捨てて純粋に歴史ミステリーに挑んだ島田氏の異色作である。
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.69:
(1pt)

これ、読者に対してアンフェアなのでは?

単行本で一回読んでいたものの再読、その下巻。
本書は江戸編が歴史のIFを描いた時代劇としてとても楽しめた一方、現代編の写楽検証が初めからゴールを決めてコースを作っている感じで残念でした。
歴史のトンデモではよくある手口ですが、有利な材料を並べて、不利な材料をスルー。現代の美術研究者を上から目線でさんざんこき下ろしているんですが、事実の確認がおろそかなので、ブーメランになってぐさー、みたいなことになっています。こうしたものでもころっと引っかかる読者がいるのは困りもの。歴史のIFだとか知的な遊戯だとかおっしゃる向きもあるようですが、それなら節度をもってやっていただきたいものであります。
現代編星1つで江戸編星4つ、星の数は2~3個でいいかな…とも思ったのですが、考えが変わったのは巻末付録の扱いで「オランダ商館日記」の記事が掲載されていたから。長崎を出発するところから始まっているのに江戸を離れるところで終わっています。これ、読者に対してアンフェアなのでは?
江戸から長崎までの道中も紹介しましょうよ。あの人たちは大阪の道頓堀で芝居見物するのが通例なんだし。
写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)より
4101033137
No.68:
(1pt)

学者や研究者を安易に誹謗するのはトンデモ歴史の常套手段

単行本で一回読んでいたものの再読。
文庫化の際には初出での間違いにこっそり修正がかけられていることがよくあるのですが、本書の場合、結論を述べるとそういったことはほとんどございませんでした。浮世絵の知識といい日蘭交流史の知識といい、いろいろおかしいので、皆さま、信用なさる前に御自身で調べて確かめてみることをオススメいたします。
学者や研究者を安易に誹謗するのはトンデモ歴史の常套手段。写楽に限った話ではありませんが、日本国内の権威や定説をこてんぱんに否定する一方で、外国ではこうだとか、外国人はこういっているだとか、外国の評判を権威にして振りかざすというパターンがうんざりするくらい多いですね。まるで学芸員批判をするどこかの地方創生相のようなやり口です。専門家を頭からバカだの嘘つきだのと決めつけて罵ったところで、そういっている側の主張が正しいという保証はまったくございませんので御注意を。単行本の出版時、読者から間違い指摘の投稿なんかなかったのかしらん。

本書を読んで感心なさっている方も多いようですが、そうした方々には渡邊大門先生のコメントをお送りいたしましょう。
「トンデモ歴史野郎の論理展開は、よく読んでみるとおかしいことに気付く。だいたい史料は読まないし、読めない。最初に自分の主張があって、すべてをそこに引き付けて強引に解釈する。そのため論理の飛躍が多い。自信を正当化すべく、まともな研究者を罵倒する。冷静に読めばわかるはず。注意」
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.67:
(4pt)

あとがきまで読んでやっとわかった

Reader Store版で読了。

ジャンルとしては「時の娘」式の歴史推理ですね。半分までは比較的容易に見抜けるけど、
その先がわかりそうでわからない着地点がなかなか見事。島荘節でページが捗る捗る。
それだけに、「え、これで終わり?」と唖然。山田正紀さんの女囮捜査官並みの伏線放置。
あとがきによると、長くなりすぎて端折ったんですね。そういう点で不完全なことを承知の
上で読むべきでしょう。

それにしても、最近「美人画」とか「美人」という文字列が見えると寒河江智果さんが
どうしても頭に浮かんでしまって……
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.66:
(1pt)

どこが人気作家なのか

「写楽」に興味があり、書店で書物をさがしていたとき目にとまり、購入しました。
この作家の作品は読んだことがないのですが、著者プロフィールに『人気作品を多数生み出し」とあったので、まるごと信用したわけではないけれども、
とりあえず最後までは読めるかなと……。

大駄本です。

読み始めてすぐ、子供の事故死やら妻や舅の悪口やらが延々と続き、主人公の男の女々しさに気分が悪くなりました。
グチと言い訳のオンパレードがいつまで続くんだと、いったん本を置き、アマゾンの書評をのぞいたら案の定、
どなたかが最初の100ページは不要と書かれていましたが、まったく同感です。
また、この家族エピが最後まで回収されなかった、意味がないと書かれていたので、やっぱりそうかと思いました。

さて、お金を払って購入したこの本をどうしたら読めるか。

プロ作家のプロ作品と思わず、文学学校か同人雑誌のアマチュア作品だと思って添削しながら読もうと思いつき、
赤ペン片手に読み始めました。

5ページ読んだ時点で、赤ペンだらけになり、かえって疲れるのでやめました。

勉強にもなりませんよ。
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.65:
(4pt)

着想の面白さ

読みごたえあり。 ........................TS
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.64:
(4pt)

着想の面白さ

読みごたえあり。 ........................TS
写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)より
4101033137
No.63:
(5pt)

情熱的な思い入れを感じる未完の傑作

浮世絵を研究する元大学教師が息子の事故死をきっかけに人生が一変し、『写楽』探しが始まる。研究者の中ではすでに解決済みとなっている写楽の正体を島田荘司が登場人物を通じて大胆に推理をする。通常小説は作者が神の視点で登場人物を動かし、ストーリーを展開させているが、本作では作者自身の写楽探しが小説の中で展開され、ストーリーの中に作者が感じられる。一方でエンターテイメントとして申し分なく面白い。読むのを止められない。

謎を解明する主人公と並行して蔦屋重三郎と写楽との邂逅と交流が描かれているが、それだけで十分小説として成立している。むしろ現代篇は余計だというレビューも少なくない。しかし現代版がないと、作者が一番伝えたい仮説と推理が面白い虚構となってしまう。作者はそれを良しとしなかったのだろう。

結果として二作分の密度の作品を一篇の長編に収めることになり、現代篇はいささか中途半端な印象を与える。息子の事故死の顛末、冒頭入手した写楽作を思わせる肉筆画の正体、重要人物の謎めいた発言など回収されない伏線が少なくないのだ。その点は作者も認識しており、尺の問題でどうしても削らざるを得なかったようだ。しかしそんなベテラン作家らしからぬ荒削りさは、どうしても自説を物語にのせて書きたい、という新人作家のような情熱を感じる。あとがきで作者はいずれ続編を書き、本作を完結させたいとしている。読者としてはこれらの結末を読んでみたいと思う反面、未完の傑作としてそのまま完結してほしいという気持ちもあり、いささか複雑である。
写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(上) (新潮文庫)より
4101033129
No.62:
(5pt)

worth reading as a model of researching something

This book's greatness is this makes readers notify that it's very important to change an angel to see something in a different point from the conventional view. Also the goodness is as a literature this book is also very inspiring. Hope that the author write a continued content in the near future.
写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:写楽 閉じた国の幻(下) (新潮文庫)より
4101033137

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