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人形(ギニョル)
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人形(ギニョル)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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値段の割にはとても綺麗でした。 目立った汚れもなくあまり日焼けもしてませんでした。大満足です。ありがとうございました。 | ||||
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ホラー小説というよりは耽美的な小説です! 私は旦那にも薦めました! 好き嫌いが 分かれる小説かもしれません。 | ||||
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人形のような容姿の美少年、ギニョル。そして、男娼・SM・監禁という、刺激的なワードに惹かれ購入しました。 危険で刺激的な監禁生活のはずなのに、ギニョルと主人公達のやり取りは、何故かほのぼのしてしまいます。 初めは、美しいギニョルの傷だらけの身体にゾクゾクし、これからどのような悲劇が生まれるのかと加虐心を煽られていました。それがいつの間にか、主人公達と一緒にギニョルの虜になっていたのです。 ギニョルが憎たらしくて、愛おしくて仕方なくなるのです! ギニョルが電話をするシーンと、最後のカメラマンの正体には鳥肌が立ちました。 まだまだ謎だらけで消化不良なので、もう一度読み返して見たいと思います。 | ||||
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これは、素晴らしいとしか言いようが無い。この圧倒的な世界観。最後までナゾが残る所は、読者の想像を誘っているのでしょう。しかし、この本を読んで、三ヶ月くらいは腑抜けになり、口を開けば「ギニョル」の名前が出てくる位、それはそれはインパクトの強い作品。そして、題名もインパクトがある。「人形」。これは嫌でも手にとってしまう。 これ程までにすごい作品だが、やはりこの素晴らしさが分からない人はいるハズ。この本が好きだと胸を張って言える人は、立派な変態だといえるでしょう。SMがお好きでない方はツマラナイかもしれません。もし自覚していなくても、面白いと思ったなら、立派に変態の仲間です。 | ||||
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ホモ+SMというお気にのジャンルなのでなんとなく読んでみましたがかなり引きこまれました!!SMといってもグロテスクな描写はなく気持ち悪くなるようなことはないです。逆に本気のSMファンには物足りないかと思いますが文学作品としてとてもおもしろいです☆「少女マンガのようなボーイズラブではなくて、もっとこう~…」と思ってらっしゃる方やビジュアル系がお好きな方にもおすすめできるかと思います☆続編がでそうな終わり方なんですけど続編は出るんでしょうか~。期待してます♪ | ||||
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ホモ+SMというお気にのジャンルなのでなんとなく読んでみましたが かなり引きこまれました!! SMといってもグロテスクな描写はなく気持ち悪くなるようなことは ないです。 逆に本気のSMファンには物足りないかと思いますが 文学作品としてとてもおもしろいです☆ 「少女マンガのようなボーイズラブではなくて、もっとこう~…」と 思ってらっしゃる方やビジュアル系がお好きな方にもおすすめできるかと 思います☆ 続編がでそうな終わり方なんですけど続編は出るんでしょうか~。 期待してます♪ | ||||
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全247ページの決して長編ではないのに、読後の疲労感は類を見ない。完璧なまでの気持ち悪い世界に小説の粋を超えているからだ。虐待される少年が、人形のように叫ぶこともせず、身体中に痣をつけ、尻に経文のような文字を刺青していながら、ロシア人の血が混じったような美少年。寝ている姿は愛おしくなるが、起きていると人に残虐な感情を呼び起こさせる。この少年にsm作家とエロカメラマンが、正気の世界に戻れない狂気に執りつかれてゆく。狂気以外何物でもない世界で、小説でありながら度々吐き気を催す。倒錯した世界にしか生きられない人の世界を、無理矢理見せられた生々しさが頭痛をも引き起こす。半端じゃないこの小説。平成14年第三回ホラーサスペンス大賞受賞作品だが、ベストセラーにならないのは、この作品が持つ狂気が読後人に語らせる気力を奪うからではないか。かくいう私も、一年を要したから。 | ||||
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人物・細部の描写の薄さ、結局明らかにならない点が多いなど、もっと書いて下さいとお願いしたい気持ちもあります。それでも尚、読むのを止められない魅力ある作品です。読者は残酷劇の観客となり薄暗い舞台上の三つの世界(そう見えました)を代わる代わる見せられながら劇は進みます。体中に“パレット”の様に色とりどりで凄惨な傷痕を持ち、それでも人形の様な美しさを持つギニョル。個人的には装丁に写真を使うならNARUTOさんのお人形を使って欲しかったと思います。客席にいたはずなのに、何時の間にか観客の居ない舞台に取り残され、帰るべき自分の席が見つからないまま終幕を迎える違和感。敢えて言えばミステリーでもホラーでも無く幻想小説でしょうか。スポットの当たらない陰も見て下さい、貴方の想像力で。 | ||||
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2回ともノンストップで読みました。1回目に読んで、多分こういうことじゃなかろうか・・・という自分なりの結末を考えてもう1度読んで下さい。私は自分なりに想像した結末、というか全容が楽しくて仕方ありません。確かに腑に落ちない点はいくつか残りますがそれを無視しても面白いです。スピード感があっていいと思います。ビジネスとして真似する人が出るのではないかというリアル感もあるのですが、ありえないのは「ギニョル」とその・・・ | ||||
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最後のほうでギニョルはヤクザまがいの男に誘拐(?)されますが、最終的に素性は明かされないまま終わりました。そこが謎めいていて面白いところだと思います。終わり方はホラーやサスペンスと言うよりは「世にも奇妙な物語」と言ったほうがよいと思います。あと、従順だが寡黙、寡黙でいて話すと意外に生意気といったギニョルの人物像があまりにも自分に似ていたので、まるで自分がいぢめられているような気になりました(苦笑)。自分は中学生・高校生の頃「お前ほど絡むと面白い奴はいない」と言われてむかっ腹がたったのですが、この本読んでむしろそう思われるのは普通なのかと思いました。メインキャラのギニョルに感情移入できたので満点です。 | ||||
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だらだらと続くのは、果たして監禁生活なのか?それとも、短編でも言いような話を長編にすべくひたすら繰り返される同じ描写なのか?この作者は、別の新人賞でも採集選考に残っていて期待されているようだが、他の書評にもあるように、キャラの薄さのために感情移入して読めないので、致命的です。いまの世の中、不条理こそが真実である、という隠れた主題をもっと全面に押し出さなければ、ホラーでもサスペンスでもミステリーでもない、駄文の羅列にしかならない。 | ||||
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こんな寒気のする小説は初めて(そもそも普段この手のものは選ばない)。主人公が知らず知らず、人間の隠された一面をえぐるように、美少年「ギニョル」にハマッていく過程は、何か未知の世界に引きずりこまれるように寒気を覚えながら一気読みしました。 | ||||
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話の中にひき込まれて、寝る間をおしんで読んでしまいました。最後はほんとにびっくり!させられておもしろかったです。 | ||||
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「人形」というわりにギニョルという少年の存在は結構俗物的。もっと痛みも悲しみも苦しみも楽しみも感じない感情のない存在を期待していたのだが、そうではなかった。でもそのあたりが小説の世界をボーイズラヴ的な耽美的なものではなく、もっとどろどろしたものにしていると言えるかもしれない。結末は確かに物足りないかもしれないが、物語の主眼はギニョルの正体にあるのではなく、ウラの世界に半分片足を突っ込みながらもその先に踏み出せない、あくまでも臆病な傍観者にしかなれない主人公の心の揺らぎにあるのだとすれば、ギニョルって何奴?っていう疑問に答える必要はあまりないとも言える。問題あるとするなら脇役のギニョルに較べて、主人公の影が薄いということかな。逆に言えば、それだけ!みんなギニョルという存在に惹かれるということ。というのはきっと、カバーの吉田良の人形(スーパードルフィーじゃないよこれは)のイメージをこの小説に期待しすぎてしまうからかもしれない。でも、あやしいホームページを作るくだりはゾクゾクした。 | ||||
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繁華街はずれの神社にうずくまるホームレスの少年。場末の連れ込み宿の明かりに照らされた少年は、人形のように美しく、華奢な全身は陰惨な傷に埋め尽くされていた。美しい装丁の本書は、加虐と被虐のあわいを描いた謎めいた本です。残虐描写はあるものの、そこで浮き彫りにされるのは少年の不可思議な存在感。加虐に徹せない「私」の温さと、妙にほのぼのとした監禁生活のディティールがなかなか魅力でした。ホラーというよりファンタジーに近い感じです。被害者であるはずの少年の好みを最優先してファーストフードを皆でぱくついたり、一致協力して作品を残そうとするも逆に少年から生温いと指摘されたり・・。要は監禁した相手のほうが一枚上手だったということですね。他の方も指摘されてい!ましたが、描く登場人物やシーンはかなり絞り込まれています。嫌われ者のデブおやじや人形作家とその弟子など、深めればおもしろそうな萌芽があるので、もっと加筆すれば、「加害者のつもりがよりディープな世界の足元にもおよばなかった」という図式が、さらに浮かび上がっておもしろかったのではないかと思います。余談ですが、「グラン・ギニョル座」は19世紀末びパリに実在した劇団で、拷問・殺人・狂気などストレ-トな肉体的恐怖を呼び物にしていました。それを再現したのが劇団「東京グラン・ギニョル」で、1984年に結成し1986年解散しています。その旗揚げに参加した役者「嶋田久作」は、映画化もされたご存知「帝都物語」で、帝都を震撼させる魔人役で出演しています。 | ||||
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表紙は、美少年好きの女性に人気のスーパードルフィーという人形。そこからして、いわゆるボーイズラブを好む、オタク女性向きの本かな?という印象を受ける。読後の感想は・・。甘いボーイズラブものとは違うけれど、やはり漂う「オタク」っぽさ。主人公を、しがない中年男性にしてはいるが、この作者は女性ではないだろうか?性別は明らかにしていないけれど。個人的な結論としては、「美少年」「SM」「監禁」といったマニアックなものが好きな人には楽しめると思う。だが、そういう類のものに嫌悪を感じる人は読まないほうが・・・。不満は、最後まで読んでも、「何故、あれがああなった?」という謎が多々残ったままな事。主人公の友人が、ラスト何故あそこであんな事をしちゃったのか・・・。作者は、わざと、曖昧な結末にしたのかもしれないが、私は、スッキリはっきりした方が良かったのでは?と思う。 | ||||
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表紙は、美少年好きの女性に人気のスーパードルフィーという人形。 そこからして、いわゆるボーイズラブを好む、オタク女性向きの本かな?という印象を受ける。 読後の感想は・・。甘いボーイズラブものとは違うけれど、やはり 漂う「オタク」っぽさ。主人公を、しがない中年男性にしてはいるが、 この作者は女性ではないだろうか?性別は明らかにしていないけれど。 個人的な結論としては、「美少年」「SM」「監禁」といったマニアック なものが好きな人には楽しめると思う。だが、そういう類のものに嫌悪を 感じる人は読まないほうが・・・。 不満は、最後まで読んでも、「何故、あれがああなった?」という 謎が多々残ったままな事。主人公の友人が、ラスト何故あそこであんな 事をしちゃったのか・・・。作者は、わざと、曖昧な 結末にしたのかもしれないが、私は、スッキリはっきりした方が良かったのでは?と思う。 | ||||
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