人形(ギニョル)
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値段の割にはとても綺麗でした。 目立った汚れもなくあまり日焼けもしてませんでした。大満足です。ありがとうございました。 | ||||
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ホラー小説というよりは耽美的な小説です! 私は旦那にも薦めました! 好き嫌いが 分かれる小説かもしれません。 | ||||
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人形のような容姿の美少年、ギニョル。そして、男娼・SM・監禁という、刺激的なワードに惹かれ購入しました。 危険で刺激的な監禁生活のはずなのに、ギニョルと主人公達のやり取りは、何故かほのぼのしてしまいます。 初めは、美しいギニョルの傷だらけの身体にゾクゾクし、これからどのような悲劇が生まれるのかと加虐心を煽られていました。それがいつの間にか、主人公達と一緒にギニョルの虜になっていたのです。 ギニョルが憎たらしくて、愛おしくて仕方なくなるのです! ギニョルが電話をするシーンと、最後のカメラマンの正体には鳥肌が立ちました。 まだまだ謎だらけで消化不良なので、もう一度読み返して見たいと思います。 | ||||
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本作品は、「SM」「同性愛」「売春(?)」と3つのタブーが織り込まれていますが、嫌らしさはまったくありません。悲しい愛の物語です。 ストーリー自体は、アンダーワールドからの使いであるギニョルに恋焦がれ、いつしか平凡な日常から非凡な世界へ落ちていく、、といったいわば「定石」ものです。 しかし、本作品の優れているところは、アンダーワールドへ落ちていく主人公に、 ごくごく平凡な男でなく、男色家でSM小説を書くといういわばアングラな生活を送っている男をあてこんだことです。 アンダーグラウンドで生活しているかのように見える主人公に、本物の変態であるギニョルをあてつけることで、 逆にいかに主人公が平凡でつまらない日常を送っているか、、、をわからせてしまう筆力には参ってしまいました。 SM系の小説は、古くは「O嬢の物語」などが有名ですが、この作品も同様に、徹底してディテールを排除しています。 まるで団鬼六氏の対極にあるかのように、具体的で猥雑な描写を徹底的に排除しています。 恋焦がれたギニョルを見つけ出し、わけもわからずギニョルをベルトで叩きまくるシーンでは、その心情やそこに至った経緯、興奮等は一切抜け落ち、夕日の中で泣きくれます。 SMの世界観の表現としてはとても不十分です。 さらに実際の描写は、せいぜい指を切り落とす程度で、 猟奇的なSMとしてはまったく持って成立しないくらいに軽いモチーフではありますが、 物語の作りこみ、、、ようは人形回しである「ギニョル」の徹底した作りこみによって「なんだかとんでもないすごいこと」が行われているようなゾクゾクとした気にさせます。 その時点で作者の試みは成功といえるでしょう。 | ||||
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これは、素晴らしいとしか言いようが無い。この圧倒的な世界観。最後までナゾが残る所は、読者の想像を誘っているのでしょう。しかし、この本を読んで、三ヶ月くらいは腑抜けになり、口を開けば「ギニョル」の名前が出てくる位、それはそれはインパクトの強い作品。そして、題名もインパクトがある。「人形」。これは嫌でも手にとってしまう。 これ程までにすごい作品だが、やはりこの素晴らしさが分からない人はいるハズ。この本が好きだと胸を張って言える人は、立派な変態だといえるでしょう。SMがお好きでない方はツマラナイかもしれません。もし自覚していなくても、面白いと思ったなら、立派に変態の仲間です。 | ||||
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