東京島

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東京島の評価:

2.99/5点 レビュー 188件。 D ランク

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平均点2.99pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全98件 21〜40 2/5ページ
No.78
(3pt)

男は理想、女は現実

同作者の東電OL殺人事件「グロテスク」を読んだこともあり、映画化されたことをきっかけに本書を手にとってみた。
主人公の清子をはじめ、日記に綴られた隆、ワタナベ、森、智意太と千希など多くの人の視点で物語が進んでいく形式は
「グロテスク」に似ている。

男性陣が主義主張に生きている中、唯一の清子はあくまで現実を生きている。
清子は強い者に巧みに取り入り、時に裏切る。誰を利用するのが一番得かを常に考えている。やはり女性は強い。

しかし、それ以上は、残念ながらあまり印象に残っていない。
本作も実際に起きた戦中の事件を題材に描かれているようだが、取材可能範囲が全く異なるとはいえ、
「グロテスク」のように人物描写や設定が深く練りこまれた作品を知っている者からすると、
本作はかなりあっさりとした印象である。

東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.77
(3pt)

男は理想、女は現実

同作者の東電OL殺人事件「グロテスク」を読んだこともあり、映画化されたことをきっかけに本書を手にとってみた。
主人公の清子をはじめ、日記に綴られた隆、ワタナベ、森、智意太と千希など多くの人の視点で物語が進んでいく形式は
「グロテスク」に似ている。

男性陣が主義主張に生きている中、唯一の清子はあくまで現実を生きている。
清子は強い者に巧みに取り入り、時に裏切る。誰を利用するのが一番得かを常に考えている。やはり女性は強い。

しかし、それ以上は、残念ながらあまり印象に残っていない。
本作も実際に起きた戦中の事件を題材に描かれているようだが、取材可能範囲が全く異なるとはいえ、
「グロテスク」のように人物描写や設定が深く練りこまれた作品を知っている者からすると、
本作はかなりあっさりとした印象である。

東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.76
(3pt)

ぼさっとしてますな。

好きな作家さんもいるけれど、ものすごく自分の相性、という意味においてものすごくムラのある作家さんが、あたしには少なからず存在する。その最たる存在があたしにとっては、この、桐野夏生さんだ。ものすごい才女で社会派、すごい筆力だってのはわかる。OUTの衝撃は今でも忘れられないし、ファイヤーボールブルースも素晴らしかった。頬に降りかかる雨も、あたしの中では傑作だ。でも、この東京島は、こんなにもすべてが揃いきったお膳立ての中で、どうにもこうにも切れが悪いのだ。蠅の王の胸をえぐる乾きもなければ、15少年漂流記のような渇望もない。漫然とした、でも鈍い、ぼさっとしたぶれ。時々この人は、自分が女性であることに、怒りのような嫌悪感を感じているのではないかと思うことがある。小説を書くと言うよりも自分で自分を傷つけているような。才女で美貌にも恵まれながら、なぜに自分に汚物を塗ったくりながら徘徊するのか?声にならない声を上げて桐野夏生は、果たして何を叫んでいるのだろうか?
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.75
(3pt)

ぼさっとしてますな。

好きな作家さんもいるけれど、ものすごく自分の相性、という意味においてものすごくムラのある作家さんが、あたしには少なからず存在する。その最たる存在があたしにとっては、この、桐野夏生さんだ。ものすごい才女で社会派、すごい筆力だってのはわかる。OUTの衝撃は今でも忘れられないし、ファイヤーボールブルースも素晴らしかった。頬に降りかかる雨も、あたしの中では傑作だ。でも、この東京島は、こんなにもすべてが揃いきったお膳立ての中で、どうにもこうにも切れが悪いのだ。蠅の王の胸をえぐる乾きもなければ、15少年漂流記のような渇望もない。漫然とした、でも鈍い、ぼさっとしたぶれ。時々この人は、自分が女性であることに、怒りのような嫌悪感を感じているのではないかと思うことがある。小説を書くと言うよりも自分で自分を傷つけているような。才女で美貌にも恵まれながら、なぜに自分に汚物を塗ったくりながら徘徊するのか?声にならない声を上げて桐野夏生は、果たして何を叫んでいるのだろうか?
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.74
(3pt)

変わった?

まず私は作者のファンですが、全作読んだわけではないということでご了承下さい。文体がこんなだっただろうか・・・と思いました。なにか強引で、観念的な印象です。すっと引き込まれません。大急ぎで書いたのでしょうか。レビュアーの平均評価が星三つなのも、やっぱりねと変な満足をしました。南国の無人島という状況が、想像を絶しているために、生々しさを感じられないということもあるかもしれません。面白かったのは、隆の日誌とワタナベのくだり。登場人物の思考を読み手に直接体験させる、面白い時の作者ならではの筆。生き生きしています。「毛流族の乱」も痛快でした。倉橋由美子の「スミヤキストQの冒険」をギュッと短く濃縮したような面白さだと思いました。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.73
(3pt)

変わった?

まず私は作者のファンですが、全作読んだわけではないということでご了承下さい。文体がこんなだっただろうか・・・と思いました。なにか強引で、観念的な印象です。すっと引き込まれません。大急ぎで書いたのでしょうか。レビュアーの平均評価が星三つなのも、やっぱりねと変な満足をしました。南国の無人島という状況が、想像を絶しているために、生々しさを感じられないということもあるかもしれません。面白かったのは、隆の日誌とワタナベのくだり。登場人物の思考を読み手に直接体験させる、面白い時の作者ならではの筆。生き生きしています。「毛流族の乱」も痛快でした。倉橋由美子の「スミヤキストQの冒険」をギュッと短く濃縮したような面白さだと思いました。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.72
(3pt)

どうしてこうなったの?

無人島に漂着する人数を30人超(日本人、中国人、○○○)になぜしたのかピンと来ませんでした。
「女性一人」がテーマなら、一貫して女性を一人称で描いた方が良いような気がしました。
目線があちこちに振られるので、時系列でもぼやけてしまって、ぐいぐい引き込まれるような感じがしません。
考えさせられるわけでもなく、中途半端にエンタメなんですよね。
いっそのこと日本人10人くらいにして女性一人。
うーん。
エンタメにしたいから外国人や狂人が出てくるんですよねぇ。。。
着眼はあくまでも面白いので☆3つ。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.71
(3pt)

どうしてこうなったの?

無人島に漂着する人数を30人超(日本人、中国人、○○○)になぜしたのかピンと来ませんでした。
「女性一人」がテーマなら、一貫して女性を一人称で描いた方が良いような気がしました。
目線があちこちに振られるので、時系列でもぼやけてしまって、ぐいぐい引き込まれるような感じがしません。
考えさせられるわけでもなく、中途半端にエンタメなんですよね。
いっそのこと日本人10人くらいにして女性一人。
うーん。
エンタメにしたいから外国人や狂人が出てくるんですよねぇ。。。
着眼はあくまでも面白いので☆3つ。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.70
(3pt)

もっとリアリティが欲しかった

過去、桐野さんの小説は人間の本性をとめどなく出すようなかなりドロドロしたものが多かったので、これもそういう刺激(?)もあるかと思い期待したのですが・・・、残念ながら、正直おとなしい感じがしました。
ただ、あくまでもフィクションということで読み始めたのですが、実際に戦後にあった「アナタハン島の事件」をモデルにしたのだということに気づき、「本当にそういうことがあったんだ」ということのほうがけっこうショッキングでした。
また、映画のキャスティングも重なり、小説の中の主人公の女性と映画のキャスティングがあまりにも違いすぎているので納得性もいまひとつ。
あれだけ食べて生きていくのに苦労してきたわりには、最後には意外にもとんとん拍子だったのも、物語の後半の盛り上がりにはいまひとつだったかもしれません。とくに「ワタナベ」も。
しかし、もし、こういう環境下におかれたら自分はどうなるでしょうか。
(お腹が弱いので、真っ先に衰弱してしまうかな)
もう少し、ナマナマしい、リアリティが欲しかったですね。桐野さんにしてはおとなしい内容だったと思います。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.69
(3pt)

もっとリアリティが欲しかった

過去、桐野さんの小説は人間の本性をとめどなく出すようなかなりドロドロしたものが多かったので、これもそういう刺激(?)もあるかと思い期待したのですが・・・、残念ながら、正直おとなしい感じがしました。
ただ、あくまでもフィクションということで読み始めたのですが、実際に戦後にあった「アナタハン島の事件」をモデルにしたのだということに気づき、「本当にそういうことがあったんだ」ということのほうがけっこうショッキングでした。
また、映画のキャスティングも重なり、小説の中の主人公の女性と映画のキャスティングがあまりにも違いすぎているので納得性もいまひとつ。
あれだけ食べて生きていくのに苦労してきたわりには、最後には意外にもとんとん拍子だったのも、物語の後半の盛り上がりにはいまひとつだったかもしれません。とくに「ワタナベ」も。
しかし、もし、こういう環境下におかれたら自分はどうなるでしょうか。
(お腹が弱いので、真っ先に衰弱してしまうかな)
もう少し、ナマナマしい、リアリティが欲しかったですね。桐野さんにしてはおとなしい内容だったと思います。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.68
(3pt)

ほんとに「えげつない」。ギリギリ最後まで読みました。

ホントに「えげつない」。
半分あたりまでは、そのえげつなさに、20ページ読んだら一休み状態だった。
ちょっと希望が見えてきたあたりからは、進みだした。そうそう、これは21世紀の「創世記」なのだ。
女性は弱々しいものだと決め付けられているが、たった一人生き残るとしたら、こういう生き方だろう。
女性の武器を思う存分に使い、男に頼り、突き放し、意識と思いの間をうまくすり抜けていく…。
これ映画になる。予告編見たけど、ちょっと綺麗すぎないかなぁ。エルメスが衣装提供してるから?
もっとグロだよ。人類の創世記ってまさしくこうなんだ。それは分かった。
でも、ホントに買わなきゃよかったと思った。
原始から文明というものが宿り始めたら、ようやく本も進みだしたけ、良い経験させてもらいましたわ。
ただ、最後まで、何が言いたいのか、分からん本でした。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.67
(3pt)

ほんとに「えげつない」。ギリギリ最後まで読みました。

ホントに「えげつない」。
半分あたりまでは、そのえげつなさに、20ページ読んだら一休み状態だった。
ちょっと希望が見えてきたあたりからは、進みだした。そうそう、これは21世紀の「創世記」なのだ。
女性は弱々しいものだと決め付けられているが、たった一人生き残るとしたら、こういう生き方だろう。
女性の武器を思う存分に使い、男に頼り、突き放し、意識と思いの間をうまくすり抜けていく…。
これ映画になる。予告編見たけど、ちょっと綺麗すぎないかなぁ。エルメスが衣装提供してるから?
もっとグロだよ。人類の創世記ってまさしくこうなんだ。それは分かった。
でも、ホントに買わなきゃよかったと思った。
原始から文明というものが宿り始めたら、ようやく本も進みだしたけ、良い経験させてもらいましたわ。
ただ、最後まで、何が言いたいのか、分からん本でした。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.66
(3pt)

エンタメとしては悪くない

戦後に実際におきたアナタハン女王事件をベースに、無人島に残された女一人と男達のサバイバル
を描く小説です。
人間ドラマをこってりと描くことを得意とする桐野氏ですが、今回の見どころはむしろ
一人の女の生き残ろうという執念と特異なシチュエーションによるエンタメ性だと思います。
一人の女のめぐって殺しあう男達と、女王として君臨しながらも島を脱出して帰国するために
男を利用しつくそうとする女の駆け引きは野性味に溢れていて肉食系の人にはもってこいです。
映画化されるそうですが、小説よりも映像の方が向いている作品だと思います。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.65
(3pt)

南国サバイバル☆

・・・的な感じの綺麗な表紙と「映画化」の文字につられて読みました。
ただ、ヒロインが木村多江サンと判っていながら、この小説の描写で
清子を木村多江サンで読み進める事が出来ず、笑ってしまいましたw
個人的には『これほど男に焦がれられた女がいただろうか。』で読みたかったかな。
なので意外にもワタナベの清子に対する感情が1番納得出来た感じ。
物語は結構淡々とした感じで、もう少し無人島サバイバルが有っても良いのでは。
まぁサバイバル小説じゃないと思うから、アレですけど。
あまりにも淡々としていたので、レヴューでの評判は良くない有人島の部分が好きでしたw
映画は観たいと思った。南国、景色が綺麗で良さそうだしw
実はもっと次々人が殺しあっていって『最後に誰が生き残るのか?!』
・・・系の小説だと思っていたのは内緒です(爆)
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.64
(3pt)

期待が大きすぎたせいで残念

設定の面白さが いま一つ活かされきってない気がします。
もっと楽しめると思って読んだので残念でした。
権力関係が変わっていくさまなんかはもっと細かくリアルにゾクッとするくらいの方が逆に現実味があって面白いと思うのですが 意外とあっさりしてて残念でした。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.63
(3pt)

期待が大きすぎたせいで残念

設定の面白さが いま一つ活かされきってない気がします。
もっと楽しめると思って読んだので残念でした。
権力関係が変わっていくさまなんかはもっと細かくリアルにゾクッとするくらいの方が逆に現実味があって面白いと思うのですが 意外とあっさりしてて残念でした。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.62
(3pt)

史実・小説・映画

武器の力と、性の食い物にされた当事者の史実。
手段を持つと使わずにはいられない人間の欲。
エルメスとの提携もあり、綺麗めで上品な演出の映画。
時系列に物語が進み視点変化も無いので分かりやすい。
小説を下品・低俗・俗悪・醜悪・エログロと評した読者は
汚物をみせない映画の方が合っているのかな?
節操なくご都合主義で同調できない醜さを味わう小説。
女の醜さを「〜のために」と理由付けしない潔さに怖さを感じる。
謝らないし言い訳もしない平気で裏切る、ホントにヒドイ女性。
身勝手に言い切る清子だからこそ、迷った人は頼りに言葉を貰いに来るんじゃないかな。
醜さに頼る人。
暴力・権力・食欲・性欲・感情的・稚拙そして異物の醜さ。
なんで頼るんだろう、人は本来醜いからかな。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.61
(3pt)

史実・小説・映画

武器の力と、性の食い物にされた当事者の史実。
手段を持つと使わずにはいられない人間の欲。
エルメスとの提携もあり、綺麗めで上品な演出の映画。
時系列に物語が進み視点変化も無いので分かりやすい。
小説を下品・低俗・俗悪・醜悪・エログロと評した読者は
汚物をみせない映画の方が合っているのかな?
節操なくご都合主義で同調できない醜さを味わう小説。
女の醜さを「〜のために」と理由付けしない潔さに怖さを感じる。
謝らないし言い訳もしない平気で裏切る、ホントにヒドイ女性。
身勝手に言い切る清子だからこそ、迷った人は頼りに言葉を貰いに来るんじゃないかな。
醜さに頼る人。
暴力・権力・食欲・性欲・感情的・稚拙そして異物の醜さ。
なんで頼るんだろう、人は本来醜いからかな。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.60
(3pt)

映画に惹かれて読んだけど…

映画のCMで面白そうだなと読んでみました。
最初は「おお〜」と設定と走り出しに好感。
これは最後まで一気に読んじゃいそうとワクワクしながら読み進めましたが、ずいぶんと前半で失速。
島人の誰にも共感できなくて、パラパラとページをめくる「作業」になってしまいました。
でも読まない!と放り出すことはなかったので、そこはギリギリ☆三つです。
なんだかな〜…
あんな状況になったら、もっと人間ってドロドロになるんじゃないかな〜、薄いな〜と思いました。
共感できす、うん。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.59
(3pt)

映画に惹かれて読んだけど…

映画のCMで面白そうだなと読んでみました。
最初は「おお〜」と設定と走り出しに好感。
これは最後まで一気に読んじゃいそうとワクワクしながら読み進めましたが、ずいぶんと前半で失速。
島人の誰にも共感できなくて、パラパラとページをめくる「作業」になってしまいました。
でも読まない!と放り出すことはなかったので、そこはギリギリ☆三つです。
なんだかな〜…
あんな状況になったら、もっと人間ってドロドロになるんじゃないかな〜、薄いな〜と思いました。
共感できす、うん。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021