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感染
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感染の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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面白かったです! 今、コロナウィルスが流行っているので、関連で購入しました。 実際、コロナウィルスとは、全く関係も関連もないストーリーですが(笑) 著者に全くの不備や文句はないのですが、Amazonさんに問題が! いつも、ダンボール補強をして発送してくれているのに、今回に限って、本そのまんまで送ってくれました! おかげで、カバー表紙がずれて、背表紙上部がしわしわに折られて手元に届きました。 中身を読むのに差し支えはありませんでしたが、自分でやったわけではないからか、ちょっと不愉快でした。 なので、星マイナス1です。 Amazonさん、忙しいからか、こういったことが時々あります。 忙しい時こそ、気を付けてほしいかな。 | ||||
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主人公の啓介の人物構築がほとんどなされていないので、どんな人間なのかよく解らず、 感情移入も全くできませんでした。病院の裏側みたいなのも描かれておらず、そちらのほうの 好奇心も満たされませんでしたし、その結果最後のどんでん返しも 肩透かしを食ったかんじでした。スカスカの内容なのであっというまに読み終えられたのが せめてもの救い(?)でした。なんちゃら文庫本大賞受賞みたいですが、レビューの少なさからも クチコミの低さが伺えるしろものだと思います。 | ||||
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ここのレビューを見て、読むのを躊躇したが、 面白かった。 著者のデビュー作ということもあってか、 巻末に著者のコメントが書かれている。 娯楽小説を読むのが好きだったため、 娯楽小説を書いていきたい、とある。 娯楽小説として読めば、とても楽しめる作品。 内面の描写が少ない気もするが、 特に気にならない。 医療に詳しくない一般人が、臓器移植に興味を抱く 入口としては、良い作品。 子供に臓器移植させる親の気持ちは、伝わってくる。 仙川さんの小説は、とても読み易い。 読み易い医療小説です。 | ||||
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仙川環さんの作品『無言の旅人』を読んで、 なかなか読ませる作家さんだと思い、 この作品を手に取ってみたが裏切られる結果に。 いくらデビュー作とはいえこれはちょっと酷い気がした 『無言の旅人』の文章、人物の葛藤、ストーリー展開と 良かっただけに、こちらの『感染』はただただがっかりさせられ 読むのも苦痛なほどでした。 まず、登場人物に感情移入出来ないばかりか 内面の葛藤は浅く、描写も淡泊。 物語の流れも、淡々と流れ 伏線は確かにあるものの 印象が薄く、唐突感ばかり感じ、驚きも起こらなかった。 この作品を読まれて失望されたか、 『無言の旅人』の方を読んで判断して頂きたい。 自分、もう少し別の作品を読んでこの作家を判断していきたいと思いました。 | ||||
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医療もの特有の難しい用語もなく、さらっと気軽に読めてしまう作品。医療サスペンス小説の若年層向け入門編。文章も難しくないので、西村京太郎さんみたいな作品が好きな人にはお薦めです。 個人的には簡単な知識を読者に伝える事ができても、心には何も残せるタイプの小説家さんではないと思います。 | ||||
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でも展開が… なんか、あまりリアリティがない感じ。 夫とのよそよそしい関係とか… 最後、新聞記者の人が謎解きをする役目に回ってくれて あーそうなんだ〜、ってクリアになってよかった。 主人公、いらなくない?って思うほど微妙でした。 それに何か、他の登場人物たちが結構みんな怖いキャラで 読んでいて心休まらなかった…。 移植の話も「移植しない」って選択はないんですかね。 移植すべきではないのではないかって そっちの価値観は描かないんですね。 テレビのサスペンスドラマっぽい話だと思ってしまいました。 | ||||
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とてもわかり易い伏線だった(苦笑) こういった小説を読み慣れている人ならば、わりと容易く結末を予想できたのではないかな。 閉鎖的な医療の世界で起こる上下関係、証拠隠滅、隠匿。 それを巧みに絡み合わせながら、今の移植医療の問題点をも提起している。 残念なのは、強烈な人物像で設定された桜木栄子が、その人物像の役割通りではなかったということと それぞれの人物が中途半端な感じのまま、物語を終えてしまったこと。 漠然とした人物が、スピード感のある物語に乗っかって、終わり、のような。 事件の真相を聞いても釈然としない。’気持ち’がわからない。そこらあたりが残念だ。 詳しい医療知識を持たなくても読める小説です。 スピード感はあるので、一気に読みたくなる本です。 | ||||
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臓器移植と致死率の高いウィルスをめぐり、殺人・失踪・誘拐などなど。 テーマはとても良いと思うのですよ。ウィルスの混入も、ありかな??と思わせるぐらいのリアリティはあります。 が、なんにせよ主人公の夫が描き切れていない! 作者は女性でもあるので、余計にそうなのかもしれないのですが なぜ、その行動をとる??という理由が見えなく、ストーリーのためだけに動いているよう。 主人公との結婚もそうだし、息子を燃やすのも無理がありすぎる。 これは、夫だけでなく新聞記者や、教授・助手もそうだし、警察官もそんな感じ。 重いテーマの割には、ラストがあっけないし火曜サスペンスのような感じですね。 もう少し、おもしろくなりそうなのに残念だなあ。 次回作を期待します。 | ||||
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これは臓器移植の抱える問題点をさらけ出して見せた作品でした。 医療に関する知識が希薄でも十分に楽しめると思います。 結構、真面目な作品ですね。 その割にはすらすらと読めました。 | ||||
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医療小説の中ではその分野独自の描写が希薄で、 医師の話である必然性を感じないほどです。 物語も浅くてご都合主義、登場人物にも魅力を感じません。 | ||||
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感染というタイトルと裏表紙のあらすじから、 専門的な知識がなくてもだいたいの話が読めてしまいます。 主人公が弱いため真実にたどり着くところは拍子抜け。 とはいえ話にスピード感があり、さくさくと読み進められ、 途中で嫌になる、ってことはありません。 でも1/3くらい読んだとこで、まだこんな話ってことは ラストは…と想像がついてしまう。 私はミステリに詳しいほうではないですが、ここまで 弱弱しい主人公なら話をひっぱる協力者がいるのが王道だと 思ったので、そういう風にしても良かったのではないかと思います。 今後に期待。 | ||||
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ウィルス、移植に関する医療ミステリ。 例えるならガンダムSEED。 消息を絶った夫と頻発する幼児誘拐殺害事件。 夫とその前妻、病気の子供との関係を事件に見出しながら、 東京、仙台と駆け巡りながら推理する奥様。 結局決着をつける結論を持ってきたのは直接関係は無い新聞記者。 ヤマはあってもオチが無かった。 これじゃ戦争を嫌がって自ら三隻同盟組んで 「誰も殺したくないんだー!」と言いながら ミーティアでフルバーストしてくれたキラが フレイを死なせておきながら、 結局終戦は水面下で動いてたアンチザラ派の議員のおかげ、 というまさに種の流れ。 つまらなかった。 | ||||
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主人公はウィルス研究者の仲沢葉月。 急に呼び出しがかかると飛び出す、普段もこちらの言葉などうわのそらなど、 なんだか様子がおかしくなった夫啓介を心配する所から話が始まります。 冒頭では、優秀な外科医である啓介が以前は受けとらなかった謝礼を懐に納めます。 お金が必要になり、妻に冷たい…??読者はそこで、葉月以外の女の影を想像します。 それは、主人公葉月も例外ではありません。挙句の果てに啓介が失踪します!! その謎を追いかけるうちに葉月は事件に巻き込まれていきます。 そんな始まりです。 読みやすいですが、決して心情描写などが薄いわけではありません。むしろ濃い。 サスペンスにはありがちなのかもしれませんが、 薄暗い空の下、自分の夫を探す場面では、 葉月の焦り、不安を痛いほど感じました。 葉月の気持ちがかなりの純度で伝わってきます。 妻としての自分に自信をもてない葉月。 事件が大きくなるのに反比例して味方がいなくなる。 しかし、夫への愛情から事件の真相を解明しようと必死になるのです。 啓介の抱えるある葛藤を吐露する場面もかなり素晴らしい。 この二点を中心に見ればかなりよい作品であるといえましょう。 ネタバレになるので詳しく書きませんが、伏線を張ったものの、 未消化に終わってしまう点もあります。 しかし、全体としては医療に関わる問題に、 夫婦間と、親子の愛情を絡め、多少のミスなど押し切る力があります。いい小説ですね。 | ||||
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ロビン・クックの「アウトブレイク」(映画のアウトブレイクとは別物)のような作品かと思って読んだのですが、ネタが全く違ってましたw 臓器移植という日本では比較的新鮮なネタですが、プロットが少し強引な印象を受けました。 本業が医学ジャーナリストのデビュー作としては、まあまあかな? 次回作に期待したいです。 | ||||
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ウィルスの研究者である私立大医学部助手の女性が、優秀な外科医である夫が前妻との間に儲けた子どもの誘拐事件と夫の失踪をきっかけに、殺人事件とその背後にある大きな陰謀に巻き込まれて行きます。 著者は医療系に実績のあるジャーナリストだそうで、臓器移植における問題など考えさせられる事例が多く盛り込まれ、読み物として興味深く読めます。夫が殺人の疑いをかけられ、その疑いをはらすため主人公が奔走するうちに、次から次へと事件に巻き込まれるストーリー展開もミステリとしてそこそこ面白いです。 前妻と自分の容姿を比べながら、私は研究者としては優秀だけれど美人ではない、なぜ私は夫に選ばれたのだろう、と自問自答を繰り返す部分がイタくて好きになれなかったですが・・・。 | ||||
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先に「転生」を読んでしまったので、作品の発表順とは逆になってしまいましたが、スピード感溢れる展開は、同様で読みやすい作品です。 テーマは、臓器移植です。 ウイルス感染症を研究する「仲沢葉月」が主人公で、夫「啓介」は、アメリカ留学中に臓器移植を経験している高名な医者だが、家庭での会話は殆ど無い。 その「啓介」に掛かってくる電話、謎の行動。 前妻との間にもうけた「啓介」の子供「宏」の誘拐事件をきっかけに、「葉月」が謎に迫っていきます。 「葉月」が、何故「啓介」が前妻と別れ自分と再婚したのかに思い至る場面が非常にやるせないですが....。 重いテーマではありますが、平易な表現になっていて万人が楽しめる娯楽作品です。 | ||||
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テーマが重い割に読みやすい作品。 異種移植などを知識としてインプットするには良いかも。 表紙裏の作者の顔がそのまま主人公として演じているイメージがある。 恐らく作者自身もそのつもりで自分の思いやメッセージを込めて書いているのだろう。 ただ、処女作品のためか稚拙な構成や表現が気になる。 主人公以外の人物の描写(特に年齢)が物足りない、とってつけたように電話連絡が入って都合よく展開が変わる、 話の主筋が夫の行方を追跡するばかりだが電話をかけて来た相手を調べた方が良いのでは?、立って歩いているはずなのに「立ち上がる」、などなど。 | ||||
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2時間ドラマの原作かと思わせるノリで、話は展開していく。医学小説にしては、いま一歩、専門性に踏み込んでおらず、心理小説にしては、登場人物の心理描写に深まりがなく、当然ながら悪くはないのだが、気楽に読める、ドラマである。このノリの軽さは、登場人物が骨太ではないからか、あるいは、展開が表層的であるからなのか。 栄子と試験管を取り合った、葉月はその破片で指を切ってしまい、栄子は青ざめるのであるが、この結末を描く描写は、拍子抜けのような気がしてならない。 | ||||
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私は今、金銭的事情から新聞を取っていないし雑誌も殆ど読まない。テレビも、これは幼い頃からの習慣で殆ど見ない。外界からの情報は、インターネットを通しての、事件や事故の表面をぺろりと舐めた程度の代物と言って過言ではない。 それゆえ、恐らく私の外界に対する知識は酷く遅れているに違いない。まだ出版社に勤務し編集という肩書きを背負い街を駆けずり回っていた頃とは、今の私の生活は百八十度違う。少々情けないとも思うし、同時に、私がこの世界で生きのびていくには今はこれしか術がないと諦めも覚える。 異種移植という言葉が明確に私の脳味噌に刻まれたのも、だから、本著を読んでからだった。移植というものに対しての諸外国と日本との相違や自国の医学界の現状や程度については、多少なり私にも知識はあった。だから、本著を読み始めて、現在の日本医学会が孕む移植についての問題には、足を止めずにはいられなかった。そして気づいたらすっかり、本著の中に私は一読者として潜り込んでいた。 著者は医学ジャーナリストなのだとプロフィールで触れられていた。確かに、本著のうたい文句にあるように、「医学ジャーナリストが描く、迫真の医療サスペンス!」というのは嘘じゃない。しかし。 私は、医療サスペンスという表現に少々違和感を覚えずにはいられない。確かにそういう側面も持っているだろう。が、ここに描かれているのは医療・医学といった上着を纏わせた人間小説なのではないか、と。私には、そう感じられる。 そうして読み終え、最後の頁を閉じたとき、私はほっとため息をついた。何故ため息などが漏れたのか。それは、読後感に救いがあったからだ。その救いを光を感じ、私はほっとしたのだ。 人間が、高等な脳味噌やら言語などといった代物を縦横無尽に操る生物であるがゆえに、他の生物では在り得ない犯罪やら策略やらがこの社会に充満している。が、同時に、そんな汚物に塗れながらもなお生き抜いてゆこうとする自らの意志を持ちえるのもまた、人間だからだ。 本著は、そんな、人間の残酷さ卑怯さ弱さと同時に、人間が持つ高潔さもまた描いている。著者は今もジャーナリストとして社会を駆け回っているという。次作がどんな世界を描き出してくれるのか、私は今から楽しみにしている。 | ||||
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1/3くらい読んだところで、タイトルから想像して見えた結末はその通りだった。私自身が薬学出身なので、その知識のせいかもしれない。あるいは登場人物の人間関係が単純なため、推理しやすかったこともある。しかし一般の人が読むには、免疫に関する説明が不足しているように思う。ネタは新鮮だが、手法は古色蒼然。個人的には並の☆3つ。 | ||||
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