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審問
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審問の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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邦題は大陪審のことを指しているんだろうけれど、原題はThe Last Precinct、最終管区とでも訳すのだろう。小説内ではこの言葉は二つの意味をもつ。コーンウエルは、スカーペッタの行く末を明示したのだと、読後思った。 本作は前作の警告の続編で、上巻は読者をイライラさせる展開で進む。下巻では、スカーペッタへの疑惑が生まれ、増大し、法的・精神的に追い込まれていく。小説は、スカーペッタの視点でしか描かれないため、読者は理不尽な扱いに対する憤怒にかられながら、追い込まれることになる。この小説での救いは、マリーノとルーシーだ。そして、今回、バーガーというニューヨークの女性検事が大きな役割を果たすことになる。 読者には、できれば「警告」から読んでもらい、上巻のストレスフルな展開に耐え、下巻の抑圧されたスカーペッタを乗り越えた大団円を満喫してほしい。本シリーズの初期の、詳細な検屍により事件を解決するスキームではない、新たなスカーペッタの物語を楽しんで! | ||||
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母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。 | ||||
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母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。 | ||||
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久しぶりに読みました。 良かったです。 ---------- | ||||
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233 という数字が出てきますが、さあ 何の数字でしょうか 読んでからのお楽しみ(笑 | ||||
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良かったと思います。 つづきを読みたいとおもいました。 楽しみです | ||||
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スカーペッタが好きになれなかった。 何故コーンウェルが面白いと言われるのか分からない。 スカーペッタの独りよがり、スカーペッタの視点でしか物語が進んでいかないために、事件に深みや面白さ、が感じられない。 スカーペッタとスカーペッタを取り巻くキャラとの掛け合いに、ユーモアが一切感じられない。 コーンウェルの凝り固まった頭が作り上げた、偏見だらけの柔軟性の無い作品。 | ||||
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面白いですか? と聞かれたら「面白いですね……まあ」とは答えられる。 でも、その面白さは、船越英一郎的2時間ドラマや、Vシネマのようなお約束としてのカタルシスであって、ミステリー、サスペンスとしての謎解きや、ハラハラ、ドキドキには無い。 そもそも、真犯人とそれを取り巻く状況、背景が、ロクな伏線もなく、ある段階になって突然ドン! と出てくる展開は、大味すぎる。 料理番組でよくある展開──「こちらに既に◯◯したものが用意してございます」といった類のお約束。 3分クッキングなら、尺の都合もあるだろう。 しかし、上下巻のボリュームで、なぜそんな杜撰な展開を? シリーズ初期の、機械式時計のような組み立ては、もうここにはない。 | ||||
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最近このシリーズの読み直しをしています。段々飽きてくるかと思いきや、登場人物の成長とともに状況の変化や彼らの心境の変化などが微妙に価値観にも反映されていく。。。。次の本も読みたいです。 | ||||
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いつもですけどね、やはり作家というのは出だしに力が入るのか、一ページ目の英文を読むに手こずる。そこを過ぎると巡航になる。 快調に飛ばしていると、解剖の場面でまた徐行ぎみ。解剖とか、現場での 調査の模様はtechinicalなので、すんなり走り抜けるわけには行かない。ここで出てきた細かなことが伏線になっているので、あいまいな理解ではその後の展開が分からなくなる。それにしても、初めの方の場面で、トラックの中での会話で、Marinoが「わたし」に「事件の被害者になった」ことについて教訓をたれるところがある。ここでは、Kayがまるで殺されかかったことが初めてであるかのような設定になっているのですけど、うーむ、このシリーズ 中 Kayは何回殺されかかったきたことか。シリーズを通して一貫性のない所はところどころあるけど、まあいいか。それも、また楽しい。 | ||||
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前作の数日後が場面設定になっている。 これまで、政治に巻き込まれそうになったり、私利私欲のために利用されそうになったケイ。 恋人(マークとベントン)邪悪な犯罪者の犠牲になり、死んでしまった。 ケイが作品内で何度も触れているが、 歳を取るとともに、かたくなになり、自分好みの自宅で他人が物を動かしたり、 部屋を汚す事に耐えれなくなり、 さらに、一人になりたくなるから、どんなに愛していても、精神的につらいという。 気持ちは分からなくもない。 ただし、いつも彼女は、自分と仕事に厳しい為に、 愛する者が死んでしまったとき、その気持ちに気がつき、悩み、苦しむ。 さらに、ケイを陥れようとする、能力のない権力者達の陰謀(?)や、邪悪な犯罪者。 ケイを取り巻く環境は、時間の経過とともに変わっている。 そして、シャンドンに襲われたことによる精神的な後遺症。 何もかもがマイナスに向かっていく。 その当惑した、裏切られたと思うこと、そんな嫌な気持ちが、 1人称で描かれているので、ひしひしと伝わってくる。 モーテルで、拷問されて殺害された事件は隅に置かれ、 ケイの気持ちが物語の中心である。 だから、疲れちゃうのよね。 コーンウェル作品のいいところは、 その時代の最先端の科学捜査を行うこと。 今では当たり前になっているDNA鑑定をいち早く取り入れているし。 …と、まぁ、上巻の感想なのだが、 もっとスピーディーな話の展開が好きなので、 この回の話は、あまり好きではない。 | ||||
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「警告」から、この「審問(上)、(下)」と続く話は、スカーペッタ・シリーズの中で、私にとって最も読み応えのある作品でした。ケイにとって、一体誰が味方で、誰が敵なんだろう?と、考え込んでしまうこともありました。あとは、ベントンという存在が、ケイにとってものすごく大きいものであることが、痛々しいほど感じられました。全てのことが、うまくいかず、どんどん落ち込んでいく中で、それでも向かってくるものと戦おうとしたケイの姿は、応援しながらも、「無理しなくていいよ・・・」と言いたくなってしまうほどでした。今までの、どの作品よりも、読むのにエネルギーがいる、と私は思います。でも、睡眠時間を削ってでも(笑)読んでみたい作品でもあァ?ます。 | ||||
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検死局長スカーペッタは自宅に押し入った男を撃退、怪我を負わせる。自分を助けに来たはずの警察の様子がおかしい、マリノもよそよそしい。自宅は徹底的に調べられ、自分の車も使わせてもらえない。正当防衛のはずが男を招きいれ、暴行を加えたと訴えられたのだ。有利なはずの証拠が見つからず、彼女の行った事の全てが不利な状況証拠になっていく。こんな事ってあるのか。自分や自分のやってきた事を信じてくれるものはいないのか、警察・メディア、スカーペッタを信じている人間は誰もいないように思え、彼女は落ち込み、辞職にまで追い込まれていく。彼女はどうやってこの窮地を脱するのか。。ストーリーの展開が遅く、もどかしい。結末も新鮮さに欠け、物足りなさが残る。 | ||||
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翻訳版の発売が遅れたため、待ちきれなくなって原書に初挑戦しました。専門用語などが心配でしたが思っていたほど読みにくくもなく、特に私は途中から時々翻訳版と読み比べながらでしたので、わりとすんなり読むことができました。前作までに終わったと思っていた過去の件がほじくり返されたり、登場人物たちの意外な一面などを垣間見る事ができて、また彼らに少し近づけた様な気がします。初めての方も、一度翻訳版を読まれた方も、たまにはマリーノの毒舌を原書で楽しんでみませんか? | ||||
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前作"Black Notice"で不気味な存在の狼男ことル・ガロウを捕らえたものの、今回はこの件でスカーペッタ自身が窮地に陥り、辞職の危機にあう。一連のスカーペッタ作品には毎回やり手の美人が登場するが、前作のダイアン・ブレイは良かった!無残な殺され方はおおいに気になるところではあるが。今回はマンハッタンの美人検事jaime Bergerが登場する。それとは関係なしに、スカーペッタは友人で精神科医のアンナのもとに身を寄せ、精神鑑定を受けることになってしまう。裁判では次々に不利な証拠が出され、検死官の職が危うくなる。さて、どうなるのでしょう? | ||||
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何で私だけがこんなひどいめに・・・(byスカーペッタ)という事の連続です。シリーズ中、最も人間臭い部分が露見され、今までのシリーズを読み返したくなります。第一部終了という感じ。今後、大きく状況が変わりそうなので必読です。スカーペッタ同等クラスのまたまたいい女登場!これくらい、いい男も出てきてくれればスカーペッタさんにとっても読者にとってももっと良いのに・・・ | ||||
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本の最初と最後で事態はほとんど変わらない。無論、何人か殺されたりするのだが、前作の最後でケイが傷を負いながら捕まえた狼男Chandonneの裁判をはじめ、物事があまり進まないのだ。とくに、前半のテンポはのろく、ケイが精神分析治療を受ける場面は、探偵スペンサーと恋人スーザンの会話に匹敵するほど退屈。死者も含め、シリーズのこれまでのメイン・キャラクターがつぎつぎと登場する。作者はどうも、この本をこれまでのおさらいと次作品へのつなぎに位置付けたようだ。 | ||||
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全作の続きなので、この2冊を初めて読む方にはちんぷんかんぷんかもしれないです。一貫して、ケイの怒りや人間不信がつまった話ですし、ネガティブな感情以外はほとんど描写されていません。逃げ道もあるにはあるけれど、仕事も失い、大切だと思っていた人も失い、家も車も失い、あと頼りになるのは自分が育てた姪だけ、というのは少しみじめすぎるような気がします。そして姪のルーシーも新しい恋人を作っているし。ただ、人生の底を見たような気持ちになってもへこたれないタフさが、さすがケイだ・・・と思わされますが、前回までと違ってそういうケイから元気をもらうほどではありませんでした。 ひとことで言うならこの作品は、ひどいことが起こりすぎてケイに対して気の毒だなあと思うばかりです。 | ||||
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『警告』から始まり、『審問』上下巻と続いた、長い事件がやっと一段落した。シリーズ自体はまだ続いていくようだが、主人公の身の上に大きな変動があり、次巻からは新しい局面を迎えることとなる。『警告』は、主人公ケイの亡くなった恋人ベントンが知人に託した「死後に読むべき手紙」が、ケイに届けられるシーンから始まる。とにかくこの3冊は、強烈に「ベントンの不在」という色に彩られている。恋人の死というのは、それだけで計り知れないストレスもたらすが、殺人の嫌疑をかけられる、という破滅するかどうかの瀬戸際という状況もワンセットでついてきたわけだ。当然ながら、ケイの心象風景は荒涼としていて、感情を剥き出しにする場面もいくつも出てくる。読んでいて気が滅入る。しかし、だからこそ、物語の問い掛けるものは、重く心に響く。いままであまり語られなかった、郡の検屍局長で、医者にして弁護士、というスーパーウーマンのケイの隠された心の暗がりが照らし出される。そして、すでに存在しないベントンの心の中も。いままでの巻では、主人公の恋人という重要な役回りにも関わらず、ベントンの存在感は、わたしにとってもうひとつ薄かった。ハンサムで有能で他人の心のひだを理解する繊細さを持った男。もちろん、魅力的な人物なのだろうが、どうもできすぎという感じ。先回りして考え、状況を支配しようとする人物を、わたしがあまり好まないということもあるかもしれないが。しかし、自分のおかれている立場の重要性を理解し、それに見合ったふるまいをする、というのは、それはそれで誠実なことなのかもしれない。自分を過大評価するのはこっけいなものだが、過小評価するのも、現実を直視できない弱さを持っていることを意味する。まわりの状況をきちんと冷静に判断して行動できる人間でも、自分自身を直視することはつらく厳しい作業だ。だが、ケイは、弱さをさらけだしながらも、また一つ切り抜けた。ラストの謎解きの衝撃はまた次巻にあとをひきそうだが、これもまた人気シリーズをここまで維持してきた作者の力量だろう。 | ||||
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