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審問
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審問の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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これほどまでに主人公の内面を掘り起こしたサスペンス小説があっただろうか?恋人のベントンとの心の葛藤、知らされていなかった恋人の苦悩を知り、さらに苦しむ主人公。友人であるマリーノとの心の交換などなど。前作『警告』で死に直面した主人公が、自らの内面だけでなく周囲の人々、そしてすでに死んでいった人々、そしてその家族の心の動きに敏感になり、そして最大のなぞへ挑んでいく。 前作までのストーリーがすべてスカーペッタが最大のなぞを解くための、準備段階であることがわかり、作者の遠大なるテーマが理解できるようである。 | ||||
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上巻は、いろいろとちりばめながらも、基本的にはベントンを失ったケイの精神的な不安定さが描かれてるだけのような気がする。狼男のビデオの描写についても、それがどういう意味があるんだ?と思いながらも、読み進めるのが面倒くさくなる。ただ、これが下巻にどうつながっていくのか?下巻をきちんと読むためには必要な、長い前ふりのような気がしてしかたがないが…。 | ||||
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作を重ねるごとに自分を追いつめて抜き差しならない状況になってきたスカーペッタが、この最新作では自分と向き合い、辛い体験から立ち直る兆しが見え、愛読者としては救いがあります。そして、新たに登場したスカーペッタと同等かそれ以上に優秀でかつ家庭的な幸せも備えた女性とスカーペッタのあり方はこの連作の今後に希望が持てました。ストーリーは全作「警告」の最後のページからそのまま続く続編ですが、前々作「業火」を含め、合理的な説明の付く筋立てになっており、頭脳派コーンウェルの面目躍如といった感があり、納得しながらとても楽しめます。ミステリーですからこれ以上、ストーリーについて書くのはルール違反。極めつけの優秀な頭脳、運動能力、そしてとびっきりの美女のルーシーが更に大金持ちになってパワーアップ。ここまで来るとため息だけ、大いに暴れて楽しませてと手放しで応援したくなりました。マリーノにもスカーペッタはちょっぴり愛情を見せるし、作者コーンウェルはエンタテイメント色の濃い路線「スズメバチの巣」を書いたことで少し柔軟さが出てきたのかなと思ったりもしました。 | ||||
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