シューマンの指

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評判

シューマンの指の評価:

3.74/5点 レビュー 110件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(3pt)

シューマンの曲知らないからなぁ

まもなく発表となる本屋大賞にもノミネートされている本作。
ミステリー作品として評判も高く、奥泉さんもこれまでほぼ全作読んでいて好みだったので
期待して読んだのですが。。。

まず、ミステリーだと思って読むと前半がのりきれません。あまりクラッシック音楽になじみが無い人にしてみればシューマンの曲名を言われても、曲が浮かばないのではないでしょうか(私はさっぱりでした。。。)
いつもの奥泉小説なら「切断された指がいかに再生されたか」という点が掘り下げられて
縦横無尽な世界が広がりそうなのですが、そちらへは転ばず。

最後まで一気に読ませる筆力はさすがなのですが、最後がちょっと不満でした。
(一番楽しめなかった理由は、私がシューマンの造詣が無かった点にあると思うのですが。。。)
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.11
(3pt)

シューマンの曲知らないからなぁ

まもなく発表となる本屋大賞にもノミネートされている本作。
ミステリー作品として評判も高く、奥泉さんもこれまでほぼ全作読んでいて好みだったので
期待して読んだのですが。。。

まず、ミステリーだと思って読むと前半がのりきれません。あまりクラッシック音楽になじみが無い人にしてみればシューマンの曲名を言われても、曲が浮かばないのではないでしょうか(私はさっぱりでした。。。)
いつもの奥泉小説なら「切断された指がいかに再生されたか」という点が掘り下げられて
縦横無尽な世界が広がりそうなのですが、そちらへは転ばず。

最後まで一気に読ませる筆力はさすがなのですが、最後がちょっと不満でした。
(一番楽しめなかった理由は、私がシューマンの造詣が無かった点にあると思うのですが。。。)


シューマンの指 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446
No.10
(3pt)

シューマンを聞きたくなる

美しい言葉選びが恍惚とさせてくれます。
筆者のシューマンへの思いの深さを感じさせてくれるほど、一曲一曲の解説が描写細かく描かれています。
読んでいるとシューマンの楽曲を聞きたくなります。
私はクラシックを聞きはしますが、楽譜は読めないので楽譜を読める事が出来る方が読めば、
もっと面白さを感じられそうです。
個人的に一番好きな場面は永嶺修一の幻想曲の演奏シーンの一連。
想像すると溜息が出るほどの美しい情景が思い描かれて、うっとりさせられました。
肝心のミステリーですが、前半はなかなか進まないので、生粋のミステリファンには物足りなさを感じさせるかもしれません。
しかし結末の最後は不要だと思います。あの箇所が無ければもっとミステリアスで良い余韻を残せたのではないかと思ったのですが…。
そこは惜しいと感じてしまいました。

美しいミステリを読みたい方にはオススメです。
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.9
(3pt)

シューマンを聞きたくなる

美しい言葉選びが恍惚とさせてくれます。
筆者のシューマンへの思いの深さを感じさせてくれるほど、一曲一曲の解説が描写細かく描かれています。
読んでいるとシューマンの楽曲を聞きたくなります。
私はクラシックを聞きはしますが、楽譜は読めないので楽譜を読める事が出来る方が読めば、
もっと面白さを感じられそうです。
個人的に一番好きな場面は永嶺修一の幻想曲の演奏シーンの一連。
想像すると溜息が出るほどの美しい情景が思い描かれて、うっとりさせられました。
肝心のミステリーですが、前半はなかなか進まないので、生粋のミステリファンには物足りなさを感じさせるかもしれません。
しかし結末の最後は不要だと思います。あの箇所が無ければもっとミステリアスで良い余韻を残せたのではないかと思ったのですが…。
そこは惜しいと感じてしまいました。

美しいミステリを読みたい方にはオススメです。
シューマンの指 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446
No.8
(3pt)

ミステリとしては・・・

シューマンもピアノもミステリも大好きな私。前半が苦痛で後半が良かったという人が多いようだが、私は逆だった。
筆者のシューマン論は実に面白かったが、ミステリとしては、一番やって欲しくない安易なオチだった。
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.7
(3pt)

ミステリとしては・・・

シューマンもピアノもミステリも大好きな私。前半が苦痛で後半が良かったという人が多いようだが、私は逆だった。
筆者のシューマン論は実に面白かったが、ミステリとしては、一番やって欲しくない安易なオチだった。
シューマンの指 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446
No.6
(3pt)

末尾のあっと驚く殺人事件のどんでん返しは見事だが

この人も「シューマンの徒」であると知って勇んで手に取ったのです。ずいぶんシューマンに親炙されたようではじめのうちは喜びを覚えつつ頁をめくっていました。

ところがこの本は私が勝手に予想していたシューマンの伝記小説ではなく、下らない民放テレビでよくやっている「家政婦は見たか見ないかなんちゃって殺人事件」の謎解きスタイルをベースにしながら、要所要所に音楽の蘊蓄を傾けるという趣向になっています。

文中、音楽家シューマンとシューマンの楽曲の解釈や評価についての記述は迚も興味深く、この作曲家に多大の魅力を感じてはいても、そのよってきたる由縁についての理解が浅かった私などに裨益するところは多々ありましたが、さて全体的な小説としての出来栄えはどうであったかと問われれば、最末尾のあっと驚く殺人事件のどんでん返し、さらには本作の小説構造を一瞬にして解体してしまうという魔法のような裏技、そのトリッキーなお手並みを大いに評価するにしても、

「で、それがどうしたの?」

と呟かざるを得ない、このー、

「なんだかかなあ」

という白けた気分が、窓の外の木枯しのように心中を冷え冷えと吹き過ぎていったことも事実です。こんな大脳前頭葉でこねくり回した小説をでっちあげる代わりに、平野啓一郎のショパンの向こうを張って「音楽の友」でユニークなシューマン論を連載していただきたいものです。

  書いて書いてもトカトントン読んでも読んでもトカトントン 茫洋
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.5
(3pt)

末尾のあっと驚く殺人事件のどんでん返しは見事だが

この人も「シューマンの徒」であると知って勇んで手に取ったのです。ずいぶんシューマンに親炙されたようではじめのうちは喜びを覚えつつ頁をめくっていました。ところがこの本は私が勝手に予想していたシューマンの伝記小説ではなく、下らない民放テレビでよくやっている「家政婦は見たか見ないかなんちゃって殺人事件」の謎解きスタイルをベースにしながら、要所要所に音楽の蘊蓄を傾けるという趣向になっています。文中、音楽家シューマンとシューマンの楽曲の解釈や評価についての記述は迚も興味深く、この作曲家に多大の魅力を感じてはいても、そのよってきたる由縁についての理解が浅かった私などに裨益するところは多々ありましたが、さて全体的な小説としての出来栄えはどうであったかと問われれば、最末尾のあっと驚く殺人事件のどんでん返し、さらには本作の小説構造を一瞬にして解体してしまうという魔法のような裏技、そのトリッキーなお手並みを大いに評価するにしても、「で、それがどうしたの?」と呟かざるを得ない、このー、「なんだかかなあ」という白けた気分が、窓の外の木枯しのように心中を冷え冷えと吹き過ぎていったことも事実です。こんな大脳前頭葉でこねくり回した小説をでっちあげる代わりに、平野啓一郎のショパンの向こうを張って「音楽の友」でユニークなシューマン論を連載していただきたいものです。  書いて書いてもトカトントン読んでも読んでもトカトントン 茫洋
シューマンの指 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446
No.4
(3pt)

映画化するといいかも

クラシック音楽について詳しいわけでもなく、普通のミステリー好きが読んだ感想です。
 ミステリーとしては、「そりゃないでしょう。最後の最後に出てくる妹の手紙はあんまりでしょう。後出しじゃんけんですよ。反則!!」ということになります。
 ただし、シューマンのピアノについてはどうしても聞きたくなり、思わずCDを借りてきて聞いてしまいました。遠い記憶の中で「トロイメライ」という曲名と、鳴っている音楽が一致して心が豊かになりました。主人公の「音楽は演奏されていなくても、そこにある」というのは、「頭の中である時ぐるぐるエンドレスで思い出される、あの感覚なのかなぁ。」(違うのかもしれないけれど)
 いずれにしても、音楽を音でなく文字で表現することは、えらく大変なことだと感じました。もしかしたら映画化すると音も入って、もっと素敵になるのではないでしょうか。
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.3
(3pt)

映画化するといいかも

クラシック音楽について詳しいわけでもなく、普通のミステリー好きが読んだ感想です。 ミステリーとしては、「そりゃないでしょう。最後の最後に出てくる妹の手紙はあんまりでしょう。後出しじゃんけんですよ。反則!!」ということになります。 ただし、シューマンのピアノについてはどうしても聞きたくなり、思わずCDを借りてきて聞いてしまいました。遠い記憶の中で「トロイメライ」という曲名と、鳴っている音楽が一致して心が豊かになりました。主人公の「音楽は演奏されていなくても、そこにある」というのは、「頭の中である時ぐるぐるエンドレスで思い出される、あの感覚なのかなぁ。」(違うのかもしれないけれど) いずれにしても、音楽を音でなく文字で表現することは、えらく大変なことだと感じました。もしかしたら映画化すると音も入って、もっと素敵になるのではないでしょうか。
シューマンの指 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446
No.2
(3pt)

面白い小説であるけれど。。。

「シューマンの指」という作品名、音楽ミステリーといった評判から読んでみたけれど、正直賛否両論の1作でしょう。巷では、シューマン生誕200年ということですが、クラシックが好き、基礎知識を持っていない方がこの本を読むと、なかなか評価を得られる部分も少ないと思う。300数ページのボリュームで、中盤くらいは登場人物の紹介は当然ながら、クラシックピアニストが何たら、シューマンが何たらとミステリーというよりもクラシック音楽の評論もどきの部分は、意味が分からない?といった読者も多いと思う。リヒテル、グールドが何たらとか、マルタ・アルゲリッチをマルデ・アルゲリッチという登場人物のところは大笑いしたけれど、たまたまクラシック音楽を以前結構聞いていた私には、何とかついていけたけれど、正直専門的な音楽用語もあり、ついていくのがつらい人がほとんどと思う。音楽ミステリーといった異色のジャンル、しかも通常ピアニストならショパンか、ベートーヴェンと思うんですけれど、シューマンを題材にするところ、凝っているなーと関心もするんですけれど、大衆受けは難しいでしょう。NHKの週刊ブックレビューに取り上げられ、作品のインパクト、さすが芥川賞作家といった精緻な部分、作品の総合的な評価は決して低くないけれど、自分は結構楽しめたけれど、何でといった読者も少なくないと思う。でも作者の本作の意図は、決して大衆受けするような小説を書こうとは、たぶん思ってないんでしょうね。それが当たっていれば、十分うなずける一作であろうし、年末のミステリー評論で、評論家等がどのような評価をするのか、とても楽しみです。今回自分はアマゾンでは、点数は★三つとしたけれど、今のところ、これといった大本命がない今年の国内ミステリー界、「このミス」あたりでベストテンにもしはいれば、なかなかどうしてミステリー好きも冷静な評価で、感心するんですけれど。
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.1
(3pt)

面白い小説であるけれど。。。

「シューマンの指」という作品名、音楽ミステリーといった評判から読んでみたけれど、正直賛否両論の1作でしょう。巷では、シューマン生誕200年ということですが、クラシックが好き、基礎知識を持っていない方がこの本を読むと、なかなか評価を得られる部分も少ないと思う。300数ページのボリュームで、中盤くらいは登場人物の紹介は当然ながら、クラシックピアニストが何たら、シューマンが何たらとミステリーというよりもクラシック音楽の評論もどきの部分は、意味が分からない?といった読者も多いと思う。リヒテル、グールドが何たらとか、マルタ・アルゲリッチをマルデ・アルゲリッチという登場人物のところは大笑いしたけれど、たまたまクラシック音楽を以前結構聞いていた私には、何とかついていけたけれど、正直専門的な音楽用語もあり、ついていくのがつらい人がほとんどと思う。音楽ミステリーといった異色のジャンル、しかも通常ピアニストならショパンか、ベートーヴェンと思うんですけれど、シューマンを題材にするところ、凝っているなーと関心もするんですけれど、大衆受けは難しいでしょう。NHKの週刊ブックレビューに取り上げられ、作品のインパクト、さすが芥川賞作家といった精緻な部分、作品の総合的な評価は決して低くないけれど、自分は結構楽しめたけれど、何でといった読者も少なくないと思う。でも作者の本作の意図は、決して大衆受けするような小説を書こうとは、たぶん思ってないんでしょうね。それが当たっていれば、十分うなずける一作であろうし、年末のミステリー評論で、評論家等がどのような評価をするのか、とても楽しみです。今回自分はアマゾンでは、点数は★三つとしたけれど、今のところ、これといった大本命がない今年の国内ミステリー界、「このミス」あたりでベストテンにもしはいれば、なかなかどうしてミステリー好きも冷静な評価で、感心するんですけれど。
シューマンの指 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446