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出口のない海



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【この小説が収録されている参考書籍】
出口のない海
出口のない海 (講談社文庫)

出口のない海の評価: 6.00/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

出口のない海の感想

好きな作家さんで未読でしたので、手にしました。
こういう作品も書かれていたんですね。ミステリーではありません。
日本の太平洋戦争末期に製造された人間魚雷「回天」。これに関わって短い一生を終えた青年の話です。
無性に腹立たしく、哀しい作品でした。
今まさにロシアのウクライナ侵攻もあり、戦争というものが身近に感じられます。
しかし、ひとたび戦争が起こると、このような哀しい物語が、此処彼処で進行するんですね。
ウクライナでも今起こっているんでしょう。
この時代、祖国防衛のためと拳を突き上げて檄を飛ばしている方がネット上でよく見かけられますが、考えさせられます。
私は、私自身も私の家族も個人を大切にしたいと思いました。

ところで、評価は非ミステリーで面白さという点だけで判定して、平均点の6点にしました。

マッチマッチ
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