■スポンサードリンク


出口のない海



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
出口のない海
出口のない海 (講談社文庫)

出口のない海の評価: 6.00/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

出口のない海の感想

横山秀夫といえば警察小説ですが、そんな作者が描いた戦争小説。
さすがに期待は裏切りません。「永遠の0」が神風特攻隊ならば、こちらは人間魚雷。
背景的な意味合いを持つエピソード。
この作品では、大好きな野球、大好きな女性、なんですが、 物語に何ともいい味わいを出しているように感じましたね。
ただの戦争一色の作品ではないですよ。
人間魚雷として死という運命を目の前にした主人公が吐露する本懐に涙せずにはおれなかったです。
ホントに馬鹿な時代があったものです。国ごときのために捨てていい生命などないのですから。
昭和初期の、もはや時代遅れ、時代錯誤も甚だしい思考をお持ちの国、組織が今でもあるようですが、こういう作品を読んでみればいい。

梁山泊
MTNH2G0O

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!