オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【S・J・ローザン】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
ファミリー・ビジネスの評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.00pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
今回も軽やかで楽しいバディ・アクションだ
N.Y.のチャイナタウンで活躍する「リディア&ビル」シリーズの14作。2022年のPWAシェイマス賞の最優秀長編賞を受賞した軽やかで楽しいエンタメ作品である。チャイナタウンのギャング組織の大ボス・チョイが心臓発作で亡くなり、チョイが所有する古い会館が姪である堅気で弁護士のメルに遺贈された。ところが、この地域では再開発計画が進められ、会館は高層ビル予定地になっていた。しかし古き良き街と仲間を守るためにチョイが売却要請に応じなかったために開発計画は中断されており、チョイの死は会館(地域)を守りたい人々と再開発を進めたい人々の対立に大きな影響を与えたのだった。突然、対立の渦中に巻き込まれたメルがリディアとビルに身辺警護を依頼して来たのだが、チョイの葬儀の翌日、後継者と目されていた幹部のチャンが死体で発見された・・・。ギャング団の跡目争いにチャイナタウンの再開発、さらに濃密な中国人社会の人間関係が絡まって、物語は複雑に流れていく。しかし、リディアとビルのコンビは持ち前の人間力で様々な情報を集め推理し、隠されていた秘密に近づいて行く。犯人探しミステリーとしても読み応えがあるが、そこにマイノリティとして生きる人々の喜怒哀楽が見えるヒューマン・ドラマとしての面白さも加えられている。重苦しくないP.I.ハードボイルド、今風のバディものがお好きな方にオススメする。
N.Y.のチャイナタウンで活躍する「リディア&ビル」シリーズの14作。2022年のPWAシェイマス賞の最優秀長編賞を受賞した軽やかで楽しいエンタメ作品である。
チャイナタウンのギャング組織の大ボス・チョイが心臓発作で亡くなり、チョイが所有する古い会館が姪である堅気で弁護士のメルに遺贈された。ところが、この地域では再開発計画が進められ、会館は高層ビル予定地になっていた。しかし古き良き街と仲間を守るためにチョイが売却要請に応じなかったために開発計画は中断されており、チョイの死は会館(地域)を守りたい人々と再開発を進めたい人々の対立に大きな影響を与えたのだった。突然、対立の渦中に巻き込まれたメルがリディアとビルに身辺警護を依頼して来たのだが、チョイの葬儀の翌日、後継者と目されていた幹部のチャンが死体で発見された・・・。
ギャング団の跡目争いにチャイナタウンの再開発、さらに濃密な中国人社会の人間関係が絡まって、物語は複雑に流れていく。しかし、リディアとビルのコンビは持ち前の人間力で様々な情報を集め推理し、隠されていた秘密に近づいて行く。犯人探しミステリーとしても読み応えがあるが、そこにマイノリティとして生きる人々の喜怒哀楽が見えるヒューマン・ドラマとしての面白さも加えられている。
重苦しくないP.I.ハードボイルド、今風のバディものがお好きな方にオススメする。