果てしない残響



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    初公開日(参考)2026年01月
    分類

    長編小説

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    果てしない残響 (ハヤカワ・ミステリ)

    2026年01月07日 果てしない残響 (ハヤカワ・ミステリ)

    テムズ川で溺死体が発見された。ボーシャン警部の捜査により、30年前、企業年金を横領して姿を消したCEOの事件との関連が浮かび上がる。さらに少女失踪事件も抱える彼は、排他的な上流階級に苛立ちながら聞き込みを続ける。エドガー賞最優秀長篇賞受賞作(「BOOK」データベースより)




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    果てしない残響の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    No.2:
    (4pt)

    上流社会に絡む過去の複数の事件にボーシャン警部が挑む

    テムズ川の身元不明の女性死体について政界の影の実力者である下院議員から30年前の企業年金横領に関連する殺人だとボーシャン警部が調査を依頼される。また、劇場で発生した脳卒中で死亡した男性の調査から15年前の少女失踪事件が浮かび上がる。これらの事件と劇場に居合わせたエイミーとボーシャン警部との恋が平行して話が進み、全てが複雑に絡み合い結末へ。特に驚くような犯人、動機はないが、イギリス社会の現状、上流社会の内状が絡みなかなか面白く読めた。シリーズ2作目で初訳のため主人公たちの立ち位置、1作目の事件の話も出てくるので少しわかりずらいかな。訳者の解説によると1作目の内容が少し記載されてるので近いうちに出るのでしょうかね。
    果てしない残響 (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:果てしない残響 (ハヤカワ・ミステリ)より
    415002023X
    No.1:
    (5pt)

    パズラーとしても、恋愛小説としてもリーダビリティの高い作品

    いきなりテムズ川で身元不明の水死体が発見されます。主人公、カイウス・ボーシャン警部は、アーサー・ハンプトン下院議員から、その身元に関する事実が明かされます。その遺体は三十年前に繊維会社の経営者が巨額の年金基金を持ち逃げしたまま行方不明になったコールド・ケースに関連しており、ボーシャンは法執行機関の人間でありながら、ハンプトンの意向が優先されて捜査を依頼されることになります。
     また、カイウスが私的に訪れた劇場ですぐそばにいた観客が亡くなりますが、その身元を調査すると彼が十五年ほど前にコーンウォール州にある女子学園の寄宿舎から生徒が失踪した事件を調査していたことが判明します。カイウスは、その事件も再調査することを決意します。二つの事件は果たして関連しているのか?(していなくとも構いません(笑)。モジュラー型もありですから)それぞれの事件の真相は?何故、ハンプトンは強い力を使って依頼をしてきたのか?
     まず、本作品はロンドン警視庁・カイウス・ボーシャン警部シリーズの二作目だそうです。一作目が未訳ですので、ミステリ・ロジックに及ぼす影響はないとは言え、少し理解の及ばない点が散見されます。おそらく、一作目に何らかの経緯が隠れているからでしょう。エドガー賞受賞作ゆえに本作が先行したのかもしれません。
     もう一人の主人公?、帽子職人、キャリー・フォスターは、カイウスと出会い、恋に落ちますが、中盤まではジェーン・オースティン(或いはE.M.フォースター)小説のように物語が展開し、英国の特権階級の生活が端々に現れます。それでありながら、現代的なSNSのやり取りや自分の生態を動画配信する輩の危うさなどを垣間見せ、かなりリーダビリティの高い小説に仕上がっています。
     パズラーとしてはどうなのか?が第一の肝ですが、申し分ありません。但し、私からそれについて書くことは控えたいと思います。警察小説を読み慣れた読者にとって、それは許されるのか?と思ったりもしましたが、何せ<英国特権階級>を描こうとするとこうなってしまうのかもしれないと妙に納得してしまったと言っていいでしょう。
     カイウスとキャリーの関係にもう一人の登場人物が現れますが、そのお陰でこの悪辣な世界で真っ当な恋愛をすることの意義(そんなものあるのか?(笑))があることを理解できたりもします。
     この作品はまた、階級があって、そこでは多くの差別、ハラスメントが引き起こされ、それは英国だけではなく、例えばこの国(日本)にも穏便な姿で存在していることを知っている人間たちにとって、現実を見添えながらも、それでもこの世の良きものに魅了されていく恋愛の在り方が気高く描写されていると感じ取ることができました。大人の小説だ。
     よって、遡って一作目も翻訳されますように。そして、三作目もまた。酷い邦題に従えば、「果てしない残響」が残っているうちに。
     ◻︎「果てしない残響 "The In Crowd"」(シャーロット・ヴァッセル 早川書房) 2026/1/7。
    果てしない残響 (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:果てしない残響 (ハヤカワ・ミステリ)より
    415002023X



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