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パラレルワールド・ラブストーリー



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パラレルワールド・ラブストーリーの評価: 6.20/10点 レビュー 10件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.20pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

異なる2つの世界線、どちらが真実か

主人公の崇史は、友人の智彦から恋人を紹介されます。その女性は、かつて崇史が偶然見かけ、一目惚れした相手。ところがある日、目を覚ますと、その女性は崇史と同棲していました。そんな二つの世界線が交互に描写されます。
どちらの話が本当かという大きな謎。そして、話が進むにつれて行方を眩ませる登場人物。何が起こっているのか丁寧に描かれ、とても良作です。
恋が人を狂わせるというのが、よくわかる作品でした。一度、一目惚れすると、絆で結ばれていたはずの親友でさえ裏切ってしまう。そして、かつてなら考えなかっただろう邪な感情を、友人に抱いてしまう。そんな、主人公、親友、女性を巡る三角関係が丁寧に描かれ、とてもリアルでした。
残念だったのは、あのとき、一体何があってそうなったのか、種明かしのほうにももう少し詳述してほしかったことです。

bamboo
NU17PFML
No.2:
(7pt)

パラレルワールド・ラブストーリーの感想

一人の女性をめぐる二人の男性、二人は幼い頃からの親友であり、非常に優秀で将来を嘱望されているのだが、対女性となると共に未熟と言えます。
主要登場人物の構図がこうなので「友情を取るか恋愛を取るか」になるのかと思いきやそうではない。
こういう青い展開を「深い」とは思いたくはないですが、そこにすら至らなかったのである。
三人の人間ドラマに全く魅力を感じられませんでした。
序章での、山手線と京浜東北線における出逢いの導入は、タイトルの「パラレルワールド」をどこか連想させますし、恋愛小説が得意でない私にとってもこの先の展開に何かを予感させるものであったのですが・・・正直これは「ラブストーリー」ではないですよね。
女性が単なる「飾り物」のような浅い造形ぶりですし、作者もラブストーリーを描くつもりはなかったのかも知れませんが・・・だったらタイトルが・・・


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

パラレルワールドラブストーリー

1回目読んだ時は切なくてかなり好きな作品だったんですが、8年ぶりくらいに読んでみたら、主人公たちの身勝手さに少し苛立ちを感じた自分に驚きました。やはり感覚も変わるんだなと自覚。
でもこういう難しい話でもきちんと読ませる文章力はさすがですよね。

ほそやん
IYPDLT89

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