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(短編集)

6時間後に君は死ぬ



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【この小説が収録されている参考書籍】
6時間後に君は死ぬ
6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

6時間後に君は死ぬの評価: 7.38/10点 レビュー 8件。 Bランク
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(5pt)

6時間後に君は死ぬの感想

あと6時間。
25歳の誕生日を目前に控えた原田美緒。
上京して数年間、自分は何と無為に過ごしたことか。
孤独感、無力感にさいなまれる中、江戸川圭史と名乗る青年に声をかけられる。
6時間後に君は死ぬ。
圭史は他人の非日常的な未来が見えるという。
美緒は半信半疑だったが、段々信じざるを得ない状況になる。
生き残るには犯人を捜し出すしかない。
誰に殺されるのか。
なぜ殺されるのか。
圭史は信じていいのか。
はたして美緒は無事誕生日を迎えることができるのか―・・・

全5話+エピソードの連作短編集。
全話1人共通人物が登場しますが、明確に繋がっているのは1話と5話のみ。
中3話では脇役に徹しています。
ミステリというより、未来予知というファンタジー要素を加えた人生ドラマといった感じです。
衝撃的なタイトルですが凄惨な事件はなく、ほろ苦くも心暖まるストーリー達です。
しかし、ミステリとしてはイマイチ。
どの話も割と展開が先読みできるし、そんなに綿密な伏線もありません。
1話と5話はドラマ化しただけあって、小説よりドラマ向きな作品だと思います。
1話と5話は比較的ミステリ要素がありますが、中3話はミステリよりメッセージ重視な作品だと思います。
今何か壁にぶつかり、ため息ばかりという人に響く作品かもしれません。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB

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