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死にゆく者への祈りの評価:
7.50/10点 レビュー 2件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.50pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
わかりやすい話
シンプルでコンパクトなダークヒーロー物でした。作者本人がもっとも好きな自作品であると公言しているらしいです。
死にゆく者への祈りの感想
20年前に読んだ作品なのに、印象がまったく消えません。主人公のキャラクターも立っているのですが、悪人の親玉がすごいのです。この大悪人は、非情で冷酷で病的なまでに完璧主義で、部下に厳しい一面を見せながら、弱い善人には優しい面も持っている・・・のですが、矛盾して見えるそれら性格が本作の中でまったく不自然さを感じさせない纏まりを見せています。神父や盲目の女性などもそれぞれに魅力的な個性と役割があり、こういった人物たちが、息遣いが聞こえてくるほどリアルに描写されるのです。まったく凄い作家がいたものです。absinthe は同作家では「鷲は舞い降りた」をベストと思いますが、本作の方を同作家のベストに推す方の方が多いようです。この完成度の作品であればそれも納得できます。読み終わって、ああ楽しかったという作品ではないです。読み終わった後、極度の緊張からやっと解放されたときの安堵感が楽しみたい方はご一読をどうぞ。----映像化はされているらしいのですが、absintheは未見です。
シンプルでコンパクトなダークヒーロー物でした。作者本人がもっとも好きな自作品であると公言しているらしいです。