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死せる獣 殺人捜査課シモンスンの評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
デンマークの警察小説
最近、翻訳が多くなった北欧ミステリーだが、今度はデンマークの本格警察小説の登場だ。コペンハーゲン警察本部の殺人捜査課長コンラズ・シモンスンシリーズの第一作は、期待以上の本格社会派ミステリーだった。秋休み中の学校の体育館に男性5人の遺体が吊り下げられていたという、衝撃的なシーンからスタートした物語は、警察小説の常道である地道な身元調査、あらゆる情報の収集と分析、捜査班の共同作業での犯人追求と進んで行くが、被害者が全員、小児性愛犯罪者だという情報が流され、社会には犯人擁護、警察の捜査妨害の雰囲気が作り出され、捜査は一層の困難に直面する・・・。最後の、警察が犯人を罠にかける(おびき出す)部分には多少?がつくものの、犯行の動機、犯罪のありよう、捜査のプロセスなど、きわめて緻密に構成されており、捜査側、犯人側の人物像もよく描かれており、大型の社会派警察小説と呼ぶにふさわしい作品だ。シリーズは、すでに三作目まで出版されているとのことで、今後の翻訳出版が非常に楽しみだ。
最近、翻訳が多くなった北欧ミステリーだが、今度はデンマークの本格警察小説の登場だ。コペンハーゲン警察本部の殺人捜査課長コンラズ・シモンスンシリーズの第一作は、期待以上の本格社会派ミステリーだった。
秋休み中の学校の体育館に男性5人の遺体が吊り下げられていたという、衝撃的なシーンからスタートした物語は、警察小説の常道である地道な身元調査、あらゆる情報の収集と分析、捜査班の共同作業での犯人追求と進んで行くが、被害者が全員、小児性愛犯罪者だという情報が流され、社会には犯人擁護、警察の捜査妨害の雰囲気が作り出され、捜査は一層の困難に直面する・・・。
最後の、警察が犯人を罠にかける(おびき出す)部分には多少?がつくものの、犯行の動機、犯罪のありよう、捜査のプロセスなど、きわめて緻密に構成されており、捜査側、犯人側の人物像もよく描かれており、大型の社会派警察小説と呼ぶにふさわしい作品だ。
シリーズは、すでに三作目まで出版されているとのことで、今後の翻訳出版が非常に楽しみだ。