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水底フェスタ



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【この小説が収録されている参考書籍】
水底フェスタ
水底フェスタ (文春文庫)

水底フェスタの評価: 6.40/10点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.40pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(6pt)

水底フェスタの感想

登場人物のリンクもないし、最後誰にも光がささない読後感の悪さといい、辻村作品としては異端なのかな?
過疎村を守らんとする大人の非常識と、芸能界に身を置く異性が持つ非常識の間に挟まれたら男子高校生なんて翻弄されて当然だわ。
主人公のラストの行動も青臭く見えましたね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.4:
(7pt)

水底フェスタの感想

ただただ、切ない。

kmak
0RVCT7SX
No.3:
(7pt)

水底フェスタの感想

このドロドロした感じ!すきだなぁ。
物語の背景の説明が長くて、いつ話が始まるんだ?って思いましたが、途中から一気に加速しました。
田舎の閉鎖的な描写に多々共感。
出て行く者が、残る者を見下しつつも、どこかで縛られている。
でも、縛られながら、ある意味守られている。
何が正しくて、何が正しくないのか。考えさせられました。
この本、ダメな人はダメだろうな。ゼロ・ハチ・ゼロ・ナナの男版みたいな印象。

Hidezo
GX0TU62Y
No.2:
(5pt)

水底フェスタの感想

初、辻村深月としては選んだのが拙かったか平凡な作品だった。この人のはどれもタイトルが洒落ていて、そういったセンスからも好ましいのだけれど、この本はありきたりの内容に終始しただけで特別この作家らしい
オモシロさは無かった。地方の村とそこに住む少年。多感期特有のオトナへの不信と軽蔑。未来へのあやふやな憧れと意味のない恐れ。揺れ動く気持ちとはうらはらな怠惰な日常。やがて芸能界に身を置くひとりの女が出身の村に帰ってきた。母親は亡くなり親族は誰一人居ないと云うこの村に。フトしたきっかけで知り合うが彼女が帰ってきた理由は村への復讐のためと知る。そんなストーリーだけど、二人の関係と村の有力者たちが行ってきたひとつの便宜に対する少年の子供らしい怒りが波紋を広げていく展開になる話である。しかし、こういった内容の作品は他にも色々あり、狭い村社会に閉塞感を持つ少年の心の葛藤などが描かれたようなものはありきたりとしか云えない。ミステリー要素もさほど無くこの作家らしい色合いも無いとなると平凡な作品と思わざるを得ない。予備知識なしでタイトルで選んだがこちらの選択ミスだったのだろう。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:
(7pt)

水底フェスタの感想

なんだろう。
辻村深月さんは『どこか追い込まれた人間』を書かせたら日本随一ではないかと思う。

アルバトロス
CRRRDTJB

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