ある深夜、青山記念病院の救急外来に自動車事故の重症患者が運び込まれた。

「精神鑑定」に真っ向から挑む感動作! 「心神喪失」の通り魔犯に娘を殺された夫婦。

自らが犯した不祥事で職を追われた元警官の佐伯修一は、今は埼玉の探偵事務所に籍を置いている。

事業が軌道に乗り始めた矢先の矢島の事故死により、すべてを失った啓輔は、あまりに出来過ぎた事故に不審を抱く。

死んだはずのあの男がいた。

この世の中、ゴミだけは山のように出る。こいつだけは不況に関わりなく待ったなしだ。

五度火災に見舞われ、そのたびに保険金を手にしてきた男と、保険調査員の息詰まる攻防。

犯人は、13歳の少年だった。 娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。

ぼくにとっては捜査はいつも苦しいものです―通り魔によって幼い娘を植物状態にされた夏目が選んだのは刑事の道だった。

ピアニストの夫、ブライダルサロンの経営。名家に嫁ぎ、誰もが羨む華やかな生活を謳歌する久美子に仕掛けられた陥穽とは。

幼い命の死。報われぬ悲しみ。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

医大の学長選を争う改革派の教授が突然倒れ、保守派の手によって手術を受けることに。しかし、手術中にトラブル発生。

「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。

警視庁捜査一課殺人犯捜査六係から、特別捜査係に異動した鷺沼は、継続捜査の任に着く。

町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。

神奈川県瀬谷区の山林で、白骨化した死体が発見された。死体は、十年前に都内で失踪した右翼の大物。

本郷岳志は、私立探偵を経て、特別捜査官として警視庁に入庁した変り種。

不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。

身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。事件は彼から家族や恋人、日常生活の全てを奪った。

警視庁組織犯罪対策部の刑事・秋川は、自殺とされた旧友の死に不審を覚える。

及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。

警察組織の腐りきった体質は外からじゃ治せない。なかにいるおれたちじゃないとできない仕事だ。

思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもする―小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。

東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。

入江、北本、本郷の警視庁人事一課監察係の3人は、仕手集団が絡んだ株のインサイダー取引疑惑を調べていた。

少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は? 豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。

東京お台場のビルの狭間で、アラブ系と思われる外国人男性が倒れているのが発見された。

医療費の高騰で病院に行けなくなる人が急増した日本。

現役の医師でもあり作家でもある著者が、満を持して取り組んだ 「悪い医者とは?」を問いかける感動の医療長編小説。

七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。

五月も終わりかけた東京湾臨海署に喧嘩の被害届が出された。

埼玉県の長閑な田園地帯で、肉片と骨の屑のようなバラバラ死体が発見された。

『このミステリーがすごい! 』大賞シリーズ最新刊は、現役医師が医療現場の問題を暴く、医療サスペンスです! 血液内科医の医師・波木は、日々の業務に忙殺されながらも患者ひとりひとりと向き合い、仕事に取り組んでいた。

自分の死を暗示するような謎の言葉を遺し、37歳の若さで急死した医師・土岐佑介。

自分を語るのがうまいヤツにろくなもんはいねえ―どこか暗い陰を纏う男の呟きに惹かれ、加倉啓輔は彼と共にバッタ屋稼業に手を染めた。

東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。

廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう。

中央自動車道を岐阜から新宿に向かっていた高速バスが防護柵に激突。1名が死亡、重軽傷者8名の大惨事となった。

現代医療では、安楽死の問題は避けて通れない。

湾岸地域の巨大イベントに爆破予告があり、安積班と相楽班は、警戒警備にあたるが…。

ええ、はい。あの事件のことでしょ?―幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。

恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。

「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。

十月下旬の北海道で、ほぼ同時期に三つの死体が発見された。函館で転落死体、釧路で溺死体、小樽で焼死体。

皇居周辺でジョギングを楽しむ女性が立て続けに襲われる。

私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。

史上初！ 最終候補にダブルエントリーされ、「こっちを読みたい！」という声が続出した話題作。

池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

姫川玲子は、警視庁捜査一課殺人犯捜査係に所属する刑事だ。主任として、「姫川班」を率い、殺人事件の捜査にあたっている。

多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された!近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。

会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が十五年前の事件を語り始める。

溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。

映画化された大人気の音楽ミステリー『さよならドビュッシー』シリーズ最新刊です! 難聴をかかえながらも、世界的なピアノ演奏コンクール、ショパン・コンクールに出場するため、ポーランドに向かったピアニスト・岬洋介。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。