特別室の夜
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自分では何もすることができず、ただベッドの上で過ごす残された人生。本人・家族にとって、お金を費やし延命することは果たして幸福なのだろうか?不謹慎ながらもそんな考えが生まれました。これからあと何年生きるのだろう。その間、どれほどの費用がかかるのだろう。生きれば生きるほど費用はかさむわけで、現実問題、この不安は避けては通れない。許されないこととは思うけれど、介護されることに疲れた人達の中に諦めや覚悟が生まれ、また介護することに疲れた人達にも修羅の心が宿ることを介護地獄を経験したことのない私には責める権利がない。そんな人達にとって、患者の寿命を左右してくれるこの病院は神なのだろうか?悪魔なのだろうか?キレイごとでは片付けられない老人医療の在り方。難しいテーマを扱いながらも、どんどんページを進めてしまう興味深い本でした。 | ||||
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物語の舞台は、海辺に立地する優雅な老人病院。資産家、ヤクザの組長、有名俳優の妻など、個性的な人々で、不安に眠れぬ特別室の患者を癒すために、大学病院から看護師の理恵は派遣されたが、その理恵を待ち受けていた現実とは……。 その物語は、老人医療のあり方を取り上げたミステリー。元損害保険調査員の著者はこれまでに保険会社の内幕を描いた作品を中心に描いてきていますが、本書では医療界の内幕と老人医療についてをうまくミステリーとして描いた作品です。これまでの作品同様に読みやすい内容で、最初から最後まで一気に読むことができましたが、主人公だけではなく登場人物それぞれに存在感があり、読みごたえあるミステリーでした。 | ||||
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