【栗本薫】
ネフェルティティの微笑
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ぼく栗本薫。ぼくが書いた「ぼくらの時代」という推理小説が、かの有名なシャーロック・ホームズ賞をもらうことになったんだ。
東京から特急で2時間ほどの山中に山科警部の親威がオープンしたばかりのペンションに幽霊が出没、客足もすっかり途絶えているという。
SF作家にして名探偵の栗本薫クンは逗留先の軽井沢で、女流作家藤波武子女史からアイドル歌手朝吹麻衣子を紹介され、すっかり心を奪われてしまう。
パソコン通信が生んだバーチャル・アイドル〈姫〉。その正体を巡りパソ通仲間は大騒ぎを繰り広げている。
誘拐された少女三人の死体は、血が抜かれた上に、残酷な仕掛けがなされていた。
長唄家元の安東家邸内で女弟子が殺された。芸事に生きる親子、妾、師弟の憎悪渦巻く旧家。
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき―百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸太夫が詠んだ歌に秘められた謎。
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伊集院大介のもとに天才ジャズ・サックス奏者矢代俊一が訪れた。
新聞記者の伊庭緑郎に騙されるような形で「名探偵とゆく京都ミステリーツアー」にかり出された伊集院大介。
平和で小綺麗だけが取り柄の新興住宅地から、平凡な主婦と娘が忽然と姿を消した。二つの死体を残して。
九州の秘境にある集落を、大手テレビ局のドキュメンタリー番組で取材することになった森カオル。
名門女子高校の近くでよく見かける赤シャツの不審者が、体育館内の密室で他殺死体になって発見された。
「小さかった頃にはまだ町ん中に原っぱがあって…」先輩の原口さんが、呑み屋で知り合った男と思い出話に意気投合しているのを、ぼくはぼんやりと聞いていた。
同級生から陰湿ないじめを受けている11歳の少女・桜子は世間から孤立して生きる大金持ちの老人・津坂と満開の桜の木の下で出会う。
今から25年前、学園紛争の終わった西北大ではカリスマ演出家率いる小劇団「ペガサス」が人気を集めていた。
閉ざされた館が名探偵を誘う。ひとつの街で起きた三件の、幼児失踪・殺害事件。
名探偵にして銀ぶちめがねの極楽とんぼ伊集院大介が、奇妙な行動をとり始めた。
艶麗な舞姿で絶頂を極める日舞の名花芳沢胡蝶。198X年、新年の挨拶がわりにシリウスからねらわれたのは、胡蝶の命。
何もかもが面白くなくてグレてた17歳の須藤ユキの目の前に、突然異常なカッコをした男たちが現れた。
14歳の秋本元気が家に帰ってきた時、玄関に見ず知らずの死体が転がっていた。
領主に迫られ、天守閣から身を投げた雪姫。戦国時代の悲劇を再現したかのようなバラバラ死体が麓に流れ着く。