丸山勇と万羽福子が正式メンバーとなり、新体制となった特捜地域潜入班。

薄汚れたビルの最下層で目を覚ました13歳の少女レイは、記憶を失い、どうして自分がここにいるのか分からなくなっていた。

SNS炎上、対人トラブル――あらゆる争いは言葉の行き違いから起きています。

司法、実業、報道、娯楽。

◆書籍概要 ーー会場にいる全ての故人に挨拶をしてきてください。

明治二十年代の半ば。雑木林と荒れ地ばかりの東京の外れで日々無為に過ごしていた高遠は、異様な書舗と巡りあう。

感涙の動物病院ストーリー、誕生! 信州の美しい木立の中に佇む「エルザ動物クリニック」。

二編から成る物語。読む順番は自由。

花も盛りの明治40年――高遠彬の紹介で、ひとりの男が書舗「弔堂」を訪れていた。 甲野昇。

人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。

フリーライター・笹村克哉のもとに、義理の姉と名乗る女がやってきた。

寿退社後に婚約破棄されたアツコが、行く当てもなく乗り込んだ路線バスの終点で見たもの。

面白い小説をお探しのあなた、この本はいかがですか？ 謎が謎を呼ぶ、7つの怪事件…… ミステリー界のグランドスラム(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、このミス1位、週刊文春ミステリー1位)を達成した著者が放つ、驚天動地の短編集！ 当代随一のストーリーテラー

夜が明けて、その光の中で愛する人々をしっかりと抱きしめるためにーー。淳平は36歳の小説家。

「ただ、星を守りたかっただけーー」 現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。

コミュ障でニコリともしない美貌の持ち主、犯罪資料館館長の緋色冴子警視。

どしゃぶりの日もある。でも、雨はいつかきっとあがる。

ライターの田中永遠と月刊「レムリア」の編集者・礎怜のコンビは、ある小学校に伝わる七不思議調査のため深夜の校舎に潜り込む。

かつて「ぎんなみ商店街の白雪姫」と呼ばれた八百谷雪子は、現在認知症を患い入院中。

1938年、ロンドン。銀行支配人のドミニクが稼働中の観覧車で射殺された。

海難事故で行方不明となった恋人は、見知らぬ男と一緒にいた。ありふれた不倫か、それとも――。

ぼくはアーネスト・カニンガム。

寝室には入るな――ギャリック家の主人に忠告されたハウスメイドのミリー。

海面上昇が進み医療が著しく後退した未来。偏屈なドクターとロボットのマリア2の船には、治療を求める患者たちが集まってくる。