ある冬の週末、叔父の招待を受けて片田舎の〈別荘〉を訪れた若き地主バジル・メープルウッドは、全裸でバスタブの縁に片脚を引っかけたまま死亡した。

久々に会った親友のサラから、過去につき合っていた男たちの誰かから殺害予告の強迫状を受け取っていると、ナンシーは知らされた。

大正時代に『秘密探偵雑誌』へ翻訳連載されたエドガー・ウォーレスの本格ミステリが新訳でよみがえる!新聞記者ホランドの前に立ちはだかる堅牢強固な密室殺人の謎。

殺された画家、盗まれた絵画。

ガス中毒で死んだ老人の死。事故に見せかけた自殺か、自殺に見せかけた他殺か、それとも……。

ニューヨークの富豪の元に届いた幼児誘拐予告事件を未然に防ぐため,NY市警のロード警視はバミューダ行きの船に乗り込む! 「いい加減な遺骸」「厚かましいアリバイ」に続く〈ABC三部作〉遂に完結!

ロンドンの寂れた商店街に佇む名家の屋敷。

表題作〈ピカデリーパズル〉 裕福な青年、スペンサー・エラズビーが2年間の外国旅行からロンドンに戻ると、オフシーズンの社交界で舞踏会が催されていた。

【無音の弾丸】(表題作) 投資家カー・パーカーが、会議中に突然死亡した。

奇術師探偵マーリニ・シリーズ代表作が蘇る！　「〝首のない女〟がほしいの」とマーリニの店に奇術装置を求めに来た謎の女。

旧知の宝石商から詐欺の被害金回収を依頼されたパリ警視庁のアノーは休暇を利用して渡英し、旧友の家に落ち着いた。

セント・アン病院の18号室で一人の患者が遺体で発見された。死因はモルヒネの過剰摂取。

主賓が姿を現さない奇妙なディナーパーティーが終わった後、レストランの地下食堂でペテン師の死体が発見された。

戦後推理小説文壇の巨匠、鮎川哲也の知られざる作品がよみがえる! 未完の遺稿「白樺荘事件」、ファン待望の単行本初収録。

ヨークヴィル大学構内でフォイル次長警視正が拾った紙片には“殺人計画"が書かれていた。決行は今夜八時。

暗号法に取り組んでいた伯父の死をきっかけに、ヒロインの周囲で不可解な出来事が次々と起こる。マクロイ円熟期の暗号ミステリ。

アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトも愛読した作家M・D・ポーストによる短編集が遂に完訳！ プロットの巧みさとサプライズ・エンディング！ パリ警視総監ムッシュウ・ジョンケルが アメリカ、フランス、イギリスを舞台に謎に挑む！

1941年に刊行されたルーパート・ペニーの長編"Sealed Room Murder"を初邦訳。

E・A・ポオの作品に見立てた連続殺人事件。盗まれたポオの手稿と殺人事件の謎を追う究極のビブリオミステリ。

太平洋を航海しながら寄港先で興行を行なう移動サーカス団〈サーカス・クイーン号〉。

資産家の最期を看取った代診医の不可解な死。プリーストリーの鋭い推理が暴き出す真相とは……。

和やかな夕食会のさなか、同じ敷地で難件発生! 不可解な連続怪死事件に隠された驚愕の真実とは……。

ファッションモデルのジアネッタは休暇でスカイ島を訪れ、同じホテルには投宿する山好きな男性グラントと親しくなった。

D・M・ディヴァインを凌駕する英国の本格派作家。

1911年の冬――霧深い森にそびえる山荘「レヴン・ロッジ」。

不可解な死を遂げたクラヴァートン氏。

〈クイーンの定員〉に選出された傑作短編。

トランブル城に住む伯父アンリ・ド・シャンクレイ、幼い頃に両親を亡くした娘クレール、美しい家政婦レイモン夫人、若い大男ジャン・アルマンタン。

生放送中のTV番組でコメディアンが謎の怪死を遂げる。

豪華客船メガノート号、満員のサロンでは恒例のオークションが行われていた。

遺された一通の手紙と一冊の本。停泊中のクルーザーで起きる殺人事件。

軽井沢の豪奢な別荘「白樺荘」に、莫大な遺産を相続することになった四人の男女が集まった。

数あるクェンティンの作品から最も入手困難な中編二本立て!『そして誰もいなくなった』へと繋がる先行作とも噂される「八人の中の一人」そして「八人の招待客」は、ともに本格趣味の横溢する逸品!

グレッグ・エヴァンズ警部補は、マネーロンダリングの大物を追い盗聴室で情報を集めていた。

夫を事故で喪ったアリスは、亡夫の書斎でミス・ラッシュという知らない女性の名が書かれた封筒を見つける。

秋の夕方、小さな村をドライブしていたジェリーは、一人の若い娘に出会った。

殺されたのは誰だったのか?そして、どんな方法で殺害されたのか?真犯人が明らかにされた時、全ての伏線が繋がる。

湖畔のキャンプ場に展開する恋愛模様…そして、殺人。

富豪の元に送られてくる脅迫状、身代金目当ての誘拐事件、密室で発見された女の死体。

館で催されるカクテルパーティーで怪死を遂げる男。

江戸川乱歩が戦時統制下に筆を折っていたように、ミステリーは自由で民主的な社会でしか発展できない。

ロンドンのどこかに、霧の中から不意に現れ、そしてまた忽然と消えてしまう「あやかしの裏通り」があるという。

クリスマスが迫るウィーンで、オペラ界の歌姫を看取った人々。

助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。

発見された死体と書き換えられた遺言書。遺された財産を巡る人間模様。

ナイトクラブ〈グリーン・クカブラ〉の秘密と麻薬密売人の死。

ジョニーとサムの凸凹コンビが遺産相続?! 突然転がり込んできたおいしい話に飛びつく二人 はたして大金を手中に出来るのか! 懐かしのユーモア・ミステリ再び!

雑木林で見つかった無残な腐乱死体。

博物館から消えた古書、ペントハウスの密室殺人、古の詩どおりに現われては消える竪琴……いずれ劣らぬ怪事件に理知の光を当て真相をあばくのは、日本人執事を従えた謎の紳士タラント氏である。

ジョニーとサムが殺しの容疑をかけられた!災難続きの二人の運命やいかに! おしゃべり時計をめぐる謎に迷探偵が挑む。

イザベル・B・マイヤーズの第二長編"Give me Death"が原書刊行から84年の時を経て遂に邦訳!

第二次大戦初期、エドワーディック号は英国の某港へ軍需品を輸送すべくニューヨークの埠頭に碇泊していた。

黄金期パズラーの名作。4月13日正牛、おまえは死ぬ―著名な外科医カッター博士に届いた不敵な犯行予告。

海上で急死した妻、その死を隠し通そうとする夫。窮地に現れた女性は救いの女神か、それとも破滅の使者か……。