川崎で起きた殺人事件の現場に遺されたDNAが指し示すのは、十八年前に代官山で起きたカフェ店員殺人事件の“冤罪”の可能性……。

世田谷署の刑事・樋口彰は、争い事が嫌いで、誰かとぶつならないように一歩いているところがある。

「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。

急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ!比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。

殺人の代償。それは、誰も愛さないことだった。

十月下旬の北海道で、ほぼ同時期に三つの死体が発見された。函館で転落死体、釧路で溺死体、小樽で焼死体。

「刑事を辞めるか、人間を辞めるか」 新宿署の一匹狼刑事・佐江は法を捨て、日本最大の暴力団最高幹部・延井は、面子を捨てた。

17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。

なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。

懸命に貯めた小遣いをカツアゲされた太一は不良に立ち向かえない自分を悔いていた。一方、和真はうまく友達を作れずにいる。

やんちゃが少し過ぎた俺は、祖父の差し金でマンションの管理人見習いに。だがそこは、「なんでもアリ」の殺し屋専用住居だった。

海に浮かぶ「密室」殺人者はここにいる。昭和34年。

畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。

リンチも殺しも朝飯前、最強の「半グレ」VS.元・気弱な県警捜査一課員+豪快無敵の中年探偵。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

突然崩壊した校舎に残された生徒達に救いの手は…! ? 『屋上ミサイル』の「このミス」大賞作家が極限状況の青春を描く感動のミステリー。

毒舌なイケメン天才数学者が謎を解く!? 前代未聞の取調エンタメ第2弾! 論理的な取り調べを行う目的で新設された《特殊取調対策班》。

『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作で、日本テレビ系「超再現! ミステリー」でも話題の『屋上ミサイル』、待望の続編です! 高校の屋上を愛する「屋上部」――デザイン科の辻尾アカネにリーゼント頭の不良・国重嘉人、恋愛に一途な沢木淳之介、自殺願望を持つ

情報こそが金を生む時代が、すぐそこに迫る1983年東京。

ヤクザの三代目・海江田、個性的な服装が故に他人から拒絶された郁美、誰ともしゃべらない伊奈、そんな高校生三人が出会ったとき、物語は始まる――。

ラジオパーソナリティの恭太郎は、素敵な声と冴えない容姿の持ち主。

内容（「BOOK」データベースより） 経営していた会社も家族も失った家具職人の東口。

少年が抱える切ない空想、曼珠沙華が語る夫の過去。老夫婦に届いた 絵葉書の謎、少女が見る奇妙なサソリの夢。

ゴールデンウィーク明けの朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に、都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。

お台場のショッピングセンターで、放火との通報が入った。

雑誌記者の勝村は、下北沢の夜道で男に絡まれていたところを、謎の女に助けられる。

弁護士事務所で働く風町サエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。十六歳で不登校の息子がいる。

「事件発生?嫌だな…」史上最弱(?)の刑事登場! 撲殺事件の裏にあるのは暴力団の抗争か、半グレの怨恨か―― 弱気な刑事の活躍ぶりに笑って泣ける、著者会心作! 甘糟達夫は、35歳の巡査部長。

柚木加奈子11歳、あの柚木草平のひとり娘が、殺人事件に巻き込まれた!?　親友とともに通う進学塾の先生が惨殺。

外相会談を狙うVXガス・テロを阻止せよ!いまだ昏睡状態が続く志乃の夢を可視化する“クロノスシステム”が次々と犠牲者を予知するなか、遂に想像を絶する未来が映し出された―。

第10回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家の、シリーズ第2弾です。

法律事務所で働く風町サエは、安売りピザで大儲けし、今や芸能界を牛耳る男からの依頼で、ある調査を始める。

「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」。中二の逸夫が同級生から頼まれたこと。

弁護士の「私」は、新米女性弁護士・土田と一緒に、福岡県警察博多警察署留置場にいた。

藤堂率いる国際的犯罪組織と、日本最大の暴力組織“本社”の銃撃戦に巻きこまれ、消息を絶った藤堂の娘・カスミ。

「法曹関係の圧倒的ディテール、そして司法と検察、弁護の馴れ合いを糾弾する作者の筆致が、実に素晴らしい。

二人を殺めた強盗殺人事件の裁判員裁判で、ある男の最終陳述が始まろうとするなか、傍聴席の若い男が「その人は犯人ではありません。

59万部突破『生存者ゼロ』の著者が放つ最新作! 東京に謎の武装集団が極秘裏に上陸し、都内各地でテロ行為が発生。

ベテランケースワーカーの山川が殺された。新人職員の牧野聡美は彼のあとを継ぎ、生活保護受給世帯を訪問し支援を行うことに。

月刊EYESの小高直海の同級生という女性から、2年前の女子高校生殺害事件の調査を請け負った刑事事件専門のフリーライター・柚木草平。

警視庁保安課の刑事・上月は中国語の通訳捜査官・城らとともに池袋の雑居ビルに家宅捜索に向かう。 容疑は入管法違反。

特殊能力を活かし、裏のコンサルタントとして生きる女・水原は、旧知の湯浅に堂上という男の調査を依頼される。

事件屋の須賀田は弁護士・古村からの依頼で、同業者の不祥事を秘密裡に処理する仕事を請け負う。

中国人ばかりを狙った惨殺事件が続けて発生した。手がかりは、死体の脇の下に残された刺青だけ。

サッポロ・シティ・ジャズで賑わい始めた札幌。

「お前が戦わなければ皆殺しだ」強盗殺人事件の捜査中に自分をかばった同僚を亡くし、その責を負って警察を辞めた牧しずりは、同僚の息子・岬人と出会う。

戸鹿野智貴、28歳。若きカリスマ経営者と言われる彼は、女と旅行に行った異国の地で、薬物密輸の疑いで逮捕される。

カスミは、タケルとホウを父・藤堂の知人が運営する薬物依存症患者の更生施設に連れてきた。

失敗は許されない。敗北も許されない。

「誰かが辞めなければならないなら、私、辞めます」企業のリストラを代行する会社で働く真介の今回の面接相手は―真面目で仕事もできるのになぜか辞めたがるデパガ、女性恐怖症の生保社員に、秘められた純愛に生きるサラ金勤めのイケメンなどなど、一筋縄ではいかない相手ばか

元陸自のパイロット・新居見充は平成南海トラフ大地震で家族を亡くした喪失感とともに生きていた。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。

妻子と別居し、借金取りに追われる玉山は、現金強奪の話を持ちかけられ……。

地方紙の支局長として20年ぶりに地元に戻って来た福良孝嗣は、前市長の息子が銃殺された事件を着任早々、取材することになる。

「しばらくの間でいい。