函館・赤レンガ倉庫群近くの海で発見された水死体。水産会社を経営する一ノ瀬祐二だった。

友人の藤堂純に会うため京都へ向かうとき、美緒は純の叔母・熊谷由季子を見かけた。

雅江と英理佳は、小学四年生の頃、まるで双子のように仲良しだった。

東京に住む男の大学生が熱病に冒され、やがて国際伝染病に指定された致死率70パーセントのエボラ出血熱の真性患者と判明する。

不治の病を患う作家有森が失踪。

ベテランケースワーカーの山川が殺された。新人職員の牧野聡美は彼のあとを継ぎ、生活保護受給世帯を訪問し支援を行うことに。

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。

女児誘拐殺人の罪に問われ、懲役十五年の刑を受けた柏木喬は刑を終え出所後、“私は殺していない!”というホームページを立ち上げ、冤罪を主張。

社長から休暇取得を厳命された爽香は、部下のあやめたちと温泉旅行の計画を立てる。そんな折、恩師・河村布子から相談が。

「グランドマンション一番館」には、元「名ばかり管理職」の男、元公務員、三世代同居の女所帯から独居老人、謎の若者、はてはかなり変わった管理人までと、アクの強い人たちが住んでいる。

ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。

蝶ヶ岳で遭難し救助された物部佐千子。

一人息子を育てながら九年間の受験勉強を経て弁護士になった村地佐和子はミスばかり犯し、前途に悲観的になっていた。

東京都亀有に事務所を開く私立探偵・小仏太郎は、 警察時代の同僚・安間たちから相談をもちかけられた。

新しく庁舎が建てられた東京湾臨海署の刑事課に、新たな刑事が配属された。

少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は? 豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。

湾岸地域の巨大イベントに爆破予告があり、安積班と相楽班は、警戒警備にあたるが…。

連続結婚詐欺&不審死事件の容疑者―稀代の毒婦、佐竹純子。

東京お台場のビルの狭間で、アラブ系と思われる外国人男性が倒れているのが発見された。

特殊班に配属されたばかりの同期の女刑事が、立てこもり事件で人質の身代わりとなって拉致された。

蒲田の老夫婦刺殺事件の容疑者の中に時効事件の重要参考人・松倉の名前を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。

数々の難事件を解決してきた名コンビ、数学者の黒江壮と文芸編集者の笹谷美緒は、十五年という永すぎた春にようやくピリオドを打ち結婚した。

東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。

愛する息子と妻をシンナー中毒の通り魔に殺された新聞記者の小坂宏樹、我が子を殺めながら無罪判決を受けた平沼香織。

東京・亀有で探偵事務所を開く小仏太郎。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

警察庁警備局警備企画課の情報分析室「ゼロ」の研修から戻った倉島警部補に下った新たなミッション。

衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は 従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。

大学にも行かず、家に引きこもっている孫・将を強引に自宅へ連れてきた、元刑事の麻生。

「全弁連」(全日本弁護士連合会)の会長選で、有力候補の選挙対策委員長を務める北見史郎。

県警捜査一課から所轄への異動が決まった澤村。

京都・鴨川の河川敷で、女の変死体が発見された。四日後、東京・清澄白河のマンションで男の腐乱死体が見つかる。

五月も終わりかけた東京湾臨海署に喧嘩の被害届が出された。

皇居周辺でジョギングを楽しむ女性が立て続けに襲われる。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

尾木遼平、46歳、元刑事。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。

黄色いアサガオだけは追いかけるな―。この世に存在しないはずの花をめぐり、驚愕の真相が明らかになる長編ミステリ。

『孤狼の血』『盤上の向日葵』著者が放つ、社会派ミステリ! 結婚詐欺容疑で介護士の冬香が逮捕された。

人の感情が色でわかる「共感覚」を持つという不思議な青年―藤木司を担当することになった、臨床心理士の佐久間美帆。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

美緒は、担当する作家の西崎彩から、相談を受けた。“The Judge”と名乗る相手からの不審な手紙。

寝台特急「サンライズ出雲」の車中で、絞殺死体が発見された。被害者は代議士の妻、夏目冴子。

世田谷署の刑事・樋口彰は、争い事が嫌いで、誰かとぶつならないように一歩いているところがある。

大友鉄の一人息子・優斗が行方不明に―― 父を訪ねて高速バスに乗った優斗は移動中に忽然と姿を消してしまう。

姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。

深い喪失感を抱える少女・美緒。謎めいた過去を持つ老人・丈太郎。

若き医師・一ノ瀬希世は、伊豆諸島の小さな島の診療所に赴任してきた。人口四百人弱の同地には、健康増進運動が浸透していた。

17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。

東京郊外にある病院の脳神経外科病棟で、入院患者が殺された。死因は筋弛緩剤の投与。

一之瀬拓真、二十五歳、交番勤務から千代田署刑事課強行犯係に転属した新人刑事。

圧倒的なスピード感のＮＯ．１警察小説！　公安刑事が、連続殺人の容疑者に。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。