江戸川区内の交番に勤務する巡査長・山中浩平のモットーは、地元住民と仲良くすることだった。

北陸・山中温泉で製薬会社の役員が背中を刺され殺された。

人は秋葉を「危険な男」と呼ぶ。「頭が切れ、秘密を守る、頼り甲斐のある男」とも。

女流カメラマン千沙が、古都金沢をテーマにした写真集でデビューする直前、相次いで事件が起こった。

妻との北海道旅行の帰り、十津川警部は、札幌駅で大阪行「トワイライト・エクスプレス」を待っていた。

警視庁内の仮眠室で、十津川警部の部下である長谷川刑事が拳銃自殺をした。

女優・中村美矢子は、土佐中村への一人旅の車窓から、河原で男が襲われる現場を目撃する。

「とき403号」で、60代とみられる男性の刺殺体が発見された。

財団法人“日本の自然と伝統を守る会”理事長が、十津川と名乗る男に殺された?!捜査に乗り出した十津川警部は、自らの名前が騙られたことに驚き戸惑いながらも奈良県十津川村へ向った。

深夜のコンビニでレジ係の青年が射殺された。犯行の直前、犯人は青年の名前と年齢を尋ねていた。

冤罪で実刑となったカメラマンの金井は、出所後、自分をはめた後輩を刺殺、故郷の函館へ逃亡する。

東北新幹線「はやぶさ」の豪華客室「グランクラス」で殺人事件が発生! 事件の裏に隠された陰謀とは――十津川警部が真相に迫る!

ミス羽衣に選ばれた美女が天女の姿で謎の溺死。真相を探る西本刑事に殺人犯の魔の手が迫る。

「関根パン」の製品を小売店に配達する営業員の岡田は、得意先の女主人・幸江との情事を楽しんでいた。

また浮浪者が殺された。上野駅周辺での3人目の被害者だった。

警視庁捜査一課の十津川警部は殺人事件の通報を受け、現場へ急行した。だが到着したとき死体は消えていた。

“チチシス”の電報を受けとったとき、健一は、それほどの衝撃を受けなかった。父はいつも遠い存在だったせいだろう。

釧路湿原のタンチョウサンクチュアリに、ボランティアを志願して、突然現われた白井香織。

「オール読物」推理小説新人賞受賞作の表題作や記念すべきデビュー作を収録した、文庫オリジナル傑作集。

二人組の強盗犯の前に一人の男が現れ、杖一本で犯人を打ち伏せてしまう。

都内で、会社社長とクラブホステスが相次いで殺害された。

箱根から新宿に向かう特急ロマンスカーの座席で、青年実業家が死んでいた。不仲の妻と和解するための旅行中だったという。

新庄行き山形新幹線のグリーン車に幾度も乗車する美女。彼女はなぜか毎回違う男と一緒だった。

宇治失踪殺人事件と東京国務大臣の死にどんな接点が!事件は、迷宮のシナリオを演出しようとする犯人の勝利に終わるのか―。

京都発城崎行きの特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。

指名手配の強盗殺人犯を追っていた捜査一課の山崎刑事が何者かに腹を刺されて殺害された。

東京・渋谷のマンションで十九歳の大学生が毒殺された。現場に残されたオモチャの江ノ電。

上野に到着した青森発上り急行「津軽」の車内で絞殺死体が見つかった。

「私は、彼を殺します」嵯峨野の尼寺でそう記し、姿を消した女=ゆみ。

後藤ゆみと名乗る女が伊豆・河津七滝のK旅館に宿泊した 。

弁護士の水野は小さな自殺記事に目を留めた。彼にとっては忘れられない名前だった。

十津川警部宛に届いた一通の手紙。差出人は井岡さつきという女性。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

東武浅草駅のコインロッカーから、位牌の入った木箱が発見された。

陸羽東線の無人駅・堺田。その駅前で、日本海と太平洋へ川の流れが分かれていく。

元警視庁刑事の橋本豊は恋人の三回忌をお遍路で供養しようと四国へ。現地で出会った夫婦と一緒に巡礼するが、その二人が溺死。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

十津川警部は、心当たりがまったくない男の仙台での葬儀に、参列を願う手紙を受け取った。

中央線で通勤する本間は、同じ電車で通う若いサラリーマン中村と親しくなった。

神戸の異人館のプールで、若手女優と会社社長の死体が発見された。

十津川班の新米刑事・津村の両親が殺された。

ひな祭りの前日の午後、公団住宅で女性の絞殺死体が発見された。被害者は真田よう子、主婦。

東海道五十三次、左富士の名所、吉原宿の版画が語るものとは？ 日下刑事は大学時代最後の春休みに「青春18きっぷ」を使い、東海道本線を 西に向かう旅に出た。

諏訪湖に沈んだ車の中で死んでいた男。そして、政財界の大物を顧客に持つクラブのホステスが刺殺された。

坂口刑事は故郷の白馬村から急行「アルプス」で東京に戻る途中、乗用車が炎上している現場に遭遇し、運転士や車掌と協力して車の運転席から若い女性を救出する。

“現職の刑事、わが子の誘拐犯を刺殺!”十津川警部が片腕と頼む亀井が絶体絶命の窮地に陥った。

製薬会社の社長が毒殺された現場から、若い女性が姿を消した。

若い美女の幽霊が出るという温泉場の湖で、相次いで溺死事件が！ しかも三人目の犠牲者は十津川の同僚だった！ 岩手県盛岡市の奥座敷と呼ばれる繋温泉の繋大橋に、三十歳くらいの美女の幽霊が出て、橋を通りかかる男に声をかけるという噂が広まった。

内田洋一を乗せたヨットは、11カ月間の単独無寄港世界一周を終え、油壺に凱旋した。

「君は、自分で思っている以上に、人がいいんだ」十津川警部は、かつての部下で今は私立探偵である橋本豊の身を案じて、そう伝えた。

十和田への帰郷を楽しみにしていた奥田は、なぜ殺されたのか?彼を慕うスナックのママ・明子は、奥田が乗るはずだった「はやて13号」で、青森に向かった。

女子大生・小野ミユキが誘拐された。犯人の指示で、父親の敬介が身代金二億円を携えて上野発のカシオペアに乗り込んだ。

十津川警部は、下田の蓮台寺温泉に逗留していた友人から、1通の手紙を受け取った。

上京中の資産家が絞殺され、現金一千万円が奪われた。高級外車に残された道路地図には、三つの港町の頁に謎の数字が…。

亀井刑事は自身が投稿した俳句が特別賞を受賞したとの知らせを受け、表彰式に出席するため、四国松山へ向かった。