鬼に捧げる夜想曲



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初公開日(参考)2004年10月
分類

長編小説

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鬼に捧げる夜想曲

2004年10月22日 鬼に捧げる夜想曲

―昭和二十一年三月十七日。乙文明は九州大分の沖合に浮かぶ満月島を目指して船中にあった。鬼角島の異名を持つこの孤島には、戦友神坂将吾がいる。明日は若き網元の当主たる将吾の祝言なのだ。輿入れするのは寺の住職三科光善の養女優子。祝言は午後七時に始まり、午前一時から山頂に建つ寺で浄めの儀式があるという。翌朝早く、神坂家に急を告げる和尚。駆けつけた乙文が境内の祈祷所で見たものは、惨たらしく朱に染まった花嫁花婿の姿であった…。―この事件に挑むのは、大分県警察部の兵堂善次郎警部補、そして名探偵藤枝孝之助。藤枝が指摘する驚愕のからくりとは?続発する怪死、更には十九年前の失踪事件をも包含する真相が暴かれるとき、満月島は震撼する。第十四回鮎川哲也賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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鬼に捧げる夜想曲の総合評価:7.00/10点レビュー 5件。Cランク


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(7pt)

鬼に捧げる夜想曲の感想

同時受賞の「密室の鎮魂歌」はプロットは面白いけど肝心のトリック部分が拍子抜けするぐらいのもので、読み終わった後はすぐに忘れ去る内容だった。この本も著者が19歳という若さでの受賞なので一抹の不安はあったが
内容的に興味があったので読んでみた。孤島、独特の風習、そして密室とそそる材料は揃っている。料理の腕はどうかと期待しながら読み進む。探偵が披露した推理が真犯人を欺くためのものであり、本当の真相はそのあと
明かされるという筋書きは目新しくはないけれど、密室のトリックを打ち破るためにはその方法が有効であるとする探偵のやり方は理解できる。時代背景に合った硬い文章で書かれているが著者の年齢からすると苦労した
事と思う。その硬い文章も物語の雰囲気作りに役立っており、登場人物たちの描写や会話などもしっかり描かれていて物語世界を構築している。肝心の犯行動機がイマイチ良く分からない点が致命的と思うが全体的に年齢を
越えた力量を見せてくれた作品だと思う。さて、二作目三作目と書き続けられるのだろうか、職業作家として書く気があるのか不明だけれどこの一冊だけでも世に残せたことは彼にとっては有意義なことでしょう。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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未読の方はご注意ください

No.4:
(3pt)

悪くはないが……

横溝正史の名作を混ぜ込んで再現した作品なので、雰囲気は悪くないです。
意識し過ぎなのか、「あらすじ」「登場人物一覧」で犯人候補が2人に絞り込めてしまいますが……

終盤のトリック解明や犯人心理などにもかなり無理があり惜しいと感じました。

*個人的には同時受賞の『密室の鎮魂歌』共々、甘く見て「佳作」が妥当かと思いますが
「10代の受賞者」「最年少」「女性」「ダブル受賞」で話題を作りたい出版社側の意図が感じられ
結果として神津慶次朗の将来を閉ざしてしまったのかも? と思います。
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4488023800
No.3:
(5pt)

この度はお世話になりました。これをご縁にまたよろしくお願いいたします

この度はお世話になりました。これをご縁にまたよろしくお願いいたします
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No.2:
(3pt)

「やんちゃ」な意欲作

巷では同時受賞のもう一作のほうが評価が高いようだが、どちらか一方を選べと言われたら私はこちらに点を入れます。これが正賞受賞に値するか?と問われれば正直答えに窮するが、京極風の「長大で、圧倒的な」モノに恋焦がれ、それを目指したであろう若い作者の「やんちゃ」ぶりは新人らしく好感が持てるし、結果は力及ばずといったところだが、最近の鮎川賞の中では面白いほうだった。良くも悪くも「年齢」が評価の際の最大要因になってしまうのがツライところだが、じっくり時間をかけて精進してほしいと思います。
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4488023800
No.1:
(3pt)

選評どおりの若い才能

鮎川賞の受賞作です。横溝正史の雰囲気をもった作品で、島・伝承・因習といった要素ももれなく含まれています。そのような味わいを求める方には適した本でしょうか。内容は文末の選評にあるとおり、若さで押し切った感あり。これからの作品に期待して☆☆☆としました。
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4488023800



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