追伸
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個人読書履歴。一般文学通算426作品目の読書完。2012/08/26 | ||||
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真保作品の特徴というべき読後のすっきり感がない。いつおもしろくなるのかと期待しながら読むうちに終わってしまって残念でした。手紙の書き手に女性が二人出てきますがふたりともが言い訳をこねくりまわしてばかりで、「女性の話し」の嫌な面しか感じられません。血縁があるから同じ性格にしたのかもしれませんがどちらも結末をすぱっと話せないタイプの女性で読んでいて苛々します。「最愛」もイマイチだったし「ハズレ作品の少ない作家」というイメージが崩れてしまいそうです。どちらの作品も「登場人物に共感が得られない」のが敗因かと。 | ||||
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誠実に言葉を重ね、関係の修復を図ろうとする男。それをひたすらはぐらかし、話をぼかそうとする女。どちらも極端すぎて、共感できなかった。男には、誠実すぎて真実味がない。女には、軽率すぎて同情できない。感情にあふれた手紙、それ独特の推敲された言葉遣い。この設定は魅力的だが、登場人物に共感できなかったため魅力半減でした。 | ||||
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夫婦間の往復書簡のみでストーリーが進行していき、途中妻の祖父母間の往復書簡が出てきます。 謎解き・ミステリとしての中心部分は、第2部の祖父母間の往復書簡の部分ですが、それが下敷きとなって夫婦間の問題の謎解きにもつながっていきます。 二つの夫婦間の問題が、当事者間の手紙のやり取りのみによって語られていくという手法は極めて斬新な感じがしました。他の方が指摘しておられるように、多少登場女性の心の動きに得心のいかないところを感ずる部分もありますし、安易に苦界を持ち出している印象などがある点は否めませんが、それでも、謎解きや当事者間の心の動きを、往復書簡のみで表現するというスタイルは興味深いもので(文庫版の解説によれば、他にも往復書簡による作品があるようですが、私にとっては初めてでしたので)、十分に面白く読むことができました。 | ||||
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人の手紙を読むというのは疲れるものです。特に本書のように四名の手紙を読んでいくという場合、続けて読むと気持ちの切り替えがなかなかできません。そこにミステリーが絡んでくるとなおさらでした。 読了後、不思議な感覚でいます。ストレートに読めば、男の誠意が女の罪悪感を払拭する物語となるでしょう。が、女性の嘘にはバレなければ一生隠し通す、あるいは10ある事実のうち自分の都合の悪い2つについては隠し通す、そんな印象を持っている男としては、結末がイマイチ納得できないものとなりました。 以上、あくまでも個人的な感想です。 | ||||
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