荒野のホームズ、西へ行く
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とても良かった。ユニークな探偵!ユニークな犯罪現場!是非とも続編を次々に翻訳出版して欲しい | ||||
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1作目よりも格段に物語作りのうまさが上がっていると思います。 西部を走る列車を舞台に、乗り物酔いに苦しみながら憧れのホームズを見習って捜査を続ける兄と、憎まれ口をたたきながらも兄を支える弟のキャラクターもしっかりと描き分けられており、好感が持てます。 また事件とアクションの見せ方も向上しており、捜査の単調な場面が長くなる前に、クリフハンガーなアクションを入れることで、読み手を飽きさせません。 若干、兄弟以外の人物像が類型的なところがありますが、かつらのエピソードに代表されるように使い方が工夫されており、エンターテイメントとしての面白さを引き立てています。 2009年に訳出された本書以降、邦訳が途絶えていますが、是非、本書の登場人物もかかわってくるという第3巻も出版して欲しいものです。 | ||||
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余りにも面白くてつい乗り換え駅を乗り過ごすし、仕事でフラフラなのに「ちょっとだけ…」と読み始めたら睡眠不足の無間地獄に落ちてしまうし、兄弟以外は天涯孤独のアムリングマイヤー兄弟の冒険物語はヤバイです。面白すぎる! 1作目の方が舞台設定は私は好みだった(昔から西部劇が好きで大人になったらアメリカでカウガールになるのが夢だった人間には、カウボーイのお尻の痛い人生とか牧場のつまんない仕事とか、全部が全部面白かった)けど、でもやっぱり二作目も、この兄弟のキャラクターがとってもいいのだ。というか兄グスタフの列車嫌いの理由を弟に恥を堪えて語るシーンとか、オットー君ならずともこの無愛想で不器用で頭でっかちの兄貴を好きならずにはいられないなあと思います。 兄弟のキャラがよくできています。 頭は切れるけど学校に行けなかった兄グスタフ(弟が姫抱っこしても枝を抱えてるみたいに痩せてるらしい。) そして身長6フィートのバカデカイ弟は、兄貴が「ホームズする」のを手伝いつつ、明るくまっすぐなキャラでほんとカワイイ。 二作とも、ド貧乏でも、しんどい仕事や危険な殺人事件を力を合わせて解決する痛快・男気あふれる兄弟を主役にした西部劇&ミステリーです。(脇役もいい味出してます) ハヤカワミステリさん、続編の翻訳を心から待ってます(といいつつ待てなくて3巻目は原作を買ってしまいましたが) いままで読んだハヤカワミステリの本の中で一番面白かったです。 非常におすすめです。翻訳も上手い。これが好きな人はランズデールのハップとレナードシリーズも好きだと思う(『罪深き誘惑のマンボ』とか、あれも考えてみれば現代版西部劇だ)。久々にいいもの読みました! | ||||
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’08年、「このミステリーがすごい!」海外編で第9位にランクインした、『荒野のホームズ』に続く第2作。’09年の同誌では惜しくも第21位と次点で、ランクインを逃している。 前作で、とある牧場での密室殺人を解決したホームズかぶれの“オールド・レッド”と‘おれ’ことその弟の“ビッグ・レッド”の、舞台を鉄道に移しての痛快な冒険譚である。 1893年のアメリカ西部、仕事にあぶれた兄弟は、若い頃ピンカートン探偵社で名を馳せたという老人ロックハートの紹介で、サザンパシフィック鉄道の鉄道保安官の職に10ドルの報酬で就くことになり、さっそくオークランドヘ向かう列車に乗り込む。そこでさっそく走る列車内の殺人に遭遇する。かの名探偵の魂を宿す“オールド・レッド”は列車酔いに悩まされながら調査と謎解きに乗り出す。ところがこの列車には一癖ありそうな乗客たちや乗務員たちと怪しげな荷物が満載。さらに巷で評判の列車強盗による襲撃や新たな殺人と、状況はめまぐるしく展開する。 本書は兄弟の掛け合いの面白さもさることながら、フーダニット・ミステリーとしての魅力やラストの西部劇らしいアクションと列車上の闘い、また鉄道会社のスパイまで現れ、ホッケンスミスのサービス精神がこれでもかと詰め込まれている。 本格+アクション+鉄道+西部劇+男気+兄弟の絆。これ以上なにが欲しいだろう。 | ||||
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1作目はリアルで本格推理を目指しているように思っていた、今回は列車の警備員になるの巻で、列車強盗、殺人事件と盛りだくさん。登場人物の魅力といい、ストーリー展開はもう西部劇だ。列車の長い旅の中起こる事件は彼らを放っておかない。 1作目があるから2作目を安心して読める、し余計面白いのかもしれない。 | ||||
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