荒野のホームズ

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種別
長編
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あらすじ

2008年07月11日 荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)

洪水で家も家族も失ったおれと兄貴のオールド・レッドは、いまでは西部の牧場を渡り歩く、雇われカウボーイの生活を送っている。だが、ある時めぐりあった一篇の物語『赤毛連盟』が兄貴を変えた。その日から兄貴は論理的推理を武器とする探偵を自認するようになったのだ。そして今、おれたちが雇われた牧場は、どこか怪しげだった。兄貴の探偵の血が騒ぐ。やがて牛の暴走に踏みにじられた死体が見つかると、兄貴の目がキラリと光った…かの名探偵の魂を宿した快男児が、西部の荒野を舞台にくりひろげる名推理。痛快ウェスタン・ミステリ。(「BOOK」データベースより)

評判

荒野のホームズの評価:

5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.00pt

荒野のホームズの総合評価:

8.56/10点 レビュー 9件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(5pt)

探偵するカウボーイという設定はおもしろいですが・・・

中身はどうってことない話でした。受けを狙った表現も鼻につきました。

わたろう
0BCEGGR4

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(5pt)

ホームズ物語は焚き火のそばで

19世紀後半のアメリカの荒野で朗読される「赤毛連盟」。聞くは文字の読めない赤毛のカウボーイ、オールド・レッド。ホームズを神とあがめ、探偵に目覚めた彼は、弟ビッグ・レッドをワトソン役に、雇われ先の牧場の難事件を解決します。ホームズ本人は登場しませんが、正典「独身貴族」の登場人物たちが、重要な役回りで登場します。
荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814) Amazon書評・レビュー: 荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)より
4150018146
No.7
(4pt)

ホームズもののパスティーシュを超えた、“存在感”あるウェスタン・ミステリー

’08年、「このミステリーがすごい!」海外編第9位にランクインした、スティーヴ・ホッケンスミスの長編デビュー作。

時は19世紀末。ところはアメリカ北西部モンタナ州の荒野の牧場。洪水で家族と財産をすっかり失った‘おれ’ことビッグ・レッドと‘兄貴’のオールド・レッドの兄弟は、西部の牧場を渡り歩いた末に、ここで雇われカウボーイの一員となった。このバー・VR牧場はイギリスからやってきた貴族がオーナーをつとめており、どこか怪しげでキナくさい。
彼らは監禁同然の扱いを受けるが、やがて牛の暴走に踏みにじられた死体が発見される。さらには、密室状況下で黒人カウボーイが額に銃痕のある状態で死んでいるという事件も発生する。

‘おれ’が語って聞かせるシャーロック・ホームズの物語にすっかり心酔した‘兄貴’はこの名探偵よろしく、どちらも殺人事件として調査を進めてゆく。

ホームズが実在の人物として扱われていたり、読み書きのできない‘兄貴’が、ワトスン役の‘おれ’を従えて大西部のホームズとして、その魂を宿して活躍したりという設定はユニークである。

本書は、ウェスタンとホームズの謎解きという一見、ミスマッチな取り合わせながら、それを感じさせない、古今東西のホームズもののパロディやパスティーシュを超えた存在感と読みごたえが‘兄貴’にも‘おれ’にもあり、カウボーイ小説の醍醐味をたっぷり盛り込みながら、かつホームズばりの謎解きの興味を加えた、痛快なミステリーである。
荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814) Amazon書評・レビュー: 荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)より
4150018146
No.6
(4pt)

ホームズにも登場願いたい

タイトルに「荒野」と「ホームズ」が二つ並んでいるのが面白く、読み始めた。
ホームズ好きの兄と共にカウボーイの仕事をしている弟が、ワトソンよろしく、語り手となっている。
この弟の語り口が面白かった。
兄が事件を探る様子を、ハラハラしながら、全幅の信頼を寄せることはなく、語っている。
そこには、控えめながらも愛情が感じられて、時にはしんみりとさせられた。
ホームズが小説中の探偵というだけでなく、実在しているという設定というのが楽しい。
荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814) Amazon書評・レビュー: 荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)より
4150018146
No.5
(4pt)

西部劇での推理小説は珍しい

シャーロックホームズを信奉し、心の師とするカウボーイ兄と補佐役弟の2人が主人公で
なかなか展開も地味だがリアルで当時の西部を理解しやすくどんどん引き込まれる。
しかし、翻訳も難しかったのでは。と、推測する。
まあ、続けては読めないけど、時間が開けば続編も読みたくなるかも。
荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814) Amazon書評・レビュー: 荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)より
4150018146
No.4
(5pt)

面白い。文庫化を望む

西部開拓時代の雇われカウボーイ兄弟、シャーロック・ホームズに憧れ探偵になりたい兄グスタフと、兄を尊敬してついていくワトソンポジションの弟オットーが挑む殺人事件。この設定を見るとコメディっぽく感じますが、真面目に本格的にミステリ小説です。ユーモアはたっぷりあります。語り部である弟オットーの軽妙な語り口にニヤっとさせられます。ウェスタンな推理小説はないかと探して、この小説に行き当たりましたが大当たりでした。もっと早くに気づけばよかった…。友人にも勧めているのですが、いかんせん絶版で買って配るということができないのが痛いところ。できたら文庫化、または再版をしてくれるといいのですが。続編の「荒野のホームズ西へ行く」大変良いできでした。支えあって生きていく兄弟の未来に幸あれ。
荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814) Amazon書評・レビュー: 荒野のホームズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1814)より
4150018146

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