サテンのマーメイド



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    初公開日(参考)1985年08月
    分類

    長編小説

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    サテンのマーメイド (集英社文庫)

    1990年01月31日 サテンのマーメイド (集英社文庫)

    輝く青い瞳、魅惑的なプロポーションにサテンのドレスをまとった女は何に怯えているのか?アメリカ西海岸で探偵をする〈わたし〉の許に、雨の金曜日の夜、仕事の依頼に現れた女はサラと名乗った。フェラーリを駆って自分を12時までに、サウスポイントまで運んでほしいと懇願した。そして同じ頃250マイル離れた2つの町で同じ男が轢き殺される奇妙な事件が起きていた…。濃い霧と美しい海に散る神秘的な女と無償の追跡を続ける男の愛。新境地を拓くハードボイルドミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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    サテンのマーメイドの総合評価:6.80/10点レビュー 5件。Dランク


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    No.5:
    (5pt)

    ホテルで出版社からのプレッシャーに晒されながら、ニコニコしながら創作している当時の島田荘司の様子が想像できる

    『確率2/2の死』・『サテンのマーメイド』・『夏、19歳の肖像』の3作は、出版社にホテルに缶詰にさせられて書いたらしい。そして、『確率2/2の死』は、1985年9月に光文社文庫書き下ろしで、『サテンのマーメイド』は、同じ1985年9月に集英社からハードカバーで、『夏、19歳の肖像』は、翌月10月文藝春秋社からハードカバーでリリースされている。つまり、島田荘司はこの時期、出版社から新人作家として続々と作品をリリースできるかを試されていたのだ。

    さて本作、『サテンのマーメイド』だが、読んでいてまるでアメリカ文学、ディヴィット・ハンドラーあたりを読んでいるような錯覚に陥る。作中には、リチャード・ブローティガンの『バビロンを夢見て』まで出てきて、そういえばこの本、J・アーヴィングの『ホテル・ニューハンプシャー(上・下)』やG・ガルシアの『百年の孤独』とかと同じシリーズで出ていたけど、未だ再発も文庫化もされてないんだなぁ、と余計なことまで思い出させてくれた。

    そういう状況で書かれた一作ではあるものの、島田荘司の基本

    ・まず、ありえないくらいの奇想がある
    ・その奇想をいくつかの別の奇想が加わり、より深い奇想になる
    ・それを最後には論理的に帰結させてしまう

    は、完全に確立している。ただし、書き方は完全にアメリカの探偵小説だ。そして、ここで島田荘司は第4の探偵としてハードボイルドな二枚目私立探偵を主役として登場させているのだが・・・最後まで名前は明かされないのだ。

    ホテルに缶詰になりながら、全く別のタイプの作品を書き分ける器用さにも驚くのだが、どれもきちんとして無駄がない文章で、実に読んでいて愉しい。

    ホテルで出版社からのプレッシャーに晒されながら、ニコニコしながら創作している当時の島田荘司の様子が想像できるのである。
    サテンのマーメイド (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:サテンのマーメイド (集英社文庫)より
    4087495477
    No.4:
    (2pt)

    いまいち・・

    ハードボイルドで、終盤イはミステリー作家らしくトリックが用いられてる。アメリカ西海岸を舞台に、それなりにハードにかけてるけど、なんかチャチイ印象。とくに新宿鮫とか読んだあとにこれ読むと、っすげーガキっぽく思っちゃう
    サテンのマーメイド (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:サテンのマーメイド (集英社文庫)より
    4087495477
    No.3:
    (2pt)

    いまいち・・

    ハードボイルドで、終盤イはミステリー作家らしくトリックが用いられてる。アメリカ西海岸を舞台に、それなりにハードにかけてるけど、なんかチャチイ印象。とくに新宿鮫とか読んだあとにこれ読むと、っすげーガキっぽく思っちゃう
    サテンのマーメイドAmazon書評・レビュー:サテンのマーメイドより
    4087750671
    No.2:
    (5pt)

    西海岸が舞台、しかしやはり島田作品

     舞台はアメリカ。格好良い。しかし、内容はそれまでの島田作品同様、破天荒な不可能犯罪です。せつない終わり方も印象的です。
    サテンのマーメイド (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:サテンのマーメイド (集英社文庫)より
    4087495477
    No.1:
    (3pt)

    謎良し、終わり駄目

    謎は良い。しかしキャラがおかしい。無理してハードボイルドしなくても良いと思う。奇妙に芝居がかっていて、演技のへたくそな役者のイメージが被って読み切るのに苦労した。飛ばし読みしても中々終わらなかった。短い本なのに。
    サテンのマーメイド (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:サテンのマーメイド (集英社文庫)より
    4087495477



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