狼でもなく

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種別
長編
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あらすじ

1992年05月31日 狼でもなく (徳間文庫)

東京近郊にある共同農場の農場長・尾関譲に、ベトナム人ロアンから電話があった。ウォーリスに狙われているので助けてほしい、という。ベトナム戦争当時、三人はCIAの現地工作員として知り合った。尾関は、指定された都心のホテルに向かった―。何かを忘れ、何かをそらして生きてきたこの十年間を振り返りながら。過去を忘却の淵に沈めてきた男が、今再び過酷で非情な世界に舞い戻る。本格ハードボイルド。(「BOOK」データベースより)

評判

狼でもなくの評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

狼でもなくの総合評価:

6.50/10点 レビュー 2件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(7pt)

いつにもまして地味

全体的に地味な作品。いや、シミタツの作品は総じて地味なんだけど、耐える男と女の感情の迸りが行間からにじみ出て、地味ながらも非常に濃厚な叙情性を感じるのだが、これに関してはとりあえず金塊強奪を設定してヤクザとか絡めて物語を動かしてみるかといった、浅慮のままで書いてしまったようにどうしても感じてしまう。
最後の唐突に主人公が告白する裏切り者の正体を見抜く根拠が小説では解らない臭いが手掛かりだったので苦笑した。
しかしそれでも最後にシミタツ節溢れる闘争シーンがあるのだから大した物だ。

Tetchy
WHOKS60S

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1
(3pt)

ベトナム帰還兵が東京で繰り広げる、ハードボイルド・バイオレンス

日米ハーフの尾関は、ベトナムで米兵として戦った後、多摩の農場で静かに暮らしていた。
そこへ、記憶の底に眠らせていた昔の戦友が次々に現れる。否応無しにトラブルに巻き込まれ、深みにはまっていく展開に、頁をめくる手が止まらない。
しかし、悪党の金をベトナムに還元する、という尾関の美学はよく分からない。ましてや、そのために自分どころか愛した女の命まで賭けようとする行動には、とてもでは無いが共感できない。
ベトナムで地獄を味わい心を病んだから、ということで納得するしかないのだろうか。
あとがきによると、当作品は作者の七作品目ということになっているが、実際には一作目か二作目に書いたものの書き直しだとか。やはり少々未熟さを感じてしまうことは否定できない。
狼でもなく (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 狼でもなく (徳間文庫)より
4195771978
No.0
(3pt)

ベトナム帰還兵が東京で繰り広げる、ハードボイルド・バイオレンス

日米ハーフの尾関は、ベトナムで米兵として戦った後、多摩の農場で静かに暮らしていた。
そこへ、記憶の底に眠らせていた昔の戦友が次々に現れる。否応無しにトラブルに巻き込まれ、深みにはまっていく展開に、頁をめくる手が止まらない。
しかし、悪党の金をベトナムに還元する、という尾関の美学はよく分からない。ましてや、そのために自分どころか愛した女の命まで賭けようとする行動には、とてもでは無いが共感できない。
ベトナムで地獄を味わい心を病んだから、ということで納得するしかないのだろうか。
あとがきによると、当作品は作者の七作品目ということになっているが、実際には一作目か二作目に書いたものの書き直しだとか。やはり少々未熟さを感じてしまうことは否定できない。
狼でもなく Amazon書評・レビュー: 狼でもなくより
4191233513

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