狼でもなく



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    初公開日(参考)1986年11月
    分類

    長編小説

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    狼でもなく (徳間文庫)

    1992年05月31日 狼でもなく (徳間文庫)

    東京近郊にある共同農場の農場長・尾関譲に、ベトナム人ロアンから電話があった。ウォーリスに狙われているので助けてほしい、という。ベトナム戦争当時、三人はCIAの現地工作員として知り合った。尾関は、指定された都心のホテルに向かった―。何かを忘れ、何かをそらして生きてきたこの十年間を振り返りながら。過去を忘却の淵に沈めてきた男が、今再び過酷で非情な世界に舞い戻る。本格ハードボイルド。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    狼でもなくの総合評価:6.50/10点レビュー 2件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    いつにもまして地味

    全体的に地味な作品。いや、シミタツの作品は総じて地味なんだけど、耐える男と女の感情の迸りが行間からにじみ出て、地味ながらも非常に濃厚な叙情性を感じるのだが、これに関してはとりあえず金塊強奪を設定してヤクザとか絡めて物語を動かしてみるかといった、浅慮のままで書いてしまったようにどうしても感じてしまう。
    最後の唐突に主人公が告白する裏切り者の正体を見抜く根拠が小説では解らない臭いが手掛かりだったので苦笑した。
    しかしそれでも最後にシミタツ節溢れる闘争シーンがあるのだから大した物だ。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.1:
    (3pt)

    ベトナム帰還兵が東京で繰り広げる、ハードボイルド・バイオレンス

    日米ハーフの尾関は、ベトナムで米兵として戦った後、多摩の農場で静かに暮らしていた。
    そこへ、記憶の底に眠らせていた昔の戦友が次々に現れる。否応無しにトラブルに巻き込まれ、深みにはまっていく展開に、頁をめくる手が止まらない。
    しかし、悪党の金をベトナムに還元する、という尾関の美学はよく分からない。ましてや、そのために自分どころか愛した女の命まで賭けようとする行動には、とてもでは無いが共感できない。
    ベトナムで地獄を味わい心を病んだから、ということで納得するしかないのだろうか。
    あとがきによると、当作品は作者の七作品目ということになっているが、実際には一作目か二作目に書いたものの書き直しだとか。やはり少々未熟さを感じてしまうことは否定できない。
    狼でもなくAmazon書評・レビュー:狼でもなくより
    4191233513



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