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狼でもなく



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【この小説が収録されている参考書籍】
狼でもなく
狼でもなく (徳間文庫)

狼でもなくの評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ベトナム帰還兵が東京で繰り広げる、ハードボイルド・バイオレンス

日米ハーフの尾関は、ベトナムで米兵として戦った後、多摩の農場で静かに暮らしていた。
そこへ、記憶の底に眠らせていた昔の戦友が次々に現れる。否応無しにトラブルに巻き込まれ、深みにはまっていく展開に、頁をめくる手が止まらない。
しかし、悪党の金をベトナムに還元する、という尾関の美学はよく分からない。ましてや、そのために自分どころか愛した女の命まで賭けようとする行動には、とてもでは無いが共感できない。
ベトナムで地獄を味わい心を病んだから、ということで納得するしかないのだろうか。
あとがきによると、当作品は作者の七作品目ということになっているが、実際には一作目か二作目に書いたものの書き直しだとか。やはり少々未熟さを感じてしまうことは否定できない。
狼でもなくAmazon書評・レビュー:狼でもなくより
4191233513

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