ジュークボックス

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種別
長編
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あらすじ

1990年03月01日 ジュークボックス

焼け跡に残っていたのは、壊れたジュークボックスと4人の老人の焼死体だった。しかし、死んだはずの老人たちは、推論画像処理装置(ビデオコンポージットプロセッサー)が再生する〈機械じかけの現実〉の中、若き兵士の姿となって戦っていた!?生命言語(ランガー)とは何か…。太陽系融合惑星(ユニバーサルスタジオ)とはどんなものか…。生体戦闘システムに神経接続(リンク)された人間(コマンド)の熾烈な宇宙戦争―それは奇想とアイロニーにみちた目覚めることなき悪夢か。奇才が描く驚異のコンピュータワールド。(「BOOK」データベースより)

評判

ジュークボックスの評価:

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ジュークボックスの総合評価:

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2
(5pt)

生命言語を描くメタフィクション、これがSFのセンスオブワンダーだ!

生体工学兵器にジャックインするサイバーパンクであり、
謎の存在との戦争ものであり、
生命言語を描くメタフィクションであり、ハーラン・エリスンの
「北緯38度54分、西経77度0分13秒、ランゲルハンス島沖を漂流中」
へのオマージュでもある。
例によって並のSF作家の3倍以上のアイデアをぶち込んでいる凄さ。
50年代アメリカの青春小説でもあります。
どれかひとつのネタだけでも傑作と言われるだろうに、
二つの現実に見事に説明を付けるラストも素晴しい。
アーサー・C・クラーク の「2010年宇宙の旅」 の結末にぶっ飛んだ方は、
ぜひともこれを読んで欲しい。
機械知性と人間知性の関係においても、
センス・オブ・ワンダーが大爆裂します。
重厚な大長編ではなくて、短編連作形式なのが軽く思われて減点する人もいそうだが、
『宝石泥棒』 や『エイダ』 に匹敵する認識論SFでもある。
ジュークボックス Amazon書評・レビュー: ジュークボックスより
4191241478
No.1
(5pt)

サイバーパンク/宇宙戦争ものSFです

とてもSFとは思えないタイトルだが、
異世界もの、サイバーパンクもの、宇宙戦争もの、エイリアンもの、
などの要素が詰まったれっきとしたSF。
構成としては短編集だが、
プロローグとエピローグ的な2作を挟むことで
連鎖式短編集のような長編の構造を浮かび上がらせている。
先に挙げたSFの要素の他に、痴呆老人も扱っており、
ミステリ『恍惚病棟』とは、
同じテーマを違うジャンルでアプローチしたペア作品として見ることもできるかもしれない。
悪夢的またはギャグのような敵の姿は、
最近のアニメ『エヴァンゲリオン』やマンガ『封神演義』などではしばしば見られるが、
あまりにも異質であることとして積極的かつ真面目にSFに採り入れている方法には一読の価値がある。
最後にはあまりにも異常な世界の秘密や、生命言語なる概念も説明されるし、
『地球・精神分析記録』のようなミステリーの仕掛けを持ったSFとして読むにも耐える佳作である。
ジュークボックス Amazon書評・レビュー: ジュークボックスより
4191241478

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