カディスの赤い星

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初版刊行(参考)
種別
長編
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12,059回
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12
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44
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あらすじ

2007年02月10日 新装版 カディスの赤い星(上) (講談社文庫)

フリーのPRマン・漆田亮は、得意先の日野楽器から、ある男を探してくれと頼まれる。男の名はサントス、二十年前スペインの有名なギター製作家ホセ・ラモスを訪ねた日本人ギタリストだという。サントス探しに奔走する漆田は、やがて大きな事件に巻き込まれてゆく。直木賞を受賞した、著者の代表傑作長編。第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回冒険小説協会大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

カディスの赤い星の評価:

7.00/10点 レビュー 3件。 A ランク

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平均点7.00pt

カディスの赤い星の総合評価:

8.83/10点 レビュー 59件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.56
(5pt)

ハードボイルド・ミステリとアクション・サスペンスが同居する、傑作冒険小説

あとがきによると、著者の事実上の処女作にあたるとのこと。なるほど当時の著者がもてるアイデアの全てを注ぎ込んだと思われる、渾身の作品になっている。
日本編にあたる上巻はハードボイルド・タッチのミステリだが、下巻のスペイン編になるとハリウッド映画さながらのサスペンス・アクションとなり、手に汗握る展開が繰り広げられる。それぞれ別の作品にしても十分通用するような、充実したストーリーである。
男の友情が描かれる胸熱なシーンがたくさん描かれ、ラストにはとても切ないシーンも登場する。長い作品ながら、その分とても読み応えのある傑作である。
ところで、主人公は広告代理店上がりのPRマンという設定だが、いのちの瀬戸際にあっても相手にシニカルなセリフを吐き、また女性にもモテまくる色男ぶりは、まるでジェームズ・ボンドのよう。
カディスの赤い星〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カディスの赤い星〈上〉 (講談社文庫)より
4061844954
No.55
(1pt)

退屈な作品

逢坂剛が優れた作家であることは認める。だが、この作品はダメだった。
 文学賞トリプル受賞作品ということで、大いに期待して読み始めたが、失望感が半端なかった。
 冗長な展開、主人公のリアリティのなさ、うんざりするほど退屈な作品だ。
 主人公の漆田が理沙代を初めて抱く場面、飲みすぎてゲロ吐いた女を平気で抱くか? しかも愛する女をだぞ。おまけに処女だった理沙代が初体験で絶頂を極めるという、まるで出来の悪い男の妄想のような都合よさ。この一点だけでも呆れかえってついていけない。
 そもそも一介のPRマンにすぎない漆田が、命がけで活躍する必然性が全く感じられない。これだけ危機意識のないボンクラなら、三回ぐらい死んでてもおかしくないのに、最後まで作者の御都合主義で生き残ってしまう。そのくせ、理沙代はあっけなく殺してしまうひどい展開。
 傑作扱いされててこれほどひどい作品を読んだのは初めてだ。
新装版 カディスの赤い星(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 カディスの赤い星(上) (講談社文庫)より
4062756404
No.54
(1pt)

退屈な作品

逢坂剛が優れた作家であることは認める。だが、この作品はダメだった。
 文学賞トリプル受賞作品ということで、大いに期待して読み始めたが、失望感が半端なかった。
 冗長な展開、主人公のリアリティのなさ、うんざりするほど退屈な作品だ。
 主人公の漆田が理沙代を初めて抱く場面、飲みすぎてゲロ吐いた女を平気で抱くか? しかも愛する女をだぞ。おまけに処女だった理沙代が初体験で絶頂を極めるという、まるで出来の悪い男の妄想のような都合よさ。この一点だけでも呆れかえってついていけない。
 そもそも一介のPRマンにすぎない漆田が、命がけで活躍する必然性が全く感じられない。これだけ危機意識のないボンクラなら、三回ぐらい死んでてもおかしくないのに、最後まで作者の御都合主義で生き残ってしまう。そのくせ、理沙代はあっけなく殺してしまうひどい展開。
 傑作扱いされててこれほどひどい作品を読んだのは初めてだ。
カディスの赤い星〈上〉 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集) Amazon書評・レビュー: カディスの赤い星〈上〉 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)より
4575658529
No.53
(1pt)
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退屈な作品

逢坂剛が優れた作家であることは認める。だが、この作品はダメだった。
 文学賞トリプル受賞作品ということで、大いに期待して読み始めたが、失望感が半端なかった。
 冗長な展開、主人公のリアリティのなさ、うんざりするほど退屈な作品だ。
 主人公の漆田が理沙代を初めて抱く場面、飲みすぎてゲロ吐いた女を平気で抱くか? しかも愛する女をだぞ。おまけに処女だった理沙代が初体験で絶頂を極めるという、まるで出来の悪い男の妄想のような都合よさ。この一点だけでも呆れかえってついていけない。
 そもそも一介のPRマンにすぎない漆田が、命がけで活躍する必然性が全く感じられない。これだけ危機意識のないボンクラなら、三回ぐらい死んでてもおかしくないのに、最後まで作者の御都合主義で生き残ってしまう。そのくせ、理沙代はあっけなく殺してしまうひどい展開。
 傑作扱いされててこれほどひどい作品を読んだのは初めてだ。
カディスの赤い星〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カディスの赤い星〈上〉 (講談社文庫)より
4061844954
No.52
(5pt)

藤原伊織氏との共通点

何年かぶりに再読しました。
同じ広告業界出身の作家さんである、藤原伊織氏にも共通する物語づくりのうまさがきらりと光る名作だと思います。
出版年を見ると、本書の出版が1986年、藤原伊織氏のミステリ分野でのデビュー作「テロリストのパラソル」が1995年(デビュー作がすばる文学賞を取ったのは1987年)と、この分野では、逢坂氏が10年ほど先輩のようです。
二人の作家の作品に多く出てくるポイントは、主人公は世間一般の意味でのエリート街道から外れていても仕事のできる人、頼りになるできる部下がいる、主人公に惹かれるヒロインも仕事ができる、主人公とそりが合わない官僚的な取引先がいるが、その上司は主人公を高く評価するといった点でしょうか。
ビジネスマンからすれば、そんな立場に立ってみたいと思うような環境です。
本書もそんな登場人物たちが、ギターの名器とスペイン革命の陰で失われた宝石を巡る複雑なプロットで活き活きとした姿を見せてくれます。
今にしても思うと、冒険小説、ミステリー的な展開以外に、その後の逢坂氏の作品に多く出てくるような企業小説的な側面も多く垣間見られるようです。
新装版 カディスの赤い星(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 カディスの赤い星(上) (講談社文庫)より
4062756404

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