バッドフレンド・ライク・ミー
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とある出来事から落ち込んでいた主人公。怪しい男から、怪しいバイトを持ち掛け、どんどん深みにはまっていくが。犯罪行為の先に自信を取り戻せるのか、という話。 土台、犯罪行為を行って自信を回復させる、いうストーリー自身が個人的には気に入らないし、特段スリリングなシーンがあるわけでもない。 青春小説っぽいのか何なのか分からないが、形容しようがない話でした。 個人的には、どこを楽しめばよいのかわからない小説でした。 | ||||
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世田谷区の閑静な住宅街を歩いてて、(どれだけ仕事を頑張っても俺はこんな家は持てないんだろうな)と思った時や、駅でスタイル抜群の美人を見かけて(俺がこんな女と付き合う事は無いんだろうな)と思った時。地方から東京に出てきた最初の内に感じていた無力感。嫉妬にすらならないような若い諦めを思い出す事が出来る小説だった。 普通の人間は見切りを付けて大人になり、程々の努力をし程々の幸せを手に入れようとする。しかし、この主人公は非常に愚かなので、全てを手に入れるためにジンの誘いに乗ってしまう。この愚かさや焦燥感は昔の自分が絶対に持っていた物で、危険な道をひた走る主人公に何故か共感し応援してしまう。 ラストが少しアッサリしていたという意見もあるが、あれ以上はむしろ語りすぎだと思う。次回作にも期待。 | ||||
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ブランドの服を着ていたら、大金を稼げていたら、他人よりも秀でていたら、自信を持てるのか? やってみて、そこそこ上手くいったけど、これがいいのか? と満たされない。 この「空虚」さや群れからはぐれた「孤独」に共感する人はいるんじゃないか。 どうやったら、自分をすごいと思えるのか? 犯罪行為に手を染めて、他人より賢く稼げたら、特別になって自信を持てるのか? 誰かに認めてもらえるのか? そんな問いに対して、描かれるアンサーがとてもよかった。 東京を舞台にした犯罪計画! 一体自分は何に巻き込まれたのか? でも、最大の謎は「俺って一体何なの?」ということだったのではないか。 アクロバティックな構成が綺麗に着地して、心地の良い読後感でした! | ||||
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