月蝕姫のキス



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    初公開日(参考)2008年10月
    分類

    長編小説

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    月蝕姫のキス (ミステリーYA!)

    2008年10月01日 月蝕姫のキス (ミステリーYA!)

    高校生の暮林少年は、なにごとも論理的に考えぬかないと気がすまないというやっかいな性格の持ち主だ。まるで、かの名探偵エラリー・クイーンのように。ある日、学校の近くで起こった奇妙な殺人事件。偶然巻き込まれてしまった暮林少年は、考えに考えるうちに恐ろしい事実に気づく。クラスメートのあの子が犯人だとすれば、すべてのつじつまが合うということに。しかし、静かな町を揺るがすさらなる事件が起きる…。本格的な謎解きの要素に満ちた叙情あふれるミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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    月蝕姫のキスの総合評価:4.40/10点レビュー 5件。Dランク


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    No.5:
    (1pt)

    おいてきぼり

    強制的にロジックの渦に引きずり込んでおきながら
    夢想的なオチでその世界から読者を吐き捨てる。

    稚拙なトリック。
    ファンタジーとしては非常に読みづらい。

    『探偵小説』と銘打ってはいるものの
    お世辞にもそうは言い難い終盤の投げやりな展開。

    本作の執筆への飽きからくる強引な締め、
    さも余韻を残したかのような終わらせ方。


    ただ作者の意図がそこにあるかは別として、
    読者は必然的に最後まで読まされてしまう。

    しかしその結果、読者は『おいてきぼり』。
    月蝕姫のキス (ミステリーYA!)Amazon書評・レビュー:月蝕姫のキス (ミステリーYA!)より
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    No.4:
    (3pt)

    前半はともかく…

    最初に書いておくが、著者のファンであり、ミステリの作品に関しては、ほとんど読んでいる。だから、近年、著者が江戸川乱歩の少年物、しかも探偵小説を愛し、その系統の作品を発表していることも知っている。本作に関する限り、ヤングアダルト向けの本シリーズの1冊であること、著者のそういった傾向とも合致していることから、読む前は楽しみにしていた。
    前半部分では、ヒロインが持つ雰囲気に魅せられてしまった。
    しかし、後半部分になると、首を傾げたくなってしまった。探偵小説が奇妙なファンタジーのようになってしまっている。これなら、いっそ全体をファンタジーにしてしまった方が、収まりが良かったように思う。
    デビュー当時のキレの良さは、どこにいってしまったのだろうか?

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    4652086091
    No.3:
    (1pt)

    フアンならば許せれるか・・

    謎解きではじまり、主人公の高校生(だと思うが・・)のつまらない駄弁がつづき、180ページを過ぎてもいっこうに面白みがでてこない。いっそ読むのを止めようとおもったやさき、いきなり社会正義を振りかざしたと思いきや、ホラーじみた転回となりあげくはSFとなってしまった。なんだこりゃ、お寿司に紫の代りに、ソースをかけて食べたような、気持ち悪さをおぼえてしまった。どうやら作者はこの物語のおちが好みとみえ、続きを考えているもよう。
    こちらの味覚がおかしくなるまえに退散するとしよう。
    作者のファン向きのもので、それ以上ではない。
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    No.2:
    (2pt)

    もうちょいかな

    内向的で引っ込みがちな主人公が殺人事件に巻き込まれていくってのはいいんだけど、後半に行くにつれておもしろさが失速していきます。はみ出し者の刑事や子供のプロ犯罪者など魅力的なキャラが出てくるんですが、なんかせっかくの設定をうまく活かせてない感じでした。どうせなら主人公とはみ出し者の刑事が協力しながら事件の真相を探っていくとかすればおもしろいのに。もったいない作品です。
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    4652086091
    No.1:
    (4pt)

    劇的で幻想的なクライマックス!!

    物語は、美しい同級生の少女を巻き込んで起る殺人事件と、真相を追う内に少女に疑念と抱くと同時に、強く惹かれていく少年の心の葛藤が描かれる。そして驚愕の真相が判明する時・・・劇的なクライマックスが!!
    実は中間まではちょっと困った。どちらかと言うと地味であまりカッコ良くない主人公の日常、私には難しいと感じる論理、余り目立たない脇役陣・・・そんな風に感じてしまったのですね。ところが、後半に入ると一変!主人公と少女の間の行き詰まるやりとりが始まり目が離せなくなります!クライマックスは凄い!荒唐無稽とも言えますが、ファンタジックで破天荒とも思える展開。激しく妖しく美しい・・・まさしく「月蝕姫のキス!!」のような幻想的な展開です!
    「あとがき」を読むと、作者の芦辺氏は名探偵の「誕生」物語を意識していたようで、確かに後日談の部分でそんな描写もありますが、本編の中では「探偵物」という雰囲気は感じません。そんな面や、他の登場人物の役割や描写についてもう少し緻密に書いてあれば驚くような傑作 に・・・と思わないでも無いけれど、これはこれで楽しめましたね・・・。
    「叙情あふれるミステリー」というには少女の存在感が余りに強烈ですが、結末にはそこはかとなく切ない叙情が流れています。とは言っても、それは涙とは無縁の、あえて言えば、「月蝕姫」の残り香のようなものでしょうか・・・。
    美しくも妖しい・・・不思議なミステリーが読んでみたい人に・・・。
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