禁忌の子

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種別
長編
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あらすじ

2024年10月10日 禁忌の子

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係性は何なのか、旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先に、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第34回鮎川哲也賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

禁忌の子の評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

禁忌の子の総合評価:

7.68/10点 レビュー 145件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(7pt)

禁忌の子の感想

2024年度の鮎川哲也賞受賞作品。
物語は救急医の元に搬送された溺死体が主人公に瓜二つであった事から始まる。彼は何者なのか? なぜ同じ顔をしているのか?ミステリとしての謎が魅力的であり、文章も読みやすく没入感がある作品でした。

作者は現役の女性医師である方。その為か医療現場の雰囲気や描写が専門的で面白く刺激になりました。特に救急現場のシーンは臨場感があって引き込まれました。そして作者が女性医師というのは、本書の評価において重要な要素の一つになっていると感じます。世のレビューにも多くみられますが、ミステリーとしての物語を作る為か、倫理感が独特だったり、嫌悪されるであろう要素がいくつか見られます。でもこの作者なら、理解した上で書いているのだと納得できる為です。一般的な男性作家だったら非難を受けていたかもしれません。予備知識がない方が楽しめる作品なので、どういう要素なのかはネタバレ側で後述しますが、小説というフィクションだから描ける社会問題を内包した作品です。
タイトルの作り方が巧みで、意味合いや印象も抜群でした。事件の結末や探偵役のキャラクターも魅力的で好みでした。後味は好みが分かれるかもしれませんが、強く印象に残るのは大きな魅力。シリーズ化されるなら次作も読んでみたいと思わせる作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.144
(2pt)

久しぶりの一気読み、次作も楽しみです

会う約束をしていた人の死に直面するが、殺人なのか自殺なのか判然としない。医師2人がその謎に理詰めで向き合うが聡明さが心地よい。さらに終盤に畳み掛けるような展開で読むスピードが増した。おそらく心拍数も上がっていたに違いない。
禁忌の子 Amazon書評・レビュー: 禁忌の子より
4488025692
No.143
(4pt)

良質なサスペンス

どんでん返しものというより、良質なサスペンス。ただ、中盤以降のテーマが重たく、自分はあるキャラクターに同情して涙を流してしまった。文章は読みやすく、難しい医療の蘊蓄もスイスイ理解できた。結構救いのない話なのに、読後感がそれほど悲壮でないのが不思議。
禁忌の子 Amazon書評・レビュー: 禁忌の子より
4488025692
No.142
(5pt)

極上のミステリー

作者が現役のお医者様ということもあり、救急医療や生殖医療に関わる描写はものすごくリアルで緊迫感があります。2つの死体をめぐり、事故か他殺かそれとも自殺なのか、密室のトリックもありミステリーとして素晴らしい謎解きがあります。そして主人公とそっくりな死体をめぐり、隠された誕生の秘密にせまってくストーリー。からまった糸が少しずつ解けていって、明かされる衝撃のラスト。最近ないくらい没入できました。しかしそこまで重い感じにならないのは、作者のタッチに優しさが感じられるからかな。
禁忌の子 Amazon書評・レビュー: 禁忌の子より
4488025692
No.141
(5pt)

2025年に読んだ本で一番のインパクト

冒頭の謎の答えは推測しやすかったものの、読むうちにどんどん引き込まていき、最後の1行が京極夏彦さんの『女郎蜘蛛の理』の最後に匹敵するすさまじさでした。
禁忌の子 Amazon書評・レビュー: 禁忌の子より
4488025692
No.140
(5pt)

小説

すごく考えさせらえた本でした。一気読みでした。
禁忌の子 Amazon書評・レビュー: 禁忌の子より
4488025692

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