赤い拇指紋
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
赤い拇指紋の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
赤い拇指紋の総合評価:
9.00/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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著者曰く、常識的な主人公にした。とのことですが、実際のところハンサムで運動能力抜群、法学と医学の両方に長けていて、化学的知識も観察力も頭も抜群に良いというハイスペック人材です。ホームズもあれだけ頭がいいのにボクシングで殴り合ったり滝の上で格闘を演じたりと万能感がありますが、そこは割り引いて考えましょう。
タイトルの通りカギになるのは指紋であり何かしらのトリックがあるのは読み取れますが、さてそれは何でしょう。というところ。犯人のちょっとしたボロを掴みながらぐいぐいとその身元に迫っていくのはなかなか迫力があります。
犯人の反撃もあり証拠の分析もありというところで登場するのが実験ガジェットと実演実験シーン。これは相当に珍しいですが、丁寧な描写は現在読んでもちゃちな二時間ドラマよりも質が良い。
登場人物の描写や、平凡を絵に描いたジャービス医師の素朴な心理と恋の行方もあり、サスペンス物として読むことも出来ます。
同じくソーンダイク博士の倒叙ミステリーの短編集もおすすめです。シリーズを通じて語り部役のジャービス博士(ワトソン博士のポジション)をはじめ、友人のアンスティ弁護士や、助手のポルトン氏など、レギュラーメンバーがそれぞれ語り役を務めるシリーズもありなかなかにおもしろいです。病みつきになりますよ。