ネヴァー・ゲーム
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あらすじ
ドンデン返しの魔術師の新シリーズ、流浪の名探偵コルター・ショウ!シリコンヴァレーに暗躍する連続誘拐犯。死のゲームに囚われた被害者を救い出せ。怜悧な頭脳とサバイバル術で完全犯罪を暴く新ヒーローの誕生。姿を消した人間を追跡する名人、コルター・ショウ。失踪人や逃亡犯に懸賞金がかけられると、彼は現地へ赴いて調査に着手する。つねに冷静に状況を分析する明晰な頭脳と、父に叩きこまれたサバイバル術で多くの事件を解決してきた。今回ショウはシリコンバレーに住む男の依頼で、失踪した娘を探すことになった。カフェを出たあと、忽然と姿を消した彼女は無事なのか? どこにいるのか? 非協力的な警察に悩まされながら調査を続けるショウは、事件の背後にはビデオゲームが絡んでいることを知る。被害者を誘拐し、『ウィスパリング・マン』というゲームを模倣して監禁する犯人〈ゲーマー〉。刻々と死の迫る被害者たちの居場所を突き止め、彼らの命を救うために知力と体力を尽くすショウ。犯人は誰なのか。単なる愉快犯なのか。あるいは何か隠された動機があるのか――?懸賞金を求めて難事件に挑み、不可解な死を遂げた父の謎を追う名探偵コルター・ショウ。リンカーン・ライム、キャサリン・ダンスに続く新ヒーロー誕生。時限爆弾のようなサスペンスに意外な真相を仕掛けたシリーズ第1作。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
ネヴァー・ゲームの評価:
6.50/10点 レビュー 2件。 B ランク
ネヴァー・ゲームの総合評価:
7.53/10点 レビュー 15件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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リンカーン・ライム、キャサリン・ダンスに続く第三のヒーローの登場。「懸賞金ハンター」という聞き慣れない仕事を持つヒーローが失踪人を探し、事件を解明して行くサスペンス・ミステリーの新シリーズ第一作である。
異常なまでに用心深かった父親からサバイバル技能を叩き込まれた探偵コルター・ショウは、身に付けた追跡技術を生かし、アメリカ中を旅しながら懸賞金を掛けられた失踪人を探して懸賞金を得ている。今回ショウが依頼を受けたのはシリコンバレーに住む19歳の女子学生で、カフェに立ち寄ったあと姿を消してしまったのだが、身代金の要求は無く、事故に遭った様子も無かった。わずかな手がかりを追ううちに、失踪の裏側にビデオゲームが関係しているのではないかと疑ったショウだったが、警察は馬鹿げているとして全く協力しようとせず、調査は難航を極めていた。そこに、新たな誘拐殺人事件が発生、事件の背景にゲームが存在するとの確信をさらに深めたショウは、シリコンバレーのゲーム業界の闇に単身で切り込んで行く・・・。
まず「懸賞金ハンター」という設定がユニーク。逃亡犯や保釈金を踏み倒した人物を連れ戻して報酬を得る賞金稼ぎとは異なり、ショウは行方不明の人なら迷子から認知症の老人まで、誰でも対象として居場所を特定し、家族が出す懸賞金を受け取るのを生業としている。一応、探偵ではあるのだが正式な免許は取得していないため警察には信用されず、基本的に一人で動き回るしかない。そんなショウの最大の武器は、子供の時に叩き込まれたサバイバル術に基づく「追跡」技術である。アメリカ開拓時代のフロンティア精神の塊りみたいな男が、IT技術のフロンティアであるビデオゲームの世界に切り込むという対比が面白い。ストーリー展開は、犯人探しであると同時に、刻々と死が迫る被害者を救出するタイムリミット・サスペンスでもあり、犯人が特定できたと思ったのもつかの間、新たな疑問に突き当たって振り出しに戻るという、ディーヴァーお得意の二転三転、どんでん返しが繰り広げられる。それでも本作ではリンカーン・ライム・シリーズほどのあざとさがないので、読んでいて安心感がある。
ディーヴァー・ファンはもちろん、サスペンス・ミステリーのファンならどなたにもオススメしたい。