堕ちる天使
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映画「 エンゼル・ハート」の原作です。映画の映像イメージを重ね合わせながら読み進めないと、イメージし辛いでしょう。1945年前後、セピア色のアメリカを舞台にしたホラーサスペンスですが、日本人の知り得ない現地NYの有名店や時代的な有名人物と世俗風刺、当時の文化や洒落に精通(注釈が頻繁に入る)してないと十分には楽しめません。しかも、唐突に”ニワトリの片足”とか謎ワードが出現して、サタニズム(悪魔崇拝)に詳しくないと、「はっ?」って感じで噴飯してしまいます。 私は映画が好きで更に原作に手を出した類ですが、それでもよくわかんない部分もありました。そして、映画よりも総じて表現がエグいです。ラストは倫理上、映像化出来なかった(のだろう)黒ミサのシーンもあるんで、映画「 エンゼル・ハート」を何回も繰り返し見た様なコアなファンなら手に取ってみてもいいかもしれません。 | ||||
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学生の頃映画館でみました。換気扇や海辺のシーンがとても印象的でまた見たいな~と思いつつ 最近Blu-rayでやっと見ました。やっぱり面白い!これは原作を読まねば!と。 先日読み切りました。 舞台はニューヨークだし、雰囲気はまさにハードボイルド。 少し違いがあるけれど、流れはほぼ一緒で脳内で映画を再生しつつ、映画では良く分らなかった事も判明したので読んでよかったです。そして映画をもう一回見たくなったので見るつもり。 訳がイマイチ、言葉がイマイチと言う方もいますが、確かに今読むと時代を感じてしまう言葉遣いが多いけれど 、81年の作品ですからね。訳が悪くて話が解らなくなる事もないし、当時の翻訳は映画も本もこんな感じが多かったので気になりません。 何でもかんでも今風にしろというのはちょっと違う気がします。 エピファニーが「~ではなくて?」なんて話す所は素敵だと思います。 余談ですが映画館で見た当時は2本立てでやってまして、 もう一本はシュワルツェネッガーのプレデターでした(笑) 何故この組み合わせ!と思いつつ、しっかり2本見たのが思い出です。 | ||||
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91年に日曜洋画劇場でこの映画を観た際に、主役二人の俳優は当初ロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンでキャスティングされていたのだが、二人共降板しデニーロとミッキー・ロークに変わったと淀川長治さんが前説で告げていた。何か迷信めいた不吉なものがあって次の俳優が中々決まらず、監督もアラン・パーカーになるまでにいろいろあったらしいと… 映画は全編を通した薄気味の悪さが脳裏に焼き付いていてニューヨークの寒々とした雪景色と終戦に沸く賑わい。後半からのジメジメした南部の閉塞感の対比も印象的でブードゥー、悪魔崇拝等暗くドロドロした陰鬱な感じを良く覚えている。 原作があったと知り読んでみた訳だが、当時の描写に対するディテールの注釈が多く、訳者の努力は大変な物だったと感じるがいちいち拾ってしまうと読書のリズムを損なわれる。映像を思い浮かべながら読み進めても合致しない感じが常に付き纏うのは、 原作の主人公は終始自身を達観視している節があり最後に奈落の底に突き落とされたような映画の主人公とは雲泥の差がある。後半の舞台がニューオリンズにならない事の影響も大でオカルトよりもハードボイルドというか探偵色が強い。映画観てなかったら多分読んでないな… アラン・パーカーという監督はその土地に根差した不気味な映像を撮るのが抜群に旨くミッドナイト・エクスプレス とかミシシッピー・バーニングなんかも彷彿とさせるものがある。 | ||||
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その当時、書籍も読んで映画も観た。映画の内容が全然違うものに思えてドン引きしたことを覚えている。 私は原作の方が断然面白いと思っている。レビューにあるような和訳も問題なく読めていた。 原作本はかなり衝撃的なので(一度読んだら頭から離れないおどろおどろしさ!)、万人向きするとは思えませんが、たま〜に手にとって見たくなるのです。 | ||||
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訳の善し悪しが書かれているので、SFの某御大のようだったら嫌だなと思ったら、気になりませんでした。 映画版の予告でチラッとワインサップの殺害シーンがあり、ネットで調べると主人公に情報を提供するマスコミ業界の女性の死もあるらしい。 ともに映画ではカットされているので、原作では・・・と思ったのですがなかったですね | ||||
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