まだすべてを忘れたわけではない
- 精神科医 (98)
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基本的には精神科医によって治療の現場と捜査状況が語られる、という形式で物語は進む。進むうちに、とある事情から自らも事件に関わっていることを思い知らされて、精神科医は事件をむしろコントロールしようと企み始める……というものではあるが、時系列が錯綜していて結構読みづらい印象がある。しかも「記憶の回復」というテーマの物語内において、記憶には捏造されるものもあると述べるのならば、究極的には「何が事実を保証するのか」ということ自体が曖昧にならざるをえないだろうし、それをこの小説は特に問題視していないように見える。犯人が「意外な人物」だという特徴はあるものの、それもただ意外なだけで面白みはない。しかも精神科医の「語り」は一体「誰に向かって語られているのか」ということも最後まで謎のままである。素材は良いのに扱いが上手くなかったという感想。 | ||||
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表紙の絵に惹かれて購入しました。冒頭の、子持ちには直視し辛い程の生々しい暴力描写にむしろ確信を得て読み進め、育児の傍ら少しでも手が空くと本を手に取る状態で、今朝6時半。 精神に病理がある人間、凡庸で嘘の負荷に耐えられない人間、理知的でトラウマを抱える人間、各々の内面にどんどん踏み込んでも矛盾を感じさせず次の章へと巧みに誘う作者の手法にひたすらページを繰る手が止まりませんでした。翻訳モノの読みにくさとも全く無縁で、しおりに登場人物の要約が書いてあるのも行き届いた編集だなぁと感心しました。面白過ぎてしおりを確認する必要なんてなかったけども! 映像化されてるなら観てみたいです。文庫で500ページ超に及ぶこの話を簡略するのは至難の業だし、どの部分も削っては成立しなさそうだけど… | ||||
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うーん。全般ダラダラと、退屈だった。辛抱してよみあげたが、これは小説?まあ小説と言えばそうだけどなんか最後のオチがオチではいんじゃない?的な、現実アルアルみたいな感じかなぁ~。ふぅっ、なんか患者カルテをズラーッと読んでる感じ。こう言うのが好きな人は大いにすきだろうけど、私には退屈が長すぎた。 | ||||
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