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ミステリーの系譜

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あらすじ

1975年02月10日 ミステリーの系譜 (中公文庫)

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評判

ミステリーの系譜の評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点9.00pt

ミステリーの系譜の総合評価:

9.31/10点 レビュー 16件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.15
(5pt)

直にくる。

以前、菅賀江留郎先生の『冤罪と人類』をレビューしました。ずいぶんと遠大なタイトルですが、取り扱っている冤罪は邦国のみであり、すべてアダム・スミスの『道徳感情論』でそのプロセスが説明できるという内容で、正直違和感を拭えぬかった。ひとつの見方としてはおもしろいとは思うものの、アダム・スミスの『道徳感情論』への愛を叫ぶために冤罪事件を扱っているように見えなくもなくて。もちろんそんなことはないのでしょうが。そのなかに本著に触れられている部分がありました。
本著は実際にあった事件を小説としてではなく、事実をそのまま考察をからめ淡々描出したものです。連載では数多扱っていたようですが、書籍化にあたり、三篇に絞ったらしく、本著に収められているのはそれだけです。一篇には、津山三十人殺しがあり。つまらないだろう、と短絡的な方は思うでしょうが、逆に非常におもしろい。虚仮威しの文句もないのが、逆にそら恐ろしくもなりますし。もともとそっけない筆致の方ですが、よりそっけなく、淡々と事実を並べてゆくため、その事件の凄惨さがつたわってきますし、さりとて囚われずに見てゆく目も同時に得られます。そして非常に読みやすい。彼の社会派推理小説より、ずっとおもしろい、かもしれません。
ミステリーの系譜 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ミステリーの系譜 (中公文庫)より
4122001625
No.14
(5pt)

直にくる。

以前、菅賀江留郎先生の『冤罪と人類』をレビューしました。ずいぶんと遠大なタイトルですが、取り扱っている冤罪は邦国のみであり、すべてアダム・スミスの『道徳感情論』でそのプロセスが説明できるという内容で、正直違和感を拭えぬかった。ひとつの見方としてはおもしろいとは思うものの、アダム・スミスの『道徳感情論』への愛を叫ぶために冤罪事件を扱っているように見えなくもなくて。もちろんそんなことはないのでしょうが。そのなかに本著に触れられている部分がありました。
本著は実際にあった事件を小説としてではなく、事実をそのまま考察をからめ淡々描出したものです。連載では数多扱っていたようですが、書籍化にあたり、三篇に絞ったらしく、本著に収められているのはそれだけです。一篇には、津山三十人殺しがあり。つまらないだろう、と短絡的な方は思うでしょうが、逆に非常におもしろい。虚仮威しの文句もないのが、逆にそら恐ろしくもなりますし。もともとそっけない筆致の方ですが、よりそっけなく、淡々と事実を並べてゆくため、その事件の凄惨さがつたわってきますし、さりとて囚われずに見てゆく目も同時に得られます。そして非常に読みやすい。彼の社会派推理小説より、ずっとおもしろい、かもしれません。
ミステリーの系譜 (1968年) Amazon書評・レビュー: ミステリーの系譜 (1968年)より
B000JB1PUE
No.13
(5pt)

生々しい取材の裏付け。

昔読んで、もう一度読みたくて購入。
今も恐ろしい事件が数多く起きていますが、こんな昔にも恐ろしいことは起こっていて、現代とは違う恐ろしさもあり、ゾッとしました。

やはり清張は素晴らしい!
ミステリーの系譜 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ミステリーの系譜 (中公文庫)より
4122001625
No.12
(5pt)

生々しい取材の裏付け。

昔読んで、もう一度読みたくて購入。
今も恐ろしい事件が数多く起きていますが、こんな昔にも恐ろしいことは起こっていて、現代とは違う恐ろしさもあり、ゾッとしました。

やはり清張は素晴らしい!
ミステリーの系譜 (1968年) Amazon書評・レビュー: ミステリーの系譜 (1968年)より
B000JB1PUE
No.11
(5pt)

珠玉の短編三作

『闇に駆ける猟銃』『肉鍋を食う女』『二人の真犯人』の三編が収録されています。
実は私『闇に駆ける猟銃』つまり「津山・都井睦夫事件顛末」目当てで購入したのですが、『肉鍋を食う女』の迫力に満ちた描写が凄まじく、こちらの方が強く印象に残りました。
『二人の真犯人』は死刑制度、そして警察の証拠捏造に迫る一篇。こちらも読ませてくれます。
大正、昭和の事件簿解読を趣味にされている方には特にお薦め出来る短編集だと思います。
ミステリーの系譜 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ミステリーの系譜 (中公文庫)より
4122001625

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