寝台車の殺人者
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他の作品のあとがきに影響されてか、この第1作を習作扱いするレビューが多いですが、代名詞の多用により筋がわかりづらいジャプリゾ作品群にあって本作はとてもわかりやすく読めましたね。かつ、英米ミステリとは全く違う文章の「音感」というか話法、これも独特で気に入っています。 一方、話題の集中する「シンデレラの罠」が当時全然ストーリーが理解できなくて、長らく評価を保留してきました。新訳を契機に読み直したらとても分かりやすくなっていて、やはり代表作にふさわしいと再評価できたものです。 | ||||
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「シンデレラの罠」等で有名な鬼才S.ジャプリゾのデビュー作。題名の通り寝台車に乗り合わせた人々が次々に殺されるのだが、残念ながらストーリー展開、犯人共に平凡である。前例があるのである。作者なりに工夫を凝らした後が窺がえるだけに余計残念に思う。私は先に「新車の中の女」、「シンデレラの罠」を読んでいたので、殊更そう感じたのかもしれない。 だが、文体等に新鮮さが感じられて、大化けする予感を読者に与える事も確かだ。これも、その後の作品を知っているせいかもしれないが。ジャプリゾにとって本作は習作的な意味合いがあったのではないか。その後のステップ・アップを考えるとそう思う。 | ||||
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